熊本S.J.C.D.セミナー

西川義昌
スタンダードな治療のための基準
Minimal Intervention(M.I.) in general practice
2002 in 熊本 web-report


2002年11月10日、熊本市の熊本県歯科医師会館において、
東京都渋谷区ご開業の西川義昌先生を招聘しての熊本S.J.C.D.セミナーが開催されました。
おかげさまで100名を超えるご参加を得て、満席の熱気溢れる講演となりました。
ここに簡単ではございますがレポートいたします。
ご案内パンフレットはこちらをご覧下さい。

2001/11/09土曜日 熊本市歯科医師会主催講演会

前日土曜日は、熊本市歯科医師会主催で衛生士学院にて14:30〜17:00の講演がありました。M.I.の捉え方、臨床的基準などについて熱っぽい講義に質疑も活発に交わされました。
土曜日の夜は歯科医師会の先生方と懇親会。あまりお酒はたしなまれない西川先生ですが、「熊本だけは別」ということで大いに盛り上りました。右は最近、西川先生が一般向けに執筆された「知っておきたい歯と口の健康学」山海堂より1600円です。ご興味のある方はお近くの書店でどうぞ。

2001/11/09土曜日 熊本市歯科医師会主催講演会

さて、日曜日は朝9時半より歯科医師会館大ホールにて講演開始です。熊本S.J.C.D.の会員及び勤務スタッフ総勢110名が集り、先生の熱い講義に耳を傾けました。M.I.という言葉では最近よく聞いても、実際の考え方や基準などについてはあまり馴染みの無いというスタッフの方々も、みな一生懸命にメモを取っていました。本当に誰一人寝る人もいませんでした。
パソコンを駆使し、かつ数多くの臨床写真を提示しながら、実際に毎日のスタンダードな臨床の中で、新しい時代の臨床をどう実現していくのか、という具体的なポイントを次々に示す西川先生。しかし、M.I.とは一つの考え方であり、医療の目的そのものは過去から少しも揺るぎないこと、特別な治療ではなく、日常の臨床から厳しい診査診断を繰り返さなければ、何も達成されないことなどを提示されて、講演会を終えられました。一つの時代の始まりを示す一日だったのかもしれません。

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