温故知新 2001.06.21

38.おやつの話

 その昔、当時の庶民はお寺で打つ梵(ぼん)鐘の音の数により時刻を知りました。
 まず夜が明けると、卯(う)の刻(6時ごろ)に明け六つ£C(たつ)の刻(8時ごろ)に五つ=A巳(み)の刻(10時ごろ)に四つ≠サして午(うま)の刻(12時ごろ)に九つ¥烽ヘ打たれました。午の刻の前を午前′゚の刻のあとを午後≠ニ呼び、午後は未(ひつじ)の刻(14時ごろ)に八つ$\(さる)の刻(16時ごろ)に七つ%ム(とり)の刻(18時ごろ)に暮れ六つ≠フ鐘が鳴りました。
 一刻は現在の約2時間に相当するので、未の刻八つ≠ヘさしずめ午後2時から4時にあたり3時頃ということになります。当時は八つ≠フ時刻に間食をしたので八つ刻≠フことを御八つ≠ニ名付け、御八つ≠ェおやつ≠ニ呼ばれるようになったということです。
 おやつ≠ニ乳幼児は密接な関係にあります。乳幼児の胃袋は小さくて、すぐ満腹しますが、またすぐからっぽにもなります。そこでおやつ≠ヘ乳幼児の栄養補給に大切な意味があり、保育所などでも定時の食事以外に、10時と午後3時の2回、軽い間食を与えています。大切な事は、おやつ≠フ由来からもおわかりのように、時間をきめて与える事です。



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