taka's業務日誌 2006年4月
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1日
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30日
日
曜
diary
1
土
エイプリルフールですが
目が覚めたら世界は平和になっていた。もちろん嘘。エイプリルフールである。もちろんガキじゃないんだからわざわざ家族をたたき起こして嘘をついたりはしません。かなり気持ちの悪い二日酔いと闘いつつも粛々と事務所に歩いて出かけ、本日発行の器材ライブラリーの整理とファイルコピーに精を出します。最近では月に2回、平均12台くらいのHDDにファイルコピーするのでこれだけでも2時間以上掛かるわけです。その他いろいろ溜まっていた仕事を片付け、暗くなってきた頃にクルマで講師の先生自宅へ。僕が運転手で宮崎まで高速をゆっくり走る。予定通り20時過ぎ、ホテルに到着。地鶏の丸万で軽く食べ、織田薪うどんで締めて早寝早起きを目指すストイックな僕らであった。やはり事故などの命に関わる体験って人間を変えるのだなあ。
2
日
ブタさんとお戯れ
8時に朝食を食べた後会場へ向かう。今日は出張セミナーで、当地でブタの下顎を使った外科の実習を行うのである。昨日届いたブタさん総勢30匹の一部はほどよく解凍され、切り刻まれるのを待つばかり。ちょっと口回りの余った肉をハサミで切っといてくれや、と軽く頼まれ、軽く引き受けてみたものの、30体の肉をキッチンバサミで切り取るのは大変な苦労であった。ようやく終わり、グローブを脱いだら見事に手のマメが2カ所破れ悲惨な状態に。こういうのを肉体労働と呼ぶ。ってほどでもないか。セミナー自体は順調に進行、会場を走り回って下働きである。弁当のお昼も無事終了、夕方も危惧していたほど延慶にはならず夕方には終了であった。講師を乗せて都城へ。先生の用事を済ませ、その後熊本へ。車中いろんなお話。20時半、講師を自宅に送り、僕もようやく自宅に戻って、さあ録画して貰ってたF1オーストラリアGP見るぞ、と意気込んだら、録れてなかった。ありゃや。代わりに息子が借りてきたROBOTSというDVDを見る。これが結構面白かったなあ。今日は息子の部屋で寝る。
3
月
ガレージンバンド3
さすがに6時過ぎには目が覚めた。寝過ぎだ。メール書いたり、6月からの京都衛生士コースの案内文を修正したり。9時過ぎ、事務所で昨日の宮崎の荷物を整理。ゼロックスの複合機の調子が悪いので連絡したらサービスマン飛んできて基盤交換だそうだ。事務局をしているスタディグループの決算資料をまとめて監事に送る。勢いで昨日の研修会も決算。メールでWEBショッピングの不具合を指摘する声があったので、そこを修正していたら勢いに乗ってしまいWEBサイト全体の更新作業に入る。今回はネット通販ページを主に。夕方、こないだ買ったiMacにインストールされているGarageBand3を初めて立ち上げる。もともとPodcastingを始めようとこのソフトが欲しく買ったMacなのである。2時間ばかり弄ってみる。なかなか使えそうだ。ただし、これで音楽を作れるかっていうとどうかな。どうしても楽器弾きながらでないと音楽って作れない気がして。その後、先週金曜日の英会話でもらった宿題に取りかかる。講師のカナダ人が「日本の歯科医療は酷い、特にインプラントなんて信用できない」なんて言い出したから、つい、そんなこともないよ、と言い返してしまった。その結果「だったら来週オレにインプラントについてプレゼンしてみろ、ただし英語で」と言われたのであった。もちろん受けて立つのだよ日本男児は。
4
火
バンクーバーの岸利トオル
8時から某先生の症例検討会の企画書を制作。10時、あるいて事務所へ。思い立って事務所を軽く掃除する。13時、時間通り、カナダ在住の歯科技工士「岸利トオル」(仮名)が来社。とても久しぶりである。もともと僕の回っていた歯科医院に勤務していたのだが、一念発起して英語を学び、ワークビザを取得して、ついでに結婚までしてカナダに渡ったのがもう3年前である。その後の日本の歯科事情やらで盛り上がり、近所のトンカツ屋でも話は尽きなかった。ついでに英会話の宿題のプレゼンも見てもらう。また来週来ますね、と別れる。事務所に戻ってまたmacのiLife06を立ち上げ、今日はiPhotoに昔からの写真を取り込んでみる。さすがに10年分近いデータを取り込ませていると時間がかかりそうなので息子と食事に出かけることに。土砂降りの雨である。回転寿司が良いというので入る。カウンターに並んで仲良く食べる。外は大雨。僕は食べるよりもお客ウォッチが楽しくてついつい聞き耳を立てる。火曜日の夜にやってくる中年夫婦の会話。オヤジ、ここでそんなに格好つけんでも。カップル。親子連れ。外の大雨を皆が話題にしながら、ちょっと微妙なポジションの回転寿司カウンターで繰り広げられる人間生活の一部なのであった。もっと微妙なのがカウンター向こうの厳めしいツラの寿司職人。何だかとてもこだわってしまった表情なのに、何故に君は回転寿司のカウンターに立つ?夜はカナダ土産のアトランティックサーモンを肴にスコッチ。
5
水
ポッドキャスティング始めました。
午前中は自宅でメールなど。どうも今週は精神の調子が100%でないようで、いまいち明るくカラって感じでない。ちょいと早い5月病か。事務所に出て、WEBサイト更新作業。ローソンの弁当を食べた後、またもmacでガレバン立ち上げる。今日は何だか気がのらねえや、なんて言いつつそれから2時間後には、構想5年の業界営業マン向けポッドキャスティングの録音が完了していたのでありました。それも音楽付きで。とても不思議な雰囲気で、何となくワープロソフトを立ち上げ、するすると原稿を書き上げ、まるで使い慣れたソフトを弄るようにGarageBandを回して10分余りの番組が出来上がってしまっていた。これってこの数ヶ月いろんなポッドキャストを聞きまくっていたせいで、特に企画書を書いたわけでもないのに自分が作るべく番組のイメージが頭の中に出来上がっていたせいなんだろう。時計を見たら今日はメーカーの新製品説明会である。車に乗って某会場に到着、新製品の説明を聞く。ちょうど僕がさっき録音した番組の情報だった。ところがさっき録音した内容に一部間違いがあったことが判明。説明会終了後、またオフィスに戻りその部分を再録音する。このあたりがデジタルの便利さである。さっそくiPodに転送し、チェックしながら自宅に戻る。妻に聞かせながら、やったね、オレってやっぱり天才かもね、がはは、とすっかり調子よくなって寝る。
6
木
ポッドキャスト、発信。
目が覚めてネットをチェックしていたら、インテルMacでWindowsXPを起動させる技術をアップルが無料配布、と出ていた。へえ。何だか面白い。春休み中の息子にiPod Shuffleにお薦めの曲を仕込んで渡す。最近どういう訳かサンボマスターに嵌ってる小学6年生男児なのである。そのロック男児を助手席に乗せて佐川に荷物を取りに出かける。お昼、事務所にベースを持ち込む。昨日録音した番組の最初と最後に使わせてもらった10年前の知人の某バンドにベース成分が足りないと感じていたのだ。もともベースマンがいなかったのでキーボードがベース音も弾いていたのだが、やはりどうもドライブ感に欠けるかなあと。そこで僕がガレージンバンドを使ってオーバーダブ。なるほどこういうケースにはとても使えるソフトである。しかもエフェクトは充実しているし。下手でも上手に録音できちゃう。そしてオフィスの机でベースを繰り返し録音している父を冷めた目つきで眺める男児。ようやく満足できるレベルで2曲が完成、さっそく番組にかぶせて、いよいよアップロードである。いろいろ検討してNiftyのココログに登録。しかしどうしてこうもわかりにくい説明してあるんだろう、と頭を捻りながら何とかアップロードに成功した。RSS2.0の設定もOKだ。
あらためてiTunesでダウンロードして聞いてみる。ところが今度はどうも僕の音声が聞き取りにくい気がしてくる。昨晩、iMacの付属のマイクで録音したのだけど、やっぱり聞きにくいしノイズも多い。試しに昨年購入したマイクをDAコンバータ経由、ノイズゲート、コンプレッサーで処理して録音してみたら、あららこりゃ別人のように聞き取りやすいじゃないですか。えいや、と全部録り直すことに。妻が階下で作業している時間を利用して約10分間、再録しました。しかし凝り出すときりがない。もういいや、と聞いて欲しい人たちに向かってブログとメールで「ぜひ聞いてください」と発信。1時間後、東京の先生から電話があり、「聴いたよ!すごいじゃん」と。実は今日僕がベースを入れ直した曲は彼が作って歌っているものなのである。えへへ、と図に乗る私。音源は
こちらです
。その後、明日の英会話の宿題、インプラントプレゼンテーションを完成させ、あちこちの商店さんに京都セミナーの協力依頼を送って深夜まで仕事。
7
金
今日から久しぶりのテント生活
事務所に歩いていくつもりが何となく公園に辿り着いてしまった。春の陽気を感じながらベンチでパソコンを立ち上げる。春休み中の子供達が元気に遊んでいる。携帯に掛かってくる電話に対応しながら、昨日の録音を聞き返してみたり。ふと我に返ると、平日の午前中に公園のベンチでパソコン、ヘッドフォン、携帯。とても不審であるぞ。事務所に入り、いくつか仕事を片付ける。沖縄の社長より電話、例のソフトを入れたいので近々沖縄に来てくれ、とのこと。やったぜー、と気分良くスケジュールを立て直す。
お昼はいつものようにバスに揺られて英会話へ。宿題だったインプラントについての英語プレゼンをパワーポイントを使って披露。いくつか言い回しの違いを指摘されたけどOK,OKであった。こういう機会がないと体験できないことであった。上通りのラーメン屋「山水亭」で一人ランチした後、ロック雑誌を買ってまたバスで自宅。妻子が荷物をひっくり返している。そう、これから久しぶりのキャンプに出かけるのである。荷物をイプサムに詰め込み、さあ出発、目指すは湯前グリーンパレスである。
1時間半後、16時に目的地に到着。ほとんど他に客がいないので広いスペースに楽勝でテント類を設営。息子がゴーカートに乗りたいというので連れて行く。さっき案内してくれたおっちゃんがここも管理している。1週分おまけしてくれて息子大満足。それから車で近所に買い出し、そのまま優楽里という温泉施設でサウナ。すっかり暗くなってからバーベキューを始める。妻はいつものように腰に手を当てて調理を楽しんでいる。僕だって焼き物くらいできるさ、と炭火起こしからグリル係りを担当する。息子は珍しく暗いランプの下で本を読み始め、僕はすっかり酔っぱらった妻の話に相槌を打ちながら眠気と闘っている。正しい夜が過ぎていく。
8
土
やじゃどんと湯前グリーンパレスを満喫
あまりの寒さに目が覚める。時計を見たら2時である。妻子はぐうぐう寝ている。まだ3時間しかねていないので起きる気分でもないし、それにしても芯から冷え切って眠れない。1時間ほど悶々としたがこのままでは風邪をひく、と起き出してイプサムに乗り込みエンジンに火を入れ寝ることに。車内には僕と犬。なんとなくお互い微妙な疎外感を共有しつつ、眠気がじわりと湧いてくる。
目を覚ますと明るくなっていて気温も上がっている。エンジンを切っても十分暖かい。そしてまた寝る。9時過ぎ、妻子を起こしてブランチ。定番卵掛けご飯である。さあて今日は何しようか。プールがある、と書いてあるので出かけてみることに。残念ながら閉まっていました。というかここ数年閉まっているって感じだったけど。いったんサイトに戻り、
今度はローラースケートに挑戦。ゴーカート乗り場で昨日のおっちゃんにお金を払うと軽トラックの荷台に3人乗せてくれてスケートリンクへ。息子は「最高だ」とホーボーキング体験にご満悦。実は生まれて初めてのローラースケートである。といってもレンタルの靴は以前流行ったブレードタイプのもの。何度か転けたけど腰が引けながらも何とか楽しめた。家族でタイムトライアルやったり。ぐるぐる回っているうちに本当にビールが回ってきた。隣のラーメン屋の匂いが僕らを誘うが誘惑を振り切り、今度はからくり人形の館へ。
お金を払うと数分間の寸劇をからくり人形が繰り広げる。球磨弁のトークが楽しくて主人公で首を落とされてしまう「やじゃドン」のファンが3人増えたのでした。
その後またもゴーカート、妻は息子のレーサーぶりに青ざめて降りてくる。まだまだ遊ぶぞ、と今度はパットゴルフに挑戦。ゴルフなんて一生やるもんか、と胸に誓った20年前の僕がそれでも興パットを連発するのであります。業界の付き合いもこれからはパットゴルフの時代だな、と一人強烈に思いこむ。だんだんと日が暮れてきた。管理人のおっちゃんが貸してくれた草ソリに乗って息子とレースを繰り広げる。今日は朝から晩までよく遊んだなあ。夜はまた優楽里へ。今日は家族風呂が空いていたので3人で入る。だが途中で物足りなくなり、隣の大浴場に走って移動、サウナや露天風呂まで楽しんでしまった。晩ご飯はうどん鍋とバーベキュー。今日はさほど寒くもなくよく眠れそうだ。
9
日
また新たなアイディアが
ところが今度は息子が「寒い寒い」と起き出して大騒ぎ。結局僕が今日もクルマに乗り込み、息子と犬と3人でエアコン入れたまま寝ることに。まだ4時である。しかし眠れないので犬だけを妻の用心棒代わりに立木に繋ぎ、僕は運転してあたりをうろうろ回ることに。目的は溜まったメールの返事を書いたのでどこかで送りたいのだがこのあたりはPHSが通じない。役場やショッピングセンター、駅前なんかに行けば繋がるのではないか、と思ったのだ。ところがどこへ行ってもまったく電波が飛んでいない。まあDoCoMoもPHS事業を止めると宣言しているので仕方がない。ところが帰り道、ふと思い立って無線LANを検索してみると・・おおお、たくさんアンテナが立っている、しかもまったく暗号化されてませんし・・うふふ。
8時、戻ってくると妻が「ひどい」と眠い目を擦りながら僕を責め立てる。聞けば愛犬君、ずっと吠えっぱなしでまったく妻を寝かせなかったそうだ。あらら、よかれと思って置いていったのになあ、と愛犬を説教部屋へ・・・という口実で散歩に連れ出す。潮ため池というあたりをぐるぐる回り、神社や炭焼き小屋など1時間くらい森の朝を満喫する。愛犬もここ数日の見知らぬ土地への移動監禁という呪縛から解かれて嬉しそうであった。
今日も遅いブランチの後、読むべき本も読み尽くし、またもThinkPadを取り出して、始めたばかりのPodcastingの年間番組表を作り上げる。その後トイレに入り捻り出している最中、新しいアイディアまで一緒に降りてきた。そうか、そうすれば良いのか、と手を洗ってまたパソコンに向かい、企画書をまとめ上げる。環境を変えて適度な運動と早寝早起き。家族や犬との触れあい、森の朝の新鮮な空気。新しいアイディアに必要なものは期せずして全部一セットで体験しているのだからこれは企画者の妻に感謝せねばなるまいな(ちゃんと読んでいるか)。
17時チェックアウトなのでテント類の撤収。息子は「もう一回乗ってくる」と一人でゴーカート場に歩いていった。陽も傾き掛けた頃僕らはクルマに乗り込み人吉インターから自宅へ戻るのであった。
10
月
息子も今日から6年生
春休みも終わり、息子がランドセルを背負って学校へ出かけていった。今日から6年生である。早いものだ。パソコン立ち上げてメールを確認すると、去年からデモを繰り返していた某歯科商店から「検討の結果やはり導入しません」との返事が。おお、これは初めての体験である。しかし既にすべてインストールしてしまっているのだ。返品するってわけにもいかずどうしたもんかいな、しばし考え「確かに消去しました」という誓約書を書いてもらうことにする。今後やっぱりこちらから積極的に販売するのは止めることにしよう。あくまで口コミベースで、依頼があれば販売するって形を取らないと、こちらも特段利益を狙ってやっている事業でも無いわけだしな、と自分のやり方に反省するも、しかし昨日山中にて思いついた画期的アイディアもあるので僕はこちらに夢中。佐川に寄った後会社に出て沖縄納品のスケジュールを確定。先週末に書いたスタディグループ新設の案内文を送付代行。昼過ぎ、息子が帰ってきたので3人で県庁へ出かける。今度の連休にマイレージを使って海外脱出を計画しているのだが、パスポートの期限が近づいているので取得し直すことにしたのだ。しかしパスポートの代金、高いこと!今度の旅で一番の出費かもね、と笑いながら申請する。しばらく時間が余ったので薬務課に行って、修理業と高度医療管理の住所変更について尋ねる。やはり思った通り住所移転はできないそうだ。理由は八代市は保健所管轄で熊本市は県庁管轄だからだそうで・・・結局廃止し、許可申請を取り直せってことで昨年はたいた数万円は無駄になり、新規で10万円ほどかかるそうである。本当にこれは規制緩和の結果なのであろうか、と悩むわけですが、担当者の方も頭を抱えてられたのでここで文句言う筋合いではないな、と引き下がる。
いったん事務所に戻って仕事再開。外はずっと雨である。
11
火
第2弾ポッドキャスティング収録
7時には目が覚め、仕事を進める。妻は「まだ眠い」と息子を送り出した後に二度寝をキメている。僕は佐川を回った後事務所へ。今日は岸利トオル氏の2度目の来社である。今回は先週スタートしたポッドキャスティングの第2回配信を「カナダ歯科技工事情」と題して彼にインタビューすることに。キャンプ中に思いついたのだ。彼には伝えていなかったのだが、簡単に質問事項だけ書いてディスプレイに表示した状態で、ぶっつけ本番。いやーお互い天才かも、なんて終了時にはその気になっておりました。結構良い番組になったと思います。お暇な人は
こちら
から。
彼が帰った後、一人でいつものガストに出かけ、お昼を食べながらパソコンでお仕事。本日夜の理事会の議事を書きまくる。器材ライブラリーの価格体系を変更しようと企画書1本。それとキャンプ地で思いついた新企画の企画書に手を加える。北海道の旅行代理店に電話して7月のツアーの見積依頼。夜はいつもの会場で理事会参加。遅くに自宅に戻ると妻がパスタをこしらえてくれて、つい食べ過ぎる。
12
水
カナダよりご夫妻来社
朝一で以前インプラントを販売した顧客より「大変なことになったかも」と電話を受ける。聞けば埋入したインプラントが折れたかもしれん、とのこと。患者さんが来る11時までに対策をってことで、メーカーに電話して協議する。先月受けた医療裁判のセミナーがいきなり役に立つとは。11時過ぎまた電話があり、実は折れていなかった、となりのねじが緩んでいただけだった、とのことで胸をなで下ろす。9時、昨日の岸利トオル君が奥さんを連れてやってくる。カナダに行く直前に知り合い、結婚して2週間後にいきなりカナダに渡るという言葉通りの離れ技夫妻なのでどんな方かしら、と思いきやとても常識的な人でありました。人生って面白い。その後、あちこち電話で仕事。お昼過ぎ、先日デモを行った広島の商店さんからライブラリー受注の電話を受ける。やったー、今月も2件達成であります。調子に乗ってファイルの整理。夜は家族3人で近所の居酒屋に初デビュー。ちょいと濃い味付けでありました。帰りに事務所によってちょいと仕事を仕上げ、寝る。
13
木
僕と君の全てをロックンロールと呼べ
早朝から電話攻撃数本。佐川、ヤマトと回り9時には歯科医院で打合せ。帰り道某大型電器店でICレコーダーを物色。ポッドキャストの収録に利用しようと考えたのだが、インタビューにはできれば内蔵マイクではなくて、外部マイクを2本、同時に接続して録音したいのだ。しかしネットで探す限り安価で小型なものにはそういうタイプはない。近くにいた若い店員に相談したら、「そんな使い方聞いたことありません。」と返事。「iPodなんかを2人のヘッドフォンで聴ける二股のプラグを録音用に利用した使えないかなあ」と相談したら、「そんな使い方は想定されてませんので保証できかねます」とかいう。つい闘争本能に火がつく。「電器屋ってのは顧客の要望にできるだけ応えようと努力するのが仕事だろ。分かりきった答えを聞きにわざわざ来てるんじゃないんだ、自分で調べて答えろよ」と告げると、数秒黙った後、わかりました、となんと全メーカーにわざわざ電話を始め、15分後「やはりどのメーカーも想定していないようですね」と答える。わかりました勉強になりましたよ、と店を出る。
流通とは、営業とは、と考えてばかりいるのだが、今日また答えがはっきりした。僕らもきっとこんな営業を続けてきたに違いないのだ。顧客のやっかいな質問にはきっと新しい需要が含まれている、なんとかして答えを出さねば、と僕らはいったいどれほどの努力をしてきたのだろうか。あるいはその姿勢を示してきたのだろうか。流通の逃げはいつだってメーカーである。メーカーに問い合わせして「そんなのあるわけないだろ」って言われたら、平気で「メーカーがそういうので仕方ありませんよ(そんなこと言うのアンタだけだよ、諦めな)」と返答してきたのではないか。店員にムカツキながらそんなことを考える。よく、子供が生まれたら親の気持ちがわかる、などと言うが、僕は流通の端くれからちょっと離れたとき、初めて自分たちの仕事がなぜ顧客に理解されないのかがちょっとだけわかった気がした。
事務所に帰って愛妻弁当を食べていたら、アマゾンからサンボマスターの新譜が届く。さっそくmacで再生してみる。おお、1曲目から重いねえ、しかしもう既に歌詞をアップしている人がいるのだね、ウィジェットで表示されている歌詞を眺めながら相変わらずの山口隆ワールドに引き込まれていく。またまた傑作だなあ。あんまりこんな歌作ってると早く解散してしまいそうな気がするけど僕らはそれを楽しむだけだ。同時に届いたiWork06をインストール。昨夜の議事録を修正してメーリングリストに流し、来週末のセミナーの当日配布資料を制作。
14
金
クレーム体験
早朝から佐川ヤマトと回り、今日も事務所で来週のセミナーの印刷物を制作する。12時過ぎ、いつものようにバスに乗って英会話へ。今日は独身中年女性が見学参加していた。講師君はどうも彼女に参加して欲しくないみたいでまあ対応の悪いこと。おまけにめっちゃ難しいプリントをさせる始末。まったく外人ってやつは(笑。来週は沖縄出張だからこれねえぜ、と伝える。良いよなあ、いくらで行くんだと聞くので往復飛行機とホテル込みで24000円よ、と答えると「高いじゃないか」と。こちとらネットで調べ上げて一番安い手配をしたのに、何をいう、と聞けば「ソウルなんて1万円台で往復できるぜ」と言いやがる。「てめえの国だって国内線の方が高いだろうが」と反論すると、「しかしどうしてANAは外人だとチケット代が自動的に高くなるんだ、これは差別だとおもわんかね」と話題をずらしてくる。「そうねえ、そりゃもちろんANAが悪いんだろうけど、やっぱ外人はビッグサイズだからね、燃料食うんじゃねえの」とからかってやったらマジで怒った(笑。おばちゃん、これでよろしいか。
外へ出ると某歯科商店トップより長電話。その後本屋を冷やかして某セルフうどん店へ。初めてはいるが3年前の讃岐うどん旅行を懐かしく思い出しながら食べる。食べていると、うどん器の底からなんか紙切れが。みたら賞味期限を示すシールでありました。セルフ店なので食器を持っていきがてら店のパートさんに「こういうのはあんまり良くないかもです」と伝えたら、「うわっすみません、すぐに代金を戻します」と慌てるので、いやいやそれには及ばんです、と走り去ってきた。なんだか讃岐うどんを食べる人間はそんなことを気にしてはいかん気がしたのだ。しかしパートさんの「対応は完璧であった。なんか、客の立場に立って驚いてくれたような感じがしたのだ。何も正社員だからクレーム対応が良いって訳ではないんだな、と感じた。彼女が組織に完全に属していないからこそ自然に出た反応だったのかもしれない。あそこで防御体制を取られていたら僕だって闘争態勢に入ったかもしれないし。あ、逃走か。
その後電器店に立ち寄る。おお、MacBookProでWindowsXPが走っているぞ。そういう時代なんだなあ。なんか事務所に戻る気がしなくてスタバに入り、仕事を始める。隣にちゃらちゃらした兄ちゃんが陣取るので、なんだなんだ、と眺めていたらなんと分厚い六法全書を取り出しやにわに勉強を始める。うーん、頑張れ若者。2時間後 救急車のサイレンが聞こえたので野次馬に出かける。さて、帰るかなと歩いていたら、いつぞやの角打ち酒屋が見えてきた。まさか居るまいな、と覗いてみるとすっかり常連客になっている同業者社長の顔を発見。何となくそのまま飲み始め2軒回って夜中に帰る。
15
土
近所の外食屋さん事情
ああ昨日は飲み過ぎたらしく頭が痛い。目が覚めたらもう10時だ。知己の先生より付き合っている技工士のことで心配の電話。同時に京都の先生よりコースの件で電話、PC立ち上げてメールを書き上げて返事。外は雨だ。傘を差して事務所まで歩く。先日のインタビューを元に第2回のポッドキャスト番組の制作に集中する。今回から拡張ポッドキャスト形式にして、静止画を同時表示できるようにする。おお、2回目にして20分番組になっちゃった。しかし凝りだすときりがないなあ。夜は知り合いの先生より就職の件で相談の電話。うまく行ったみたいだ。よし、じゃあ今日はそれとポッドキャストの2回目配信を記念して家族で外食だ、とまあ何にでも理由はつけるわけで。小雨の中3人で歩いて近所の洋風居酒屋へ行ってみる。雨でしかもまだ時間が早いせいか客は誰もいない。パートの若い女子が「3人ですか、だったらこちらへ」と窓際のテーブルへ誘導する。が、3人掛けなので荷物をおくこともできないし、外の照明がまぶしかったし、子供が流されているビデオを見たいというのでもう少し中央よりのテーブルじゃダメか、と聞いてみた。そしたらダメだ、という。「何で?」と聞くと、他のお客さんも来られるので奥から詰めるように言われてます、とのこと。「商売繁盛だね」と言い捨てて諦めようと思ったが、何か腑に落ちないので、「奥の店長に聞いてみてよ」と伝える。開店以来何度も来ている店なんだから多少のわがままは聞いてくれるだろうと。しばらくして戻ってきたパート、やっぱりダメだそうです、などと。この時点でここで食事しても楽しいわけがないと判断、「あっそう、じゃ帰りますから」とドアに向かう。まったく何を考えているのだろう。雨の中歩いてやって来てくれた最初の客を大事にしない店が客で満杯になったりするんだろうか。あ、待ってください、やっぱり他のテーブルでも良いそうです、なんて後ろから声が掛かるのだが、そんなこと言わなきゃ良いのに。他の店で食事し、カラオケボックスまで回って深夜またその店の前を通るが、そんなに繁盛している風でもなかった。ちょっとほっとしたよ。
16
日
マーケティングということ
二日連続で飲酒したので今日も朝寝坊。ひさびさにサンデープロジェクト見る。お昼過ぎまた事務所に出かけて器材ライブラリーの編集作業と、昨日のポッドキャスト番組のちょっとした修正。思いついて取引先向けのレターを書いてみる。夕方、妻がちょっと用事があるので付き合って欲しいというのでクルマで出かけてみることに。ああここだ、と駐車場に誘導されるが僕の車は入れない。まあ10分くらいだしちょっと甘えてみるかと向かいの歯科医院の駐車場に止めさせてもらった。院長とは知り合いだし、日曜休診中だから・・・と甘えた僕が悪かった。しばらくしてそこの父らしき人が烈火のごとく怒鳴り込んできた。まあ100%僕が悪いのでここは平謝りしかない。日本は土地本位性なんだもの。まったく悪いことをした。
帰りのクルマの中で色々考える。あんなに怒るんだから僕に限らず不届きなヤツがきっといるのだろうなあ。しかし彼らは28本くらい歯を持っている。彼には妻も子供も親もいるだろう。ちょっとした過ちで烈火のごとく怒鳴られた彼の心中はいかに。確かに悪いのはオレだが、歯が悪くなってもここにだけは来たくない、怖そうだもん。てなとこか。ここで考えを変えてみる。もし、クルマを出すときにワイパーに「今度から止めるときにはひとことお声をおかけ下さいネ」と女性の文字で書いてあったらどうだろう。あるいはいっそのこと駐車場に「休診日にはどうぞご自由にお使い下さい。ただし連絡先を必ずお伝え下さい。急患を優先します」と書いてあればどうだろう。
繁盛する歯科医院セミナー、歯科医院差別化戦略、増患者対策コンサルタント、なんて広告が専門雑誌の巻末を飾っている。僕には全部ウソにしか思えない。僕の持論はシンプルだ。「増患対策している歯科医院には絶対診てもらいたくない」。はたしてあなたは患者を勧誘しているガン専門医が無料健診してたとして、そこへ近づくか?喩えは悪いが「今期ボーナスのために期末の満室を目指そう!」とキャンペーンしている刑務所って考えられるか?医療機関がそんなことしちゃいけない思うのだ。やるのは自由だが、それが外部に伝わってはいけないと思う。それはあまりにセンスが無さ過ぎる。
だからといって患者の少ない医院は何も対策するな、ということではない。もちろんやるべきことはたくさんあると思う。まずもって取り組むべきことは「何か患者を遠ざけていることをやっていないか」という自己チェックだと思う。特に保険医であれば、地域に生かされているという前提にさえ戻れば、どんなに貧乏しようが苦労しようが「彼だけはここにいてもらわないとね」とその地域が何とかしてくれる、という姿が医療の理想のような気がする。ストイックに医療に立ち向かい、その姿を見て何かを感じた地域が彼を助ける・・自然とつまり患者が増える・・なんてのが理想で。もちろんそんなマンガみたいな理想はそんなに無いだろうけど、少なくともそうなることを阻害することを止めさえすればまだまだ何とかなるという恵まれた仕事なのだと信じている。しかし僕もちょっと怒られただけでどうしてここまで自己弁護しちゃうかなあ(笑)気を悪くした方が居られたらごめんなさい。
17
月
レポートなんて書いたみたり
朝から何を思ったか使っているThinkPadの画面だけOSX風にしてみた。あははまあこれも気分転換によろしいか。ひさびさに犬を連れて散歩。Podcast番組でダウンロードした宮沢賢治の童話を聞きながら歩く。注文の多い料理店って最後は犬が助けてくれたんだ。食べられたものとばかり思っていた。このあたりが西洋の童話と違って日本人って優しいなあと思う。午後からはこないだ届いたiWorkに入っていたPages2というワープロソフトを立ち上げてみることに。へーいろんなスタイルが入ってるんだー、と試しているうち、練習だ、と自社の活動レポートのようなものを書き始める。気がつけば4時間ほど熱中してたら、できてしまった。
今日もいろんな資料をスキャンする。その中に研修会チラシがあったのだけど「このセミナーではテクニックは教えません。いかにして30分のPMTCで5000円頂くかを説明します」というキャッチコピーを見つけた。あらら、こりゃ世も末だなあと面白がって知り合いの先生にメールで送ってみた。1時間くらいしたら電話が返ってきて「おい、これまずいんじゃないか。今月からPMTCは保険に入ったんだから、保険医にこれを勧めるってことは違法行為を助長することになるかもしれんぞ」と。なるほどそうか。まあ県によって対応は違うみたいだけど地域によっては確かにそういう見方は可能だ。すぐにこの会社の社長の携帯に電話し、そのことを伝える。もちろん彼が企画したわけでは無いんだろうけど。しかしその前に企画の段階でどうか、って思うけどこういうのは。昨日も書いたけどあまりにセンスが無さ過ぎる感じがする。医療をコケにしすぎだと感じる。たしかこの会社は某上場コンサル会社と関係してるんだっけ。金の匂いにしか興味の無い連中と付き合っていると気がつけば自分もそういうセンスに巻き込まれてしまうのだろうなと思った。夜は業界人数名と電話。どうやら米国の投資会社がまたもう一社買収しそうである。
18
火
新パスポートゲット
昨日のOSXの画面、やっぱり元に戻る。やっぱり重すぎて反応が鈍くなってしまい道具としてのPCには向かないみたいだ。午前中は会社で来月からのコースの事前資料をメールと郵送。お昼からは来週の総会の事前資料を制作しこれまた郵送作業。業界人数名から電話が入る。やはり昨日のM&Aのことが話題。相変わらず外から変わっていくのがこの業界ってことかな。夕方、パスポートができたというので家族で出かける。途中歯科医院によって週末のセミナーのデータをもらう。県庁に到着し、大枚を払ってパスポート取得。ICチップ内蔵だという。そのわりに専用端末で読み取りテストをするのだが何度も失敗している。おいおい大丈夫かよ。最近すっかり外食づいているのがびっくりドンキーへ。僕はその後また事務所に戻り今日もらったデータを元に配付資料の制作を始める。深夜まで作業に熱中。
19
水
精力的に仕事しまくりました
目を覚ますと妻が気分が悪い、と言っている。どうやら珍しく風邪気味らしい。彼女の異常な体力からすると今日1日寝ていたら回復するはずだがここで無理をすると長引きかねないとお休みにしてあげる。出社後来週の研修会の件で歯科医師会や関係会社などに連絡。午後からいつもの会社にコンサル、お昼もご馳走になる。午後は文房具屋さんでセミナーに必要な色鉛筆などを購入する。15時事務所に戻り昨夜の続きで配付資料を大量印刷し、ファイルに綴じ込んでいく。今回は受講生が15名と多いので講師の分も含めて20部作らなければならない。例によって音楽をガンガン流し、手作業に専念する。といっても作りながら内容に目を通し、どんな風に受講生がこの資料を読んでくれるかを考えながら作業していくのでこれはこれで面白いのだ。たまにネットに目を通すと竹島問題で韓国が盛り上がっている。どうなんだろう。僕だってこの流れを見ていると、相手に対して「何なんだこの言いがかりは」と思ってしまうけど相手だってそうに違いない。だとしたら双方を盛り上げることで誰かが得しているような気がするんだがどうなんだろうか。本当は島なんてどうでもよくってお互いメンツの張り合いになっている。太平洋戦争後の処理がもう一つの流れになっていたら日本は各国の分割統治になっていたかもしれない、という記事を読んだ。だとしたら60年後首都は東京と大阪に別れていて、お互いネットで喧嘩していたかもしれないのだ。もちろんそこから何らかのエネルギーが生まれて文化が発展するのも良いかもしれないが、いつだって僕らはそういった背景をどこかで理解し、その上で喧嘩していく方が良いと思う。熱いフリをしても、心底熱くなったらせっかくここまで作ってきたものがまた原始人に戻ってしまうような気がするのだ。
20
木
沖縄音楽事情取材
たいした睡眠も取っていないのに5時に目覚ましが鳴る。そうだ、今日から今年3度目の沖縄出張なのだ。急いで準備し、妻に高速バス停まで送ってもらう。そこから100分、福岡空港に降り立つ。車内でよく眠れたので元気いっぱいである。8時半のフライトで那覇に向かってフライト。機内ではPCを広げ、器材ライブラリーを最新データに更新し、プレゼンのパワーポイントを仕上げる。10時過ぎ、何事もなく那覇空港に到着。ロビーに迎えに来てくれた社長の車に同乗し、彼の会社に向かう。彼とは以前同じ会社に在籍した縁もあり、10年以上の付き合いである。すぐにパソコンの前に案内され、まずはインストール。ほどなくお昼となりリゾートホテルのランチをご馳走になる。午後からまた戻ってインストール作業をすべて終わり、社員さんへの説明開始。夕方、営業会議が始まり、そこでもパワーポイントと実際のでも画面を使って説明する。いつも「では今日の調べ物を教えてください。たちどころに解決しましょう」なんてライブデモを行うのだが、今回のお題は僕もまったく知らないインスツルメントの名前。恐る恐る検索したらこれがたちどころにヒットですよ。よかったー。これは使えるんじゃないかってんで、次々に質問が繋がり、どうやら受け入れて貰えたようだ。新しいソフトを社長がその知り合いから買った・・・なんていうと大抵は「仕事増やすのやめてよ〜」だとか「そんな金があるのなら・・」「覚えるの面倒だし」という反応が出て当たり前なのだが、僕のサービスはとりあえず激安だし、いくらか面倒ではあるけども、確実に営業としては役に立つ場面が予想できるので、自分でも説明していて面白い。まあもともと僕が売るために作ったというよりも、自分が作って利用し続けているのを外販してるだけなんだし当たり前か。
結構遅くまで会社にいて、それからホテルにチェックイン。やっぱり高級感とは距離のあるビジネス。だけどこれで十分。社長が迎えに来てくれて、タクシーで隠れ家的料理店に案内される。地元の料理を堪能。ついでに買ったばかりのICレコーダーを取り出してポッドキャスティング用に社長にインタビュー敢行。自分でも呂律が回ってないのがわかるんだけど。その後、社長の弟さん(専務)が仕事を終えて現れ、彼の車で郊外のライブハウス形式のお店へ。彼は現役バンドマンなのだ。店に着くと客が誰もいないのを良いことに、ほぼ同時に2人ともステージへ。マスターがドラムを叩いて30分ほどいろんな曲を演奏する。僕はベースやギターを演奏し彼のオリジナル曲などを楽しく演奏した。その後、またもインタビューし、深夜1時まで那覇の夜を楽しんだ。が。ホテルに送ってもらっている車の中で「あ、携帯がない」と気がつく。そういえば演奏中胸ポケットから携帯を落として、1番前のテーブルに置いたのだった。あのままだ。急いで店に電話してもらったが、僕らが帰ると同時に店じまいしたらしく誰も出ない。あちゃー。
21
金
ちょっとだけ国際通り観光気分の
多少の頭痛を心地よく感じながら7時に目が覚める。そうだった、携帯忘れたんだった。まー何とかなるか、と国際通りのホテルから彼の会社まで30分ほど歩く。途中コンビニで朝食を買ったのだが、沖縄仕様のタコス巻なんてのがあって頬張る。8時半、既に全員が出社している事務所で一人一人に使い方を説明する。某メーカーの営業がやってきて僕の顔を見て驚くが、遊びにきてんだよ、と言ったら納得されてしまった。そりゃそうだ、ネクタイなんて絞めてきてないんだもの。お昼はカレー屋さん、その後オシャレな喫茶店で社長と色々話す。国際通りで降ろしてもらい、さあ夕方のフライトまでちょっとした観光気分だ。しかも携帯も無いんだからますます。ブラブラ歩いて、横丁に入ってみる。教えてもらった市場が見えてきた。活気に溢れている。地元の人も多いけどどちらかといえば観光客対象って感じかな。あったあった、ブタの頭。顔から皮膚を引っぺがしたようなのを買う。1500円。多分みんな「美味しそう」というより「こりゃウケるわ」って買っていくんだろうなあ、僕もそうだけど。いろんなおばちゃんおじちゃんと喋りながら気がついたら結構たくさん買ってた。途中何度か公衆電話で昨夜の店に電話するも誰も出ない。そりゃそうだ、開店20時なんだから。しばらく携帯なしの生活かな。夕方、歩き疲れてゆいレールに乗り、那覇空港へ。1月にも入ったことのあるビヤホールで飲んだくれ、夕方の便で福岡へ飛ぶ。空港からはバスで熊本。バス停から市バスにのって自宅に着いたのは23時でありました。
22
土
今日からベーシックコース
少しゆっくり目に目を覚まし、さあ、今日からセミナーだ、しかし携帯なしでどうしようかな、などと考えていたら息子が暇つぶしに僕ら夫婦が歴代使っていた携帯端末を並べて一斉に充電している。聞けば「ゲーム機として再利用する」だそうだ。ふーん、いろいろ考えるもんだね、と眺めていて思いついた。そうか、DoCoMoに行って先代機種に乗せ替えれば良いのか。息子を連れて近くにできたばかりのDoCoMoショップへ歩く。事情を何度か話したら1回2000円の手数料で可能だということだった。つまり2回乗せ替えるので4000円也ってことである。ついでに「これを機にFOMAの新しい端末に代えたらいくらか」と聞けば「お客様、残念ながら1年未満の機種変更は定価になります、従って7万円超になります」というお答え。だって、以前はMovaからFomaへの乗り換えは1年未満でも新規扱いだったでしょ?と聞き返すと、その制度は昨年終わっているのです、ということ。なんだか端末無くした場合のペナルティのような話である。年末には電話番号も移転させることができるようになるらしいが、DoCoMoってその時でもこんな商売やってるのかなあ。
何はともあれ、携帯問題は解決。懐かしいプレミニが復活である。電話帳が古いのが難点だが十分に使える。会社に出て、受講生のネームプレートを作る。資料類をクルマに乗せて会場へ入ったのが正午。1時間ほど準備した後、院長と勤務医と近所のレストランで食事する。あっという間に受付の時間である。スタート前に全員そろい、5年目のコースの開始である。それにしてもまた雨だ。しかも豪雨。セミナーの方は滞りなく進行。僕は顔写真付き名簿を制作。夜は前回とは違って青柳というお店で懇親会。2次会に流れようとする講師を引っ張ってタクシーに乗せ、僕も乗り込んだがしばらくして、あ、今日はクルマで来ているんだった、と降りる。代行で帰ったらまだ22時過ぎであった。健康的だなあ。
23
日
セミナーは順調に進行
今日は会場を移りスタッフを同伴してのセミナーである。妻子同伴で会場へ。受付を妻に任せ僕は会場設営を急いで仕上げる。スタートの10時にはきっちり始めることができた。ここで「あ、資料を半分会社に置いたままだ!」と気がつく。やばい。配布まであと1時間くらいだ・・・というので妻に「悪いが持ってきてくれ」とお願いする。いつもだったら「え〜、私が〜」とか言ってごねるのだが、今日はすんなり聞いてくれた。一緒に仕事の現場に居てくれたからかな。しかし息子の方は受付をうろうろ歩いて、講師の先生に「いつも父がお世話になっております」なんていきなり挨拶して爆笑を買っておられました。
資料も無事届き、お弁当も問題なし。ただ、どうもお昼から足腰が痛むのだ。先月の帯状疱疹のような症状だ。もしかしてこれって疲れが出ると神経痛ってことか。年食ったのかなあ。ともあれ実習も含めてすべて順調に終了。16時過ぎ、また妻子に迎えてきてもらい家に戻る。寝室で爆睡。うどん鍋たべてF1サンマリノGP見てたらまた眠くなりまたまた熟睡。
24
月
広島へ出張です
さて、間髪をいれずに今日からまたも出張である。今回は広島。先日デモした会社から採用OKのご返答をもらい、では連休前に、ということで出かけることに。10時発の高速バスにまたも乗り込み、博多駅へ。車中仕事。正午、博多駅。新幹線のチケットを購入、しかしまだ時間があるので5年ほど前に入ったことのある構内の散髪屋に。高速でカットしてもらい、4000円也。1分100円か。しかし久々に伸び放題の頭髪が整理されて気持ちも一新、のぞみ28号に乗り込んで広島へ約1時間。トンネルの合間に見える外の風景はこの時期では珍しい黄砂現象でなんだか埃っぽい。14時、駅ビルの外れにあるお好み焼き屋さんに入る。「麗ちゃん」とかいう店で、目の前の鉄板の向こうにおばちゃんやお姉ちゃんらが並び、豪快に私語を交えながら力強くお好み焼きを作ってくれるのである。注意して見ていると、通は皿に盛ってもらわず鉄板から直接テコを使って食べている。このあたりは京都と同じなんだなあ、と思っていたら僕の目の前に890円のスペシャルが。こ、こんなに食えるのか、と思ったがペロリと食べてしまいました。美味かった。路面電車に乗って、さらにしばらく歩き先日の会社へ。こちらでも元気に働くお姉さま方の横でPCにインストール。ところがネットワークが上手く繋がらず、多少手こずった。しかしまあ使えるようには何とかしていく。日が暮れて、帰ってきた営業マン数名に一人ずつ使い方を説明。待っている時間は社長室でまたも歯科業界談義を。気がつけば日付が変わろうとしている。社長に送ってもらい前回泊まったホテルにチェックイン。腹が減ったので何か食おうと外に出たがこれから飲んだくれる元気もなく、コンビニ弁当で適当に。
25
火
ちょっとだけ広島観光気分〜熊本へ
7時に起床、ホテルの朝食を食べた後、昨日の会社まで歩いてみる。前回はタクシーで移動したが、やはり歩かないと町のことはわからない気がする。8時半から10時過ぎまで営業の方や事務の方に説明を繰り返す。だいたい皆さん出かけてしまったので、じゃあそろそろ帰ります、と会社を後にする。
バス停のそばを歩いていたらちょうどバスが来たので、平和公園へは行くのか、と尋ねてみる。中電前までなら、という返事、地図を見たら近そうなので乗り込む。そういえば昨年暮れに研修会で来たときには中電前で降りたのだった。天気は快晴、気持ちの良い春の空の下、ずんずん歩いていくと平和公園に到着。ここに来たのは中学校の修学旅行以来だと思う。昔と同じように多くの修学旅行生が行列をなしている。原爆資料館に入るだけの時間がないので素通りしていると、記念碑の前に出た。遠くに原爆ドームも見える。よく言われることだが、「過ちは繰り返しませぬから」という主語は何だろう、という疑問。バスガイドたちがありきたりな答えを与える前に、いや、与えた後でも、学生たちがその疑問を引きずりながら生活していくことになるとしたら、これを考えた人の戦略が当たったってことかな、と捻くれてみた。
しばらく歩くと原爆ドームの対岸に出た。ここでも修学旅行生たちが旅の興奮と資料館から出たばかりの複雑な気持ちを笑顔で誤魔化している感じがする。きっと僕もそうだったのだろう。一部の学生のように、日本の旧軍部に怒りを表してみたり、被害者に泣いてみたり、あるいは原爆を投下した米国を恨んでみたり、というストレートな感情表現を格好悪いと感じ、事実はわかった、だけど俺はどうすればよい?といった居心地の悪さを抱えているこの感じ。これだけの惨事を、自然の力ではなく、自分たち人類でやってしまったという事実はそう簡単ではないはずだ。だからきっと彼らの反応はすこぶる正常だと思う。わかりやすい左翼や右翼の解説なんかに耳を貸すより、その居心地の悪さはきっとずっと残っていく筈じゃないかなと思った。
市電に乗って広島駅へ移動する。多くの市民たちが市電を足として利用しているのが良くわかる。予約していた新幹線に乗って博多駅へ。無性にラーメンを食べたくなって地下のラーメン店で1杯食べ、高速バスに乗る。近頃は僕の移動オフィス、であります。夜の総会の資料を再度読み直し、修正したりしているうちに自宅近くのバス停に到着。妻に迎えに来てもらい、事務所に戻る。先ほどの資料をプリントしたりしていると某メーカー営業がやってきて商談。ついでに返品交渉。
19時、いつもの会場に入り準備を進める。今日は僕が事務局をやっているスタディグループの年に一度の例会なのである。練りに練った議事はスムーズに進行。会計報告も予算案も無事承認され、その後の症例発表も予定通り終了。いつもの居酒屋を予約し懇親会をスタート。今日は毎月の倍ほどのメンバーが終結してちょっとした大宴会。日ごろあまり話をしない先生とも会話を交わし、会計し、23時過ぎに終了。今日もノンアルコールで通したので車で自宅に戻る。なんだか最近良く働いているなあ。なんたって連休は遊び呆けるんだからがんばらなくちゃ。
26
水
今日も喋りまくったわけですよっ
沖縄から届いた携帯電話を持ってドコモショップへ。ようやくこれで元の生活に戻れるってわけだ。いきなり携帯が鳴り、某社トップから今どこにいる?と電話。お互い近所にいたようなのでドコモショップで待ち合わせし、僕のオフィスまで歩く。オフィスでいろいろと話。お昼は県庁裏のテルサのバイキングで、これまた店じまいの15時まで食事しながらお話。我ながらよー喋るもんだ、と感心しながら次々言葉が溢れてくるのには少し病的かしらとすら感じつつ。彼を駅まで送りまた事務所へ戻る。何だか喋りつかれたのか、ここのところの仕事がハードだったせいか、ぐったりして仕事が手につかない。今日はこれで切り上げようかな、とカレンダーを見たら、いやいやそういうわけにはいかんのだ。機材ライブラリーの発行とポッドキャストの3作目を金曜日までに作り上げないと連休の海外脱出ができないではないか。ソフトを立ち上げ、シナリオを書く。でもだめだ、気分が乗らない。今日はもう喋れない。家に戻ると妻の実家の母が到着していた。連休中僕らは海外脱出するため、なんと義母に家と犬の面倒を見てもらおうという不良家族なのだ。
27
木
ポッドキャスト第3弾録音
10時に歯科医院にて打ち合わせ。年内のいろんなセミナーについて整理する。昼過ぎオフィスに戻り先ほどのまとめに従って仕事をいくつか片付ける。夕方から僕に言葉が戻ってきた。溜まっていたメールの返事を次々書きまくる。19時、機材ライブラリーのスキャンニングとファイル整理。21時、ついに時が満ち(笑)、ガレージバンドの神様が僕に降りてきて制作がスタートする。まずは沖縄で録音してきた音源を整理し、不要な部分をカットしたり繋げたり。以前テープでこの作業をやってたら3日かかってのだろうけどmaだと1時間だ。次に簡単なシナリオを書いて、マイクをセットし、喋っていく。何度かリハーサルし、BGMを編集し、エフェクトをかけてミックスダウン。3回目になると手作業の試行錯誤が減って、かなり能率的に制作できてきた。といっても終わったのは1時過ぎ。それからブログにアップロードして自宅に戻ったら2時であった。
28
金
名古屋へ・・・既に始まっている旅
9時には事務所に出て、昨日のライブラリーとポッドキャストの発行を知らせるメールニュースを書く。その後、HDDへのコピー作業を12回繰り返し、12時過ぎ、バス停まで歩く。先週は沖縄出張のため休んだため2週間ぶりの英会話である。1時間、沖縄や広島、そして今晩から出かけるフィリピンの話題などをひたすら会話。ところが英語がぜんぜん出てこない。やっぱり語学って繰り返しで少しでも間があくとだめなんだなあと実感した次第。でも海外に出かける前にちょっと喋っておくのは空自信であっても貴重な一こま。本屋で文庫本を数冊買い、こむらさきでラーメン食べて、またバスで帰る。ちょっと寝過ごしてしまった。
さて自宅に戻るといよいよ旅の準備である。相変わらず当日にならないと準備のできない僕ら夫妻、いまさらながらバッグにいろいろ詰め込む。僕はやることがなくなってまたもメール書いたりしている。18時過ぎ、タクシーを呼んで熊本空港まで。考えてみたらこんな贅沢は初めてだ。空港内のレストランで急いで食事し、もちろん生ジョッキを空けて19:15発のフライトで中部国際空港へ。機内では息子が夜景を見て喜んでいる。空港からは名鉄で5分、常滑駅へ、そこからタクシーで今宵の宿、常滑観光ホテルへ移動する。ここは何だか不思議なところだぞ、と来た瞬間感知。結構広い部屋に通され、寝る準備をしていたら天井に大きなスズメバチがいるではないか。妻が叩き殺そうとするので、ちょっとまてこういうのはフロントへ連絡しようと大の蜂嫌いの僕が進言、フロントマンが颯爽とやってきた。お任せください、とりあえず皆さんは貴重品だけ持って隣の部屋で一休みください、と。待つこと30分、格闘の末フロントマンが戻ってきて一言「だめです、どうしても探せません。さっきまで確かにいたんですが・・申しわけないですが部屋を移ってもらえませんか」と。移ってみるとさっきより広い部屋。もちろん喜んで移る。しかしいきなりのハプニングである。僕らにとって旅とはハプニング、というイメージがある。それは二人の最初の海外旅行がカルカッタインデリーアウト21日間だったせいだが。いやーこれからいろいろありそうだねえ、ところで明日の夜はどこだっけ?と妻に尋ねると、暗い顔をしている。どうした、と再び尋ねると、実はマニラまでは取れているんだが、そこから先は全然取れなかったのよ、まあね、マニラでゆっくりしてもよいし、などと誤魔化している。お前それじゃまず入国できないかも知れんぞ、1泊目の宿くらい押さえとかないと、と本来すべて旅のスケジューリングは妻任せの予定だったがここで僕が乗り出すことに。パソコン広げ、ネットにつなぎ、いろいろ調べる。なんと最後はいつも使っている楽天トラベルでマニラの宿を1泊予約。3人で12000円ちょっとと僕らにしては高めだけど、まあ最初だから、と。後はマニラから目的地ボラカイまでの移動手段だが何とかなるだろう。まずはマニラとボラカイの旅行代理店に事情を書いたメールを出しておこうということに。あとはマニラについたらもう一度電話してみて何とかなるかなあ・・まあどうしようもなかったら家族3人でマニラ5泊の旅ってことだけど。っていきなりハプニングがらみで旅はスタートしてます、すでに。
29
土
名古屋からマニラへ
6時半の目覚ましで起床。顔を洗っていると妻のきゃあ!という声が部屋に響く。なんと妻のショルダーバッグの中から昨夜のスズメバチが現れた。なるほど、貴重品を持って別室に移ったときについてきたわけね、こいつは、と眺めていたら彼も目が覚めたらしく、タイミングを計って窓を開けたら、大空に旅立っていった。殺されなくて良かったね。
フロントで清算が終わりタクシーを待っていると昨夜のフロントマン、おもむろに自己紹介を始める。実は本職はホテルではないのです、僕はもともと船乗りでコックだったのです、そして今ではこんな店もやってます、と名刺を。これからどこへ行くんですか、というのでフィリピンへ、と答えると、ああ、上陸はしなかったけど米軍基地のそばまで航海したことがありますよ、と。名刺を裏返すと英語表記、名前にMichelとミドルネームが書いてあるので「何でマイケルなんですか」と聞けば、ミッシェルと読むんです、実はフランスの血が混じってましてね、なんて答え。しかし不思議な宿だ。僕らはすっかりミッシェルの話題一緒になってタクシーと名鉄でセントレアへ移動。
連休中ということで、さすがに人出は強烈だ。なんせこちとらJALマイレージの無銭旅行なので、小さくなって列に並ぶが、別に無料だからといって扱いが悪いわけでもなさそうで安心。遊園地並みの行列をクリア、無事にチケットをゲットした。これでマニラまでは行けるってことだ。出国手続きの後、スターバックスで簡単な朝食。休みとなれば世界中のダイビングスポットを回っている幼馴染に電話して現地の情報を聞こうと思ったが彼はなんと部屋で寝ていた。今回はどこにも行かないようだ。妻は僕のパソコンを広げてマニラの旅行代理店に何とかしてくれーとメールを書いている。その文章を見ていたら、これじゃあんまりだろうと慌てて加筆修正する。14番カウンターへ歩いていくと、なんとなくではあるが他の国に向かう方がたとちょっと客層が違う感じの部屋なのである。おお、これは面白いなあとマンウォッチング。程なく機内へ導入され僕らは3人並んでシートに座り込む。僕は離陸したのががわからないレベルで熟睡開始。目が覚めたら昨日購入した「週末作家入門」という新書を読み始める。何を思ったかのか一昨日言葉で頭が一杯になったとき、そうだ本を書こう、なんて思いついてしまったのだ。今までもホームページを作ろう、会社を作ろう、ソフトを作ろう、ラジオをはじめよう、と思いついたことは知らないうちにだけどだいたい実現しちゃってるので今回も・・・と読み進めていると、本を書くことよりもこの本を書いている作者のことが気に入ってしまった。その後、ランチ。JALなので当然和食である。妻は豪快にビールをオーダーしているのだが僕は大人しくアップルジュース、しかし我慢できなくなりその後白ワイン追加。次に「ホンモノの文章力」という新書を読み始める。これも昨日思いついて一緒に書いた本だ。こちらはもっとテクニカルな本だな。いよいよやることがなくなりPC立ち上げて日記を書き始める。出発したのが09:50、到着が13:15だが時差が1時間あるので実質5時間あまりのフライトなのである。
13時半、僕らはニノイアキノ空港に降り立つ。チケットオンリーなのでお迎えなどはない。まずは国内便へ移動しようと思うがどうもここからは距離があるようだ。まずは昨晩予約した
ダイヤモンドホテル
へチェックインしようぜ、とタクシーの待合室で行き先を告げ、クーポンをもらう。520ペソでホテルまで走ってくれるということである。大渋滞を体験しながら20分ほど走行。思ったより近代的な都会だなあと話していたら、あらら、高層ビルの高級ホテルに横付けである。ひょっとして、ここ?と驚きつつ喜びつつチェックイン。ちゃんと予約は入っていて、21階の部屋に案内される。おおおこれは高級ではないですか。
しかも何とブロードバンド環境まである。24時間で15ドルと安くはないが、まだまだ殆ど旅の予約が確定していないのでこれは貴重である。さっそく繋ぐと名古屋で送ったメールの返事がさっそく届いていた。マニラの
ディスカバリーツアー
という旅行代理店からは国内便の手配は時間が無くて無理だけど、空席のある便があるのであるのでまずは空港に行け、との助言を得た。仕事にならないのにありがたい話である。さっそくお礼の返事を書く。次に
ボラカイ日本語リゾート(BJS)
という現地の代理店とメールでやりとり。えいや、といっそのこと部屋から電話してみると非常に丁寧に対応して貰えた。いやー何とか行けそうだなあ、俺たちってもしかして勝ち組か、と意味もなく盛り上がる。
さてと、だいたい目星はついたのでマニラを楽しもう、と3人で外に出る。さっきから何だか大きな音が聞こえてるなあ、と思っていたら何とロハス通りというメインストリートを歩行者天国にしてお祭り騒ぎのパレードが繰り広げられていた。聞けばアリワンフェスティバル、といいフィリピン各地の島からそれぞれの民族衣装に身を包んだ若者達が集結し、踊り歩くというものらしい。サンバや民族音楽のビートが大音量で鳴り響き、高校生くらいの若い男女が規則正しくでも自由に踊っている。おお、何て僕らは幸運なんだこんな日にマニラに来るなんて。息子はカメラを手に興奮しあちこち写しまくっている。
ガイドブックで見つけたハーバービューレストランというところまで結局歩いて行く。ちょうど夕陽が落ちる時間で、地元のカップルや観光客たちで海岸は賑わっていた。レストランではエビとビーフの定食、フィリピン焼きそば(パンシット)と鳥唐揚げ、ビールを3人で食べる。思いのほか僕らの口に合う気がしてとても美味しかった。ここは桟橋の上のレストラン。港の涼しい風を楽しみながら1500ペソであった。まだ高いか安いかわかんないんだけど。もちろん現地の給与レベルからしたらとんでもない価格なんだろうな。
帰りも歩いて帰る。マニラでは絶対に夜道を歩いてはいけない、とか本に書いてあったけど、祭りはまだ終わっていないし、メイン通りってことで人通りは絶えないし、まあ良いかって。どうも僕らの悪い癖で安全かどうかの判断をカルカッタ基準で考えてしまうところがあり。もちろん横丁なんかには近づかず、まっすぐホテルに帰りました。そのまま1時間ほど眠りこける。22時半、目が覚めたらまだ妻は起きていた。シャワーを浴びて今度は本格的に寝る。記念すべきフィリピンの第一夜は無事に過ぎていった。
30
日
マニラからボラカイ島へ
妙な夢で目を覚ましたら6時。しばらくやることもないので本を読んだりパソコンで日記書いたりメール書いたり。8時前、息子がテニスをしたいと言いだし、妻がホテルのテニスコートに連れて行った。案の定1時間後鬼のシゴキに涙目の息子が戻ってきて朝食。豪華なビュッフェスタイルの朝食である。多くのワケアリ風日本人オヤジや、韓国人家族などでごった返している。隣の韓国人オヤジがいきなりタッパーを開けてキムチを取り出し、スタッフに注意されて逆ギレしているさまなんてまるでネットで読んだネタそのもので可笑しかった。旅のスケジューリングの方は、何とか明日の午後3時にボラカイ近くのカティクラン空港までの国内便の予約を確保。また、ボラカイ1泊目のホテルもついでに確保した。Fridaysという高級リゾートらしいのだが、たまたまキャンセルが出たらしく、そこに潜り込むことに。何だか2連泊で豪華ツアーって僕らに許されるのか?と思いつつも他に手段がないので仕方がない。しかしそんな高級ホテルに夕方入って1泊か・・・もったいない。できるだけ早い便で行けるよう、空港で粘ってみるか。幸い便数は結構ありそうだ。狙うはキャンセル待ちだ。朝食後部屋に戻って荷物をまとめて10時半にチェックアウト。
ホテルタクシーを呼んでもらい、なぜか来たときより近いのに700ペソと3割ほど高いクーポンを買って国内空港へ。ドライバーが「そうか、日本からか。ここが教会、そしてここが市場だ。」と即席観光ガイドしてくれる。なんだか地方のバスターミナルのような雰囲気の空港に到着。入ろうとしたらガードマンにチケットを見せろと言われるが、いやまだなんだ予約だけしてチケットはここで貰う予定だ、と伝えるとだったらこっちへドア3つ分歩いたオフィスへ行くことだ、と親切に案内される。なるほどAsianSpiritという小さなオフィスが確かにあった。このオフィスに入るにも厳重なセキュリティ。カウンターのお兄ちゃんに事情を説明してチケットを受け取る。つたない英語で、15時のフライトだけどできるだけ早く行きたいんだ、と伝える。「だったら空港で待つことだ」と言われ、チケットを受け取る。しかしセキュリティのガードマンは若い女性で、事務員が男性なのね。何となく日本と反対のイメージだが、日本以外ではそういった観念的な性差はないのかもしれない。実際強そうだし。
またさっきのチェックを経てようやく空港に入る。おそろいのジャケットを着たガードマンだか案内係だかのお兄ちゃんがたくさんいて、口々に「どうした?」「どこへ行くんだ?」と声を掛けてくる。最初のうちはつい警戒したがどうやらそれが仕事らしい。まずはチケットに書いているカウンターに並ぶ。もの凄い混雑でこりゃ大変だなあと思っていたがよくよく見れば殆どセブ行きの行列であった。カティクラン行きは数えるばかり。ここでつたない英語で、できるだけ早く行きたいんだ、と説明する。OK、1時間後にまたここに来い、てなことに。13時発の便のキャンセル待ちにトライすることにした。
さて、これから短くて1時間半、長ければ4時間ほどこの空港で過ごすわけだ。どうしたもんかいな・・と待合室を探検したり、本を読んだり。あまりにうろうろしていたせいかさっきのオフィサー達が「どうした、希望のチケットは取れたのか?」なんて聞いてくる。そのうち一人はどうしたことかとてもフレンドリーで「なあ、オレのことを忘れるなよ、俺たちは友達だからな」なんてすり寄ってくる。日本ではもてないオレだがここではそっち系なのか。うふっ。
12時過ぎにさっきのカウンターに行く。なんとすんなり13時の便に乗れることになった。つくづくラッキーな僕ら。スーツケースを預け、空港税を支払ってボディチェックを受ける。こちらも人でいっぱいの待合室。マッサージコーナーなんてのもある。ほどなくアナウンスが流れ僕らは次のドアへ。ここでも10分ほど待たされてバスが迎えに来た。このバスが走る走る。しかも速いのだ。もしかしてこのまま加速して上昇しちゃうんじゃないかとすら思えた。あたりはすっかり国際線のニノイアキノ空港になっている。そうか、繋がっていたか。ようやく小型機の前でバスが止まる。おお、プロペラ機だ。
アシアンスピリットという共同運行の国内便である。カナダ製ダッシュ7ターボプロップは順調に上昇を続けている。妻は1番目の席でしかも後ろ向きの席、僕らは後部座席に並んで座ることになった。さほど不安感も感じさせず至って普通に飛んでいくプロペラ機。考えたら爺さんたちの世代は木製の戦闘機でこのあたりをこないだまで農作業してたような日本人が飛び回っていたのだよなあ。フライトは1時間あまり。窓の外はどんどんリゾートに変化していく。がつんとあっさりカティクラン空港に到着。しかしまあさすがに暑い。暑いというか熱い。荷物もきちんと届いており、空港の出口でBJSスタッフのお姉様に笑顔で迎えてもらう。初めて乗るトライシクルで港まで。これは2輪バイクの右側にリヤカー様のサイドカーを(意味不明だな)取り付けたものでこちらでは普通の乗り物らしい。排気ガスの中、結構なスピード感で町を抜けていく。小さな港の待合室でしばらく待つとバンカーボートに乗り換えである。これは地位無さな木造漁船のような船の両側に竹で作ったバランサーが羽根のようにつけられているもので、まるで小型宇宙船のように格好良い。海面をするすると走り出し、約30分後にはボラカイ島の美しいビーチに到着だ。と言っても港や桟橋があるわけではなく、荷物を持ってくれるポーターのうしろについて船からハシゴを下りるといきなりの海、砂浜、といった具合だ。ここでもトライシクルが待っててくれて、僕らをBJSのオフィスまで運んでくれた。
小さなお店が長屋のように軒を並べるDmallの中にいきなり日本語の看板が現れBJSのオフィスがあった。今回メールや電話でお世話になったオガワさんは体調を崩して寝込んでしまったらしい。でも代役のおっちゃんにいろいろ親切に教わり、とても頼もしい。しかも儲ける気があるんだか無いんだか、あまり商売熱心に思えないあたりが却って頼もしい。なんだかこの島の日本大使館みたいだ。
国内便や今日のホテルの支払いを済ませ、またトライシクルで今度は目的地のFridaysリゾートへ。BJSの現地スタッフの若い女性が僕の荷物を持とうとするので、それは日本男児的にはいかんです、と僕が頭の上に抱えて砂浜をしばらく歩くと見えてきたのは超高級リゾートの姿である。クーラーの効いたフロントでチェックイン。流ちょうな日本語を話す女性スタッフに部屋に案内して貰う。部屋というよりコテージ1軒分である。超ビッグサイズのバスルーム!妻子大喜び、息子が飛び跳ねているベッドはなんと天蓋蚊帳付きキングサイズ。Dear Mr.Kondoという手紙が届いているところを見ると、この人がドタキャンした人らしいがやはり日本人ということか。なんかわしらに似合わず大名旅行になって来ちゃったねえ、なんてクーラーの効いた部屋で話している僕ら。この部屋1泊2万円超でございます。日本だったら10万円くらいかな。現地の生活レベルからしたらそれ以上なんだろうけど。
まずはビーチだ、と水着に着替えて砂浜へ。ホワイトサンドビーチの名の通り、本当に細かな砂が足裏に心地よい。こんなところでつい、歯科材料ならSSだなとかいらんことを考えてしまう僕。まだ16時だ。早い便に乗れて良かった。
このあたりの日没は18時くらいらしい。一通り泳ぎ、ビーチでサンミゲルビールとフルーツカクテルを楽しんでいたら夕焼けが始まった。ビーチバレーを楽しんでいた一軍に日本代表で妻が参戦している。こてんぱんにやっつけてやる、とか言っていた割りにはまったくもって戦力外なヤツである。僕はもう酔っぱらってデジカメの日没撮影モードを弄って夕焼けの撮影に挑戦中。どんなショットを撮っても絵になってしまうのだなあ、これが。
ひとしきり遊んだ後、部屋に戻り、バスルームを満喫する。なんとジャグジー付きだ。息子と大騒ぎ。20時前、またビーチに戻って定番のFridaysと形作られた木製モニュメントの前で記念撮影。ビーチサイドレストランでシーザーサラダ、カルボナーラなんか食べながらいつものように口論してみたり、砂浜を歩く犬と遊んでみたり、南十字星らしき星座を眺めてみたり。ボラカイは良いところだなあ。
今月は沖縄だ、フィリピンだと南の国に移動の多かった月でした。また以前から構想していたPodcastingに挑戦してみたり、新しい企画を考えてみたりと僕にしてみれば実りの多いひと月だった多様に思います。これもご支援下さっている関係者の皆さま、もちろん僕の家族、そしてどこからかこのページに辿り着いて読んでくださっているいろんな皆さんのおかげです。いつまでこんなペースでいられるかわかりませんが、今後もおにいちゃんはKeepTryingですよ。読んでくれた皆さん今月もありがとう。
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