【熊本S.J.C.D.例会 抄録】第61a回

演 題 複雑な解剖学的問題を解決したインプラント修復治療
演者名 立山由乘
日 付 2005年8月23日
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  1. コラボレーション
  2. 術前審査
  3. サージカルガイド




抄 録

歯科医師が骨内にインプラントを一旦埋入したら、後にその位置を変えることは、ほとんど不可能に近い。よって、インプラント埋入前に、最終補綴物の位置や種類を、充分検討してから治療を始めない限り、結果的に、機能的かつ審美的な補綴修復物を得ることは出来ない。

よって、インプラントの埋入手術前に、充分な時間を使い、歯科医師と歯科技工士が互いに良く話し合い、機能的でかつ審美的な補綴物を得るために、順序立てた治療計画を立案することが重要である。歯科医師、歯科技工士が互いに協力して、患者様の健康の回復と、その長期的な維持を実現することは、患者様と、我々全ての幸せを実現する鍵となると確信している。

 補綴主導型インプラント治療は、歯科医師と歯科技工士が最終補綴物の形を共通のイメージとして持つことから始まる。  それを行っていくためにサージカルガイドは補綴設計、それを踏まえたフィクスチャーの正確な埋入という点で非常に重要となる。

 今回、全顎単位の補綴を行うにあたり、この点に特に重点を置き補綴製作に取り組んだ。

 今後、このようなケースは増加をたどると思われますが、それを行える技工士の方にもインプラント治療への知識と技術の向上に努め、日々の研鑽が必要と思われる。

 歯科医師と歯科技工士が共通の情報をやりとりし、綿密な打合せを行って行くことが大切であるし、それこそが、その先の『患者さんに満足していただける補綴物』へとつながって行くと思っている。




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