【熊本S.J.C.D.例会 抄録】第53回

演 題 失敗症例に学ぶ〜医原性疾患を防ぐために

演者名 関 喜英

日 付 2005年2月22日

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1. 医原性疾患
2. 診査・診断

抄 録



私たち歯科医師は、患者様と最初に向き合った瞬間から治 療を終えるまでの間のどのステップにおいても医原性疾患を
作る可能性があり、それを防ぐために、常に細心の注意を払 い、正確な診査・診断のもと、確実に治療を進めていかなけ
ればならない。
「医原性疾患を作るようならドクターの資格はない。」と いうのは三水会30周年記念講演会でのレイモンド・キム先生
の言葉である。また、「医原性疾患を作らない」というのは 私が勤務している平和会の医療理念の一つとして、日頃、院
長である添島正和先生からご指導いただいている教えである。
それにもかかわらず、私の診断の甘さから招いた失敗症例を 今回は発表させて頂き、諸先生方のご意見、ご指導を賜り、
自らの戒めとしたい。