NMG臨床を変えるシリーズ

井出吉信教授NMGセミナー
「歯科臨床のための解剖学」

2007 at鹿児島空港 web-report


2007年8月19日、鹿児島空港ビルにて東京歯科大学解剖学教室の井出吉信教授をお招きしての1日セミナーを開催いたしました。
ここに簡単ではございますがレポートいたします。
ご案内パンフレットはこちらをご覧下さい。
東京歯科大学副学長でもある井出教授はとても多忙なスケジュールで、鹿児島にお呼びする日程もいろいろ検討したのですが、なんと今回日帰りで往復していただくというスター並みのハードスケジュールをお願いすることになってしまいました。会場はアクセスを考えて鹿児島空港ビル内の会議室を選択し、朝5時起きで教授が飛んでこられました。鹿児島・宮崎を中心とするNMGメンバーも早起きしていただき9時半からの空港セミナーがスタートしました。今回は参加者32名、実習としては限界に近いたくさんのメンバーに勉強していただきました。

右の写真は当日の空港ビル内の様子。お盆明けということで人混みでごった返しています。鹿児島空港は地方空港の顔とともに国際空港、また離島とのハブ空港としての顔を持ち、いつにない大混雑のフロアを眼下に見ながら頭蓋骨模型をひっくり返すという何だか不思議な光景。顧問の西川義昌先生も受講生として顎を取り巻くさまざま筋の構造や役割についていっしょに学んでいただきました。

教授には実習中細かく席を回っていただき、的確なアドバイスを与えていただきました。日頃学生たちを相手にされているせいか、「ここは試験に出ますからね」といった名調子で、臨床家にとっても本当に押さえておくべきポイントを明確に何度も繰り返し教えていただきました。本で読んだりビデオでみたりしていることでもこうやってオーソリティに直接教えをこい、実際に体を動かしながら学習していくことの大切さを実感した1日コースでした。セミナー修了後お茶を飲む暇もなく夕方の便でまた羽田に向かった井出教授、本当にありがとうございました。



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