2016年8月8日月曜日、八代で旧友と再会
早朝起床してしまったのでベッドの中でKindleを手に「脳が壊れた」を読了。重たいテーマなのになぜか明るい気分で朝を迎えました。午前中の仕事は来月福岡で話す予定の目次づくり。前回送ったものを修正してほしいとのことでより一般的な話題に変更しつつ抄録まで仕上げてメール。人前で話すことはけっして本業ではないですしさほどの対価を得ているわけでもないのですが、こうやってテーマをもらうと必然的に勉強するようになるし、その結果思わぬヒントを得たりするので50を過ぎたらこういうのも良いのかなあと最近は考えてます。
夕方クルマに乗って八代へ。運転中ふとiPhoneの画面に目を走らすと「SoftBank」の文字が消えているではないですか。どうやらMNPが成立したようです。PAでSIMカードを入れ替えるとしばらくしてdocomo LTEの文字が表示されました。長年親しんだSoftBankよさようなら、ドコモの電波にまた戻ってきました。
実家につくとクルマをおいて街なかまでタオル片手に徒歩。先日Facebookをきっかけに高校時代の同級生と久々につながり、10数年ぶりに会うことにしたのです。普段は東京住まいの彼ですが親の介護もあり早めに帰省してるとのこと。今の仕事の話から熊本地震、高校時代の思い出話など数時間にわたっていろいろ話すことができました。帰りも気分よく二人で歩いて帰りました。高校時代には遠く感じた繁華街と学校の距離もこうやって酔っ払うと近くに思えてくるので不思議。途中コンビニに寄るとイチローが3000本安打達成!という号外が貼りだされてました。
2016年8月9日火曜日、ついにシン・ゴジラと遭遇
夏休みで遊びに来ていた妹一家と朝ごはんを食べたあと熊本市内に戻るわけですが、途中のTOHOシネマズ宇城にてようやくシン・ゴジラに遭遇することに。朝の上映だったので客は少なめでしたが2時間のあいだ完全に僕は庵野ワールドに沈没しておりました。いやこれは素晴らしい傑作。近いうちにまた会おう!と誓って自宅へ戻りました。
夜は熊本SJCD理事会へ。議事録を取りながら今回も無事に終了。終了後は武蔵ヶ丘まで移動してバンドの練習を深夜まで。メンバーが全員揃うチャンスがほとんどないので月末のツアーまでまだまだ不安が残ります。。
2016年8月10日水曜日、Iotの有効活用についてディスカッション
朝食の後ひさしぶりに某社を訪問、若い社長さんと最新デジタル事情についていろいろ情報交換したあと近所でランチしました。若い人と話していると、相談にのると見せかけといて実際は自分が学ぶことのほうが多い気がします。ちかくの同業者をたずねてしばし雑談と情報交換、ちょこっとジムに寄って自宅に戻ると20時過ぎまで溜まった仕事を仕上げたり。夕食は妻がテレビ番組に触発された作ったという手作り料理とビールで乾杯。
2016年8月11日木曜日、山の日は妻とイタリアンとピアノバーめぐり
なんだって山の日で休み?みたいな会話が日本全国あちらこちらで交わされているであろう祝日の朝、僕はシン・ゴジラの謎解き情報なんてのをネットで見てはおお、また見に行かなくては、なんて。なんだか懐かしいこの感覚、そうだ1996年くらいだったかエヴァンゲリオンの謎解きにネット民が夢中になってたあの頃の感じ。
夕方妻とバスに乗って繁華街へ。まずはなんでも一品380円という安いイタリア料理店に入り、適当に飲み始める。「絶対押すな」と書かれたベルを押すと店員たちが一斉に「テキーラ!」と反応するのが面白く、妻は何度も押しては一気飲みしているがはたして大丈夫なのだろうか。続いては開店以来お世話になっているピアノバーTwo-Fiveへ。マスターが病気になった!とFBにポストしてたので昔ながらの常連さんたちが集まって騒ぎに行くことになったのだ。案外元気そうなマスターのお顔をみてちょっと安心した僕らは深夜に至るまで代わる代わるに得意の楽器を手にしては大騒ぎ。僕も歌謡曲からフォークソング、ビートルズまで店においてあったストラトを弾き散らかし、酩酊度マックスで足元のおぼつかない妻とまるで20年前の若者時代を思いださせるようなお祭りとなりました。2018年の30週年記念パーティはきっととんでもない大騒ぎになることでしょう。
2016年8月12日金曜日、八代高校弓道部同窓会
リオデジャネイロ五輪はそんなに真剣に見るつもりじゃなかったのですが、ここまで予想以上に日本陣営が活躍してしまうとやっぱり見ないって選択はなくなるわけで、ご多分に漏れず朝から男子卓球中継に夢中になってます。妻はといえばここ最近すっかりブラジル時間で過ごしてるようで、僕とは12時間の家庭内時差が生じている状況です。それにしても若い日本人はみんな凄い。
お昼になったらバスに乗って連日の繁華街へ。今日は高校時代弓道部でお世話になった顧問の先生が定年退職になったということでプチ同窓会的なランチです。合計7名が集まりましたが、そのうち一人は卒業以来の再会、ほとんど別人と言って問題ない風貌にまで成長した中学教諭の元部長が話題の中心となりました。熊本市東区の中学校で働いているとのこと、ずいぶん近くだったのにこれまで連絡なかったなんて不思議。当然のようにここでも地震体験から話題がスタートするわけで、特に仕事が学校の先生というメンバーが多いので地震後の避難所運営なんていう裏事情の話が興味深いのでした。僕が手配したブーシーズカフェは長時間に渡る昼飲み(ほぼ4時間)を許容してくれ、とても美味しい料理で低料金、助かりました。
忙しい元部員が帰ってあと残された暇人は上通のカフェスイッチで二次会、カフェなのにまだ飲んでる。最後3人だけ残った先生と野郎二人で隣の紅蘭亭で中華料理と紹興酒でしっかり締めて解散となりました。もはや気分は18歳。
2016年8月13日土曜日、Kindleアンリミテッドにお試し登録
暑くて暑くて寝苦しく今朝もまた無謀な時間に目を覚ましてしまう。かといってエアコンつけるとどんどん体力が奪われてしまう感じで苦手なのです。結果としてアイスノン+扇風機という組み合わせになります。妻はブラジル時間で生活してるので不定期に「よっしゃあああ」などという歓声が家中に響き渡ります。柴男社長はそれに一方的に怯えるばかりです。五輪め。お昼は即席パッタイに加えてオリーブオイルをつかった素麺。これは美味しかった。ブラジル同様、家の中もだんだんインターナショナルになってきました。
AmazonのKindleアンリミテッドについに登録してみました。1ヶ月無料というのでとりあえずいろいろ試してみようかなと。お金出して買うことはないであろう週刊誌とかパソコンのマニュアル本なんてのを適当に拾い上げてiPadで読み始めると、止まらなくなってしまってどんどん読んでしまいます。大きな本屋で長時間立ち読みしてる感覚。あるいはHuluなどの定額映画配信サービスに似てるのかも。10冊しかダウンロードできず、11冊目からは前に読んだ本を消していかないといけないのでそういう意味では図書館的なサービスかもしれません。いずれにせよ無駄にネットをウロウロしているよりもこのサービスを使って読書したほうが健全な気はしました。
2016年8月14日日曜日、日帰り実家帰り道に二度目のシン・ゴジラ
今朝も4時とかに目を覚ましてしまったのでiPadのKindleアンリミテッドでデジタル立ち読み。午後からは日帰りで実家の八代に行くことにしました。遊びに来ている甥姪とも遊びたいし、ついでに宇城シティにも行こうかなと。八代までの高速道路はさすがに対面通行区間は少し渋滞しましたがお盆のわりにそれほどでもなく、スムーズに実家到着。受験生の甥、すっかりこまっちゃくれた姪たちと遊んだり、みんなでこだわりの蕎麦屋に行ったりしました。夕方妻とクルマでTOHOシネマズ宇城シティへ。僕にとっては2度めのシン・ゴジラです。さすがに今回は満席、爺さん婆さんから小学生まで、ここ数十年でもっとも記憶に残るであろう邦画に夢中になったのでした。初見のあとネットでいろいろ読みこんだこともあり、2度めの鑑賞はまたいろんな発見があり楽しいものでした。いやあ凄い映画だやっぱり。妻とゴジラ論を交わしながら自宅に戻ったらもうすっかり遅い時間だったけど、夫婦で矢のように仕事をしまして、明日からのキャンプ生活に備えたのでした。
<今週読んだ本>
-
- 鈴木氏の本は昨年読んだ「最貧困女子」に続いて2冊めだが、僕よりずいぶんと若い著者が脳の大病でリハビリ生活を送っていたとは想像もしなかった。でも恐ろしくロジカルに物事を捉えできるだけ正確に記録していこうとする態度には感服した。しかもユーモアにあふれている。そのうえ夫婦愛と来た。読んでいるうち「シリアスな病気だって克服できる」気になってきた。地震だって津波だって乗り越えて生き残ってきた人類の一人なんだから大丈夫な気がしてくる。今のうち予言しておくけど、たぶんこの作品は映画化かドラマ化されると思う。
- マンガでわかる! 音楽理論(侘美 秀俊)
- Kindleアンリミテッドでなければ読んでないと思うけど、僕が最も苦手とする「楽譜」について再チャレンジしてみようかなあと。最初は分かりやすかったけど次第に僕の頭は真っ白になり、わかったようなわからないような・・・やっぱり楽譜は数学的素養を必要としているのだと思った。で、ぼくにはまるでそれがない。天才的に欠けているのだ。かといって絶対音感をもつ感覚側の人間でもない。これからも中途半端な器用貧乏で音楽に接する僕の態度で一生過ごすんだろうなあと納得してしまった。
<今週観た映画>
- シン・ゴジラ(2回)
- ネタバレは許されないみたいだし、一言で表現できるような作品でもないと思うので気軽にコメントすることはしませんが、2016年にこの映画を体験した、という出来事だけは一生繰り返し思い出され、語り続けることになることは確実だと思った。地震の影響で熊本市内の映画館で見ることができなかったことも合わせて。いろんな見方ができる作品だと思うけど、僕にとっては311、原発事故、熊本地震といった個人的体験をスパイスにしておそらくは作者の想定以上に心を震わせる体験となった。たぶん日本中、世界中でそれぞれ違う体験が繰り返されることになるんだろう。
Takaaki Awazu
最新記事 by Takaaki Awazu (全て見る)
- ODML月間アクセスランキング2024年9月 - 2024年10月4日
- 【管理者の方へ】ODMLリニューアルとログイン方法変更のお知らせ - 2024年9月28日
- ODML月間アクセスランキング2024年8月 - 2024年9月2日