taka's業務日誌 2004年5月
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30日
日
曜
diary
1
土
讃岐うどんツアーが始まった
5月である。連休である。そして、うどんである。わが家族の5年前からの計画であり、到底実行することはいであろうとなんとなく全員が同意していたはずの計画がついに発動されるその時が来たのである。今を去ること5年以上前、村上春樹の旅行記から端を発し、どこからともなく入手された「恐るべきさぬきうどん」なる聖書に啓発されて、5年もの間幾度ともなく廃棄されてきたはずの計画がついに、なのである。
とまあそんな大そうなものではないわけですが、連休に入り目が覚めたら、ただ粛々と計画は実行に移されていたのであった。昨晩4時まで深酒してしまった僕も、どういうわけか9時にはボロ車に荷物を積み始めている。妻に息子、ついでに1歳半の柴犬までもが慣れた手つきで見事に積み込まれ、最後に渾身の力を振り絞って後部ドアを蹴り上げたところですべての作業が完了なのであった。
最初に断っておきますが、今月はたぶん例月に比べて異様に長文です、すみません。
今年のゴールデンウィークはとても気の利いた日程で、カレンダー通りでも5日は休めてしまう。そのせいだろう、例年に比べて初日の渋滞もおとなしい気がする。さぬきうどんというからには、当然香川県に行くわけで、海を越えねばならない。今回は大分県臼杵港からフェリーに乗って四国の地に巡礼、いやうどん喰いに出かけるプランである。出航は午後2時40分。それまでには九州島を横断しなくてはならない。僕らは例年大渋滞する国道57号線を利用せず、南阿蘇から竹田経由の細い道を通って東海岸へとクルマを進めた。 おかげで新緑の素晴らしい景色を満喫することができた。前後にクルマを見かけることもなく、すいすいと気持ちよくワインディングを流し、窓の外の春を感じるなんて最高だなあ、とクリッピングポイントを攻めながら、「すまんのう、愛犬」と後部荷台のシバのことに少しだけ思いを寄せる家族であった。
ちょうどよい頃合いに港に到着、宇和島運輸のフェリーにクルマを積み込む。これからうどん三昧という贅沢の日々を送るわけですから、道中できるだけ質素にいきましょうや、と自動販売機の日清カップヌードルをすする親子3人、僕らはほぼ満席の2等客室で惰眠を貪る。考えたら完全二日酔いな僕。ビールひとくちでもはや熟睡。目が覚めるとそこは四国であった。四国はたぶんこれで4回目くらい。大洲というところから高速道路に乗っかって香川県を目指す。どうも高松市と徳島県と香川県とがごちゃごちゃになってしまってて、高速のジャンクションで「おい、どっちだ?」などと戸惑うぼくらである。それでも渋滞することもなく順調に目的の美和インターチェンジに到着した。
すっかりあたりが暗くなってきた。早く設置しないと・・・そう、今回はオートキャンプ4泊5日のうどんツアーなのである。持てる資金はすべてうどんに投入せよ・・・僕らにホテルに泊まるなどという選択肢は残されていないのである。目指すは「琴南ふれあい健康の里」である。ふれあい、である。あれだけ忌み嫌っていたその生ぬるい単語がついていても、1泊1000円という破格の宿泊料の前にはただひれ伏すのみなのである。このゴールデンウイーク、朝昼はうどんを喰らい、夜は質素に自炊するという抑制の効いた巡礼の旅を心がける僕らなのである。
さて、家族がふれあいながらテントのセッティングを終えたのはすでに21時前であった。さすがに1000円だと広くはないサイトであり、しかも回りはすべて家族連れで満杯状態である。皆さんがそろそろ寝ましょうか、という時間帯にわれわれはトンチンとペグを打ち、ほぼ同時に火を起こし、ランタンを灯し、さきほど近くのコンビニで調達した野菜類とイカを焼き、米を炊いて記念すべき1泊目を開始したのであった。そしてさすがにあっという間に眠気に押さえつけられ、いつものように深酒することもなく瞬時に睡眠に落ちたのであった(僕だけ)。
2
日
前場・池田・赤坂の3軒を攻めてみた
すがすがしい朝を迎える。思ったより冷え込むこともなく、快適な睡眠の後は旅疲れた愛犬を従えての朝の散歩である。番犬として教育途上のわが柴君は近所の物音に過剰反応する傾向があるので、混雑したキャンプサイトにおいては必然的にクルマの中に繋がれたまま朝を迎えることになる。本人(犬)もまんざらではないらしく、ここぞとばかり惰眠を貪っているわけだが、さすがに車中で小用を足すほどの根性ものではないらしく、僕の顔を見るなり飛び起きて早く外へ出しやがれとうるさい。はいはいと連れ出すとものすごいエネルギーを発揮してぐいぐいと木々の根元へとつれまわす。これでもない、いやこれでもない、と彼独特の基準に適うポイントを探りまわり、ようやく情けない格好で欲求を満たすのである。おたくちょっと前立腺やられてませんか、と聞きたくなるくらいちょろりょろと。その後は次に大きいほうを満たすためにこれまたポイントを嗅ぎまくる。世話するほうとしてはできるだけアスファルトなどの採取しやすいポイントを選んでくれたらなとも思うのであるが、自然派の彼としてはやはり草木茂り土にまみれて昨夜からの欲望を達成したいのであろう。後ろ足で見事な三角形を形作り、ほかほかのブツをこしらえていたのであった。うどん日記のはずだったな。
さて、うどん屋の朝は比較的遅いらしい。もちろん早くから店に出て準備をはじめ、客人に出せるようになるのが10時くらいになるってことなんでしょうけど、朝にめっぽう弱いぼくらには運命的にぴったりなスケジュールである。記念すべき最初の讃岐うどんとはいったいどこなのか。まるで田舎から出てきたばかりの男子学生のような悩みを僕らは分かち合い、悩み、そして結論を出す。雑誌のコメントに「もしかしたら宇宙一かもしれないダシ」と表記されていた
「前場うどん」
にすることにした。息子のアンテナに「宇宙一」という単語がヒットしたようである。これ以降、家族の間では前場うどんは「宇宙一うどん」と呼ばれることになる。
いきなり看板すら出ていない山間の製麺所、などという高いハードルを設定したわけではないので、思いのほか簡単に宇宙一うどんに辿り着くことができた。数名の行列がすでにできているが、「行列の店!」みたく喧伝されているというわけではないので、そんな観光客だらけといった風情でもない。店内に入ると壁面に店の子供たちが書いたと思われる「注文の仕方」とか「うどんができるまで」などという小学校の壁新聞のような情報に誘われ、いよいよさぬき初オーダーの瞬間が近づいてくる。なんだかまるで日本脳炎の予防接種に並んでいるようである。どうやら「あったかいの」「冷たいの」「大きいの」「小さいの」などの単語を並べれば大丈夫な様子。うどん初心者的にはまずは一般的な「あったかい、大きい」と攻めてみることに。若い女の子にそう告げると、一瞬の間もおかず、どんぶりに真っ白いうどん玉を入れてよこしてくれる。壁新聞の作者が成長したって言うことなのだろうなと勝手に納得しつつ、"テボ"ブースへ。ここは珍しいテボ設置店なのである。テボとはうどん玉を熱湯に一瞬浸して暖める柄付き網ボウルみたいなものであり、
ここは客が自分なりに適温に温めてうどんを食することができるハードセルフ店というわけだ。周りを見渡すと、さすがに地元客はテボ捌きが鋭い。僕も颯爽と・・やろうとしたがさすがに日ごろ料理しない男には格好良く捌くのは無理なわけだ。息子は意外とかっちょよく決めているので写真撮ってみたり観光客丸出し。その後、トッピングを自由に選び(僕は半熟卵の磯辺揚げ)、ダシ(スープ)マシンから適量を注ぎ込み、最後にレジでお金を払って(しかし安い、3人で700円)、いよいよ麺をすすると・・・おお、うまいうまい、これは行列できるわな。しかし、意外と量が多い。これからうどんツアーやるわけだから今後はデフォルトで「小さいの」、だな。周りを見渡すと客が増えて満席、あっというまに長蛇の列ができている。
すっかり満足してしまった3人、出口で記念写真を撮り、クルマに戻るとラゲッジルームで寂しげにこちらを見つめている柴。悪いねえ、これからずっとこうだからね、慣れるんだよ、とシツケしてあげて、次の店へ向かう僕らであった。
さて、次なる目標は・・・僕はひたすら運転し、妻は助手席でガイド本をめくり続けている。このあたりの山々の風景は独特で讃岐富士とよばれる円錐形の山が多い。だからどれがいったい本物なのか(ていうかすでに富士山の偽者扱いだけど)わからなくなってくる。ちょい迷い気味のその時にたまたまうどん屋の横に出る。
「池田うどん」
とある。見たところ新しい風情で、いわゆるこだわった讃岐うどん店という感じではなくて、一般のロードサイド食堂って感じであるので、ここの駐車場に一時停止させてもらい、あらためてガイド本めくるか、と。
ところが妻が「あっここ結構有名な店かも。最近改装してって書いてあるし」とか言い出し、結局ここが2食目になるってことに。客は僕らの他に誰もいないが、カウンタの向こうでは本格的に麺を打っているではないか。ここでは冷たいの+ダシ、に挑戦してみることに。もちろん皆「小さいの」である。お、スダチがついてきてる。これを絞っていざ食べてみると何とも爽やかなうどんである。麺もおいしい。ツルツルとあっという間に食べてしまえた。さすがに連続2軒ということで、息子が残してしまったうどんにも手をつける。
お、ぜんぜん味が違う。ダシのイリコの匂いが結構残っている。そうか、息子はスダチが苦手で絞らなかったんだ。なるほどいろんな工夫がなされているのだな、と感心。期待していなかっただけに、とっても満足したぼくらは「池田うどん」店を後にする。気がつけば周りには客が増えていて、駐車場にもクルマが増えだしてきた。なんか僕らって客を呼び込む幸福の女神だねえ、とかいいつつ、真相は並外れて早い時間にうどんを食べているだけかもしれないけど。
午前中2軒のノルマを達成し、僕らは高松市へ向かうことに。途中スーパーに寄って、本屋コーナーで「恐るべき讃岐うどん」を追加。なんだかたくさんシリーズになっているわけですね。「全店攻略本」なる本を確保。その後、高松に入り、YOUMEタウンにてショッピング。LLビーンの直営店があるので、と妻がなにやら物色していた。こうかくと筋金入りのアウトドア派家族のようであるが、日常は極端なインドア家族であるので誤解なきよう。
さあさあ、そうも休んでおれない。途中、あまりの長い行列に目を丸くして某有名店をあきらめ、思い直して次なる目標を
「赤坂製麺所」
に決定。しばらく走って陶(すえ)という駅のそばへ。このあたりには讃岐うどん屋がひしめいているようだ。しばらくいくと、おお、いるわいるわ不法駐車の県外ナンバー。いかんよねえ、といいつつもちょっと離れたところに停めさせていただく。かといって勝手に止めていくのも申しわけないので愛犬を残して(w。橋のたもとまで結構な人数が並んでいる。3人で並びながら周りの若者たちの会話に注意しているとやはり遠方からの客が多そうだ。みな同じガイドブックを手にして不安とニヤニヤを交えて妙な同胞気分を抱きながらも、別に簡単に打ち解ける風でもないこの雰囲気・・・なんだか昔インドに行ったときの事を思い出す。ようやく製麺所の中の様子が見えてくる。息子はもう取り付かれたようにうどんができていく様を眺めている。やっとのことで僕らの番になった。冷たいの、1玉、とオーダーし、自分で葱をハサミでカットして、いよいよ食べる。座るところがないから屋外で立って食う。おお、うまい。でもなんかだんだん感激が薄れてきたような。さすがに3軒目ではそうかな。
夕方はスーパーで買出し。ふれあいの里に戻り、一息ついたあと、道の駅の温泉で温まる。30分ほど一人でシバとの散歩を楽しみ、20時からささやかな野菜中心のバーベキュー。高松出身の先生がたまたま帰省している、というのでしばらく電話で話す。こんぴらさんにいくと楽しいよ、と教えてもらったので明日はさっそく登ってみることにしよう。
3
月
こんぴらさん迷子事件勃発
キャンプの常で5時半に目が覚めてシバとあたりを1時間あまり散歩する。非常に気持ちがよろしい。6時半にテントに戻ってしっかり二度寝。9時にうどんツアー2日目スタートである。今日はまず、大型うどん店である
「小縣うどん」
からスタート。なんかとってもでかい看板と駐車場である。店員さんたちも商売やる気満々って感じ。だけど大根おろしをセルフでごしごしできるってのはよい。そもそも早朝から開いているのも好都合なのだ。それにしても朝からなんだこの超満員状態は・・・みんなガイドブック手にしてるし。人のことは言えん。
次なる店は交差点を挟んで反対側にある
「長田うどん」
である。ここも有名店らしく、交通整理のガードマンが店前に出ている。彼の指示に従って右折しようとしたら後ろの車がクラクションを鳴らすので、うざってーなあーと思ってミラーを見たらなんとパトカーであった。ガードマンも思わず「バッカじゃねーか」とパトカーの後姿を罵っていたが、一体なんだったのだろう。特に迷惑な運転していないと思うだけど。でもなんかわかる気がするなあ。「なんで熊本ナンバー、しかも犬乗せて朝からうどんなんや!」ってな感じかな。さて、こちらでは結構広い店内から客があふれている。幸い並ばずに座って待つってシステムみたいだ。店からはみ出したテーブルでオーダーして番号札を眺めながら待つこと20分あまり。ひっきりなしに他府県ナンバーのバイクや車がガードマンに従って駐車場に入ってくる。周りの客も大阪弁から九州弁までさまざまである。なんか「聖地」・・・それもバラナシみたいな聖地って感じだなあ。こちらは浸け麺スタイルである。うーんこりゃうまいなあ。なーんかたまらんのう。二軒立て続けに食べたらさすがにお腹いっぱいになってきた。
11時くらいになったので、昨夜教えてもらった
こんぴらさん
へ向かうことに。琴平町を目指してすいすいと移動。連休中だというのにさほど混まないものなのだなあ。なんて思ってたらさすがに車が増えてきて渋滞。駐車場の勧誘員が大勢声を掛けてくる。なんか絶妙なタイミングで惹いてくるお兄さんに誘われ、ちょっと入った駐車場へ。無料です、というのだが、よくよく聞けばここはお土産屋の駐車場であり、3000円以上買い物をしたら無料にする、というのである。なるほどね。まいっか、ってんで、店内を通って参道へ。京都の三年坂みたいな感じの坂道の両側にお土産屋が林立する風景。当然シバも同行ってわけで、彼は大勢の人間に興奮して駆け上がる、駆け上がる。ついていくほうも大変だが、考えてみたら引っ張られる一方なのでちょっとは楽なのかな。汗をかきかき、1300段を登る。途中、いろんな人から声を掛けられる。たいていは自宅で犬を飼っている人らしい。それぞれ自分の愛犬の名で声を掛けてくるのがなんとなくおかしい。まあ僕らも逆の立場ならそうするんだろうけど。やっとの思いで最上段。
最上段には神社があり、結婚式が執り行われていた。えっみんなここまで歩いてきたわけ?と目を疑ったら奥にバスが見えるではないか。何のことはない、車道が通じているわけだ。なんか裏切られたんじゃないかって笑いながらも大勢で花嫁たちを眺めている大勢の観光客との不思議な一体感。お調子者の息子はすぐさま集合写真の端っこに走っていって何気なく納まって観光客の失笑を買っておった。さて、ここからは下りである。少し歩くと、狛犬たちの人形、いや犬形を祭ったブースがあり、シバもそこに連れて行って記念撮影。
さて、ここからは下りである。なんか緊張感を失った僕らはバラバラに駆け下りる。
僕はシバに引っ張られて先頭、しばらく離れて息子、最後に妻。途中ちょっと休もうと道端に腰掛けていたら妻が追いついてきた。「あれ、息子は?」「追い抜いたかな?さっきおもちゃの店に魅入ってたけど。後から来るんじゃない?」なんて言いながら10分ほど待つが一向に姿見えず。こりゃまずくないか、と二人してだんだん焦ってきて、探し回ることに。迷子用の放送もあるようなので、放送してもらったり。こういうときに限って僕は携帯電話を車の中に置きっ放しにしてきたらしく、離れたら妻と連絡が取れない。いったん下って駐車場に走り、携帯を取り出し、捜索第2弾開始。妻は上方を、僕は下の方を中心に探すことに。だいぶ下まで行って、人の姿も少なくなってきた辺りで端っこをぷらーっと歩いている息子を発見。「心配したぞ」と言っても泣いているわけでも不安な様子でもなく、鼻歌を歌いながら歩いておった。大物か?妻に電話し、連れて上がる。家族3人+犬のチーム再結成。ほっとしてお土産屋に戻り3000円分を買おうとするが、なんか非常に高齢者対象、もっというと仏具中心のようなお店でして3000円分を探すのが必死のようだ。僕はといえばシバを連れて店先でボーっとしている。ようやく出てきた二人を車に乗せてそろそろ昼食のために新しいうどん屋へ行きますか、と。
そろそろ麺以外のトッピングでエネルギー補給しようってことで、次なる目標を
「さぬきのピッピ」
という不思議なネーミングのお店へ。あたりはレオナワールドっていう遊園地のせいで大渋滞。ここ数日このあたりを何度も往復した僕らは抜け道を通ってお店へ。ガイドブックによると名物姉妹が切り盛りする・・・とある。中に入るとなるほど元気のよいお姉さんが働いておられました。久々に温かいのを1玉と揚げ竹輪のトッピング。妻はなにやらお代わりして冷たいのも食べている。でもうまいよね。
その後ホームセンターに立ち寄り、車内で携帯やパソコンが充電できるインバータを2000円くらいで購入。17時ころテントに戻り、疲れたのかしばらく3人で仮眠。1時間後、道の駅の美霞洞(みかど)温泉へ。ゆっくりサウナに入って汗をかく。サイトに戻って息子とシバと散歩してその後夕食。カメムシがたくさん飛んでて困ったもんです。そうこうするうち雲行きが怪しくなり、暴風雨といってよいほどの荒れ模様となった。森の木々がすごい音を立てて揺れている。テントも飛んでいきそうだ。ペグを点検して、テントの中でトランプ大会。長い一日も終わってみれば何事もなく終了。
4
火
大雨の中並ぶ並ぶ
昨日の嵐はしかしまあ凄かった。朝になってみたら雨こそは止んでいたものの、まだまだ天気はよろしくない感じである。やっぱ雨男として瀬戸内地方に来ようが何だろうが実力は冴え渡っているらしい。昨日同様早朝からシバを連れ立ってキャンプ場を一周。早めに起き出した家族を車に収容し、まずは
「宮○うどん」
へ向かう。地図上ではこのあたりのはずなんだけど・・・と目を上げた瞬間、道の両側に他府県ナンバーの車がズラリと並び始め、傘を差して歩くうどん喰いらしき人種が群れを成しているではないか。まだ朝9時なのである。僕らとしてはそこまでして食べる気力もないわけで、ただ物珍しく行列を観察し、どんな店やろうなあ、と徐行しながら通り過ぎることにした。ところが、奥に行けば店があるのであろうわき道の入り口で、おっさんが「はいはい、もう駄目だよ、食べられない、3時間待ち!」とか僕に向かって叫ぶではないか。あのなあ、ただ徐行しているだけの他府県ナンバー3人家族連れ犬一匹のご一行に対して、どうして根拠もなく「自分の店目当て」って前提で断りを入れてくるわけよ。別に3時間も待ってうどん分けてもらおうなんてこれっぽっちも思ってないわけよ、見くびらないでほしいのよね、、と瞬時に沸騰した私、「いかねーよ!」とわざわざ窓開けて返事してしまった。あーまた熊本の人間の評価を下げっちまったなあ。まいっか。そうこうするうち雨が落ちてきた。
腹へってきたよなあ、次のうどん屋いこうぜえ、と聖書をめくり、
「池内うどん」
を目指すことに。おお、確かに路上駐車数台の風景が迫ってきた。だがこちらはまだそんな行列という感じではない。恐ろしく控えめな玄関だなあ、と近づいていくと、入り口はさらに裏手であった。川沿いの製麺屋のちょっとした食事スペース。なんか暴走族らしき団体ののステッカーが張ってあったりして、心なしか客層も気合の入った面々が多い気もする。気温も低いのでまずは温かい一玉で気合を入れようと、オーダー。ん、んまいじゃないか。やっぱうどんはよかですなー。
さて、次はどこへいく?と息子の意見も聞いてみることに。そしたら「宇宙一にもう一度行きたい!」というではないか。讃岐の地でのうどん初体験、前場うどん店を僕らが勝手に呼んでいる呼称である。そうだよなあ、何かよかったもんね、同じ店にもいちど行くってのもよいよね、と3人の意見は一致し、
前場うどん
を再訪。温かくて小さいのに半熟卵磯辺揚げと筍のトッピング。やっぱうまいうまい。妻は今日は冷たいぶっかけに挑戦したようであったが、やはりここの醍醐味はダシだよなあ、ってことで意見一致。ほぼ胃袋も落ち着いてきたな。
妻が、今度はいよいよ
「谷川米穀店」
にチャレンジする時が来た、と宣言した。恐れていた時がついにきたのだ。谷川こそは本当に山間の製麺所であり、ディープな有名店であり、かつ長蛇の行列でも知られたエリアなのであった。いったんキャンプサイトを通り過ぎ、さらに山奥へ。橋のたもとに近づくころから、路上駐車の列が見えてきた。おお、あれだな。まーコリャ長い行列だわ。しかも小雨。おいらやめた。並ばねえ。お前一人で行けよな、クルマん中で待ってっしな、と一方的に宣言。妻を降ろして僕と息子、シバはコンビニへ寄って新聞とドラえもんを買って車の中で暇を潰すことにした。ふと空を見上げれば真っ暗。いきなりの土砂降りが始まる。程なく妻から悲鳴のメールが届く。傘買って来い、である。仕方ないのでさっきのコンビニにまた戻り、傘とタオルを買って行列付近へクルマを走らせる。あれから40分くらいはたっているのに10mほどしか進んでいないところにずぶ濡れの妻発見。近くのカップルに傘を貸してもらっているようだ。とりあえず、傘とタオルを渡して、近所の路側帯に車を止めて息子と犬を残して雨の中全力疾走。行列に加わり、妻と交代することにした。それから1時間、妻は車の中で服を乾かし、今度は息子を連れて戻ってきた。なんてことはない。結局3人で合計3時間並んでうどんを食べることになってしまった。徐々に坂道を下がり、川沿い建物からおいしそうな匂いが立ち上ってくる。おー、意外に広い店内。100人はいるかなってくらいの客がうどんを啜っている風景が目に入ってきた。僕らは釜玉をオーダー。
おお、これはうまいぞ。あつあつの釜揚げうどんの底に生卵が沈んでいるのだ。ネギや生醤油や味の素をふんだんに添加し、ぐるぐるにかき混ぜて食べたらあっという間に完食。ここはお代わりしても良いみたいなので、次は冷たいのにチャレンジ。これもおいしい。隣では店の親父が一生懸命うどんを打っている。息子は目を丸くしてその姿に魅入っている。妻は人目をはばからずハンディカムを回している。僕はひたすら食っている。その間わずか20分足らずだったのであるが、なかなか刺激的な時間を過ごさせてもらった。3時間待っただけのことはあるよな。店を出てまだまだ並んでいる行列を横目にクルマに戻りながら、息子が「いやー美味しかったなあ」なんて大声で聞こえよがしに言っていたのには笑えた。
ずぶ濡れで立ちっぱなしで満腹になったらさすがに疲労も極致に。いったんテントに戻って仮眠しようということになる。パソコンを引っ張り出してきて、いままで撮ったデジカメ写真をスライドショーで楽しんだ後、1時間ほど3人で熟睡。夕方目を覚まして、また道の駅に行ってゆっくりお風呂。その後、夕食の買出しに行こうとか言いながら、なあ、どっかでうどん食わねえか、という悪魔のささやきに負けてうどん屋を探すのだが、さすがここは聖地、夜中に営業しているうどん屋など見当たらなかった。おとなしく豚肉などを購入し、テントに戻って焼いて炭水化物以外の栄養もアルコールに混ぜて補給しておく。
5
水
最後にうどん3玉おかわり
柴君の散歩をゆっくりしながら朝の空気を堪能。さすがに昨夜は広いオートキャンプ場にほとんど客がいなくなっていた。前日の嵐が効いたのだろう。おかげで誰にも気兼ねせずに鼻歌歌いながら自然を満喫できた。テントに戻ってからは撤収作業開始。さすがに4泊張りっぱなしで暴風に晒されていたので、じっとり水気を含んでいる。10時半にはすべての撤収作業が完了し、キャンプ場を後にした。さあて、最後にもう一軒、行きますかね。ってことで、昨日の谷川米穀店の近くで、さらにディープな
「三島製麺所」
で締めくくることに。ここは本当に看板すらないところらしい。
国道から細い道を山に入り、完全に民家状態の一軒屋を見つけ、どうもそれらしいなあと尋ねてみると、やはりうどんを打っている。おお、これかい、と元気の良いお姉さまに温かい釜玉を3人分オーダー。まるで学校の裏のクジ屋のテーブルのような小さい席に座り、ネギ生醤油味の素の三種の神器をたっぷりトッピングして食べる。おいおい、昨日より美味しいかも知れんぞ。僕らの後にもどんどん客が入ってくる。調子に乗って一人3杯もお変わりして朝っぱらから満腹になってしまった。店を出たところで中年男3人組のバイク野郎に声を掛けられて情報交換。彼らは徳島からたまにうどん喰いに来るらしい。
すっかり満足して、そろそろうどん聖地巡礼も終わりである。高速道路に入り、愛媛方面へ走る。14時ころ八幡浜に到着、3人でシバ散歩しつつ港町の風景を楽しむ。15:35、宇和島運輸フェリーは臼杵を目指す。フェリーは満員で、座るところにも不自由したが歩き回るのもけっこう楽しい。臼杵到着後はひたすら熊本を目指して山道を。すっかり暗くなり、月廻公園で一休みした後、大津のファミレスでハンバーグなんか食べちゃって夜中22時過ぎに久々の自宅に到着。一番ほっとしたのはラゲッジスペースのゲージに閉じ込められていたシバであろう。風呂に入った後は予約していたテレビをいくつか見たりして、気持ちよく就寝。いやー今回も充実した連休であった。企画してくれた妻に感謝するほかあるまい。
6
木
会議
妻と朝からcopenで八代へ。久々に乗るような気がするけど、順調に走ってくれる。午後からメーカーの集金など。新任の彼に僕の仕事観、理想論を話すがあまり反応はなし。まあそんなもんでしょう。午後からは会社の会議。夕方また妻と自宅に戻る。オープンにして粋がって高速に乗っていたら、翌日お客さんから電話。仲がよろしいね、と。障子にMary。
7
金
今日は熊本で仕事
午前中は税理士事務所の監査。うどん話に花が咲く。Dellパソに新しい経理用ソフトインストール。午後からは自宅にてお仕事。夕方、歯科医院でセミナーの打ち合わせ。夜は生春巻き大会。
8
土
がんばれ琢磨
10時過ぎからシバを伴い、2時間以上の散歩。かなり歩いた。レンタルCDショップで久々に5枚くらい借りる。Led Zeppelinとか。午後からは自宅で今度の総義歯セミナー関係の書類を書いたり。ネットで自宅の電話をADSLに換えるべく申し込みを行う。実はこれまでずっとISDNのままだったのだ。Dellパソを買ったので、よい機会だと思ってフレッツに申し込み。夕方、3人で八代の実家へ移動。妹親子が帰ってきているので会いに。寝る前にネットでF1スペインGP予選の実況を読んでいたら、なんと佐藤琢磨が3位である。うーん凄いなあ。僕がF1を見始めた1988年くらいからいつかこういうドライバーが出てきてほしいなあとか思っていたんだけど、いよいよ待った甲斐があったのだなあ。
9
日
夏の講演会のチラシ制作政策
朝一番で高速で自宅へ戻る。妻は町内会へ出かけていった。僕は自宅のDellパソでイラストレータを起動し、8月の東京講演会のチラシを制作。このソフトも結局一度も習うことなくなんとなく使っていて、なんとなく仕事できるようになってきたなあ。でもなんか機能の2割くらいしか使っていないんだけど。なんだかんだで5時間以上かかってしまう。こういうのってキリがないというか。終わったら夕方。犬と散歩し、焼きそばと野菜炒めの夕食をとった後はいよいよスペインGPの観戦だ。結果、琢磨は5位で残念。え?5位で残念だって?それって凄いことだよな。
10
月
月曜日は長い
事務員が休みということで朝から会社でお店番。伝票入力したり、入庫したり出庫したり、電話取ったり、発注作業したり。同時に問屋さんの営業と商談し、器材ライブラリの更新を掛けたり。昼食とる暇もなし。でも電話が少ないよなあ。大丈夫かなあ売り上げ。この10年で本当に材料が売れなくなった。営業が少なくなったことも、ベテランがいなくなったことももちろんあるのだろうけど、それ以上にあまり材料を使わない治療に切り替わっていっている気がする。もちろん材料なしに歯科治療はありえないのだけど、以前にみたいに湯水のごとく必要だった時代が終わって、これからは厳選された材料を、必要な量だけきちんと正確に使うことが求められている時代になっていくってことなんだと思う。それがわかっていながら僕らの供給体制は相変わらず以前のままなのである。そのギャップが業界不況の原因だと確信しているにもかかわらず、自社の体制をまだ変えきれていないもどかしさ。そんなこと考えていたらあっという間に夜。夜は熊本市内まで車を走らせて、相談がある、という院長としばし話。そのまま寿司屋に移動して一緒に夕食。帰りに同業者のオフィスによって用事を済ませ、自宅に戻ってスタディグループの業務などを夜まで。
11
火
総会
朝、某企業でミーティングの予定が、行ってみたら社長は不在であった。すっかり忘れていたらしい。ほかのメンバーと打ち合わせをして、1時間くらいで出る。同業者の会社を1件訪問して打ち合わせ。その後、歯科医院に立ち寄り、高松うどん話に花を咲かせ、ほか弁屋で昼食を買って自宅へ。妻と食べながら仕事を始める。今晩はスタディグループの総会ということで、会計報告やいろんな書類を立て続けに制作。19時半から総会が始まり、プロジェクタを使って報告する。その後は近所の居酒屋で食事会に出席。
12
水
資料発送作業など
労災病院によって診断書を書いてもらうよう依頼。ようやく治療が終わったので保険の請求しなければ。しかしどうして書類一枚書いてもらうのに5000円もかかるのでしょうね。僕らの業界だったら間違いなく無料なんだろうけど。まーしかたないか。午後から事務員が休みで店番。月末のセミナーの事前資料を制作し、封筒印刷して発送作業。糊付けもうまくなったもんです。夜は県道を通って熊本市内の歯科医院で商談。残念ながら今回は見送りってことに。まあそういうこともあるさ。無理強いしないのが僕のポリシー。っていうかできない体質・・・
13
木
歯科商店がまたひとつ減った
午前中はメーカーさんの所長が来社、今期の契約。なんだか疲れていたのでなにしゃべってたかよくわかんない。同じ話を2回したよなあと気がついた時点でもうあんまり若くもないんだよなあと自覚したり。最近他人と話しながらぜんぜん違うこと考えてたりするもんな。疲れてるのかな。お昼前に仕入先営業からの電話で、県内の同業者が自己破産したらしいとの情報。いろいろ確かめたら先週バンザイしたらしいことがわかる。どうして商売を止める時のノウハウって点に誰も注目しないのだろう。会社を作ったらいつか畳まなければいけないってのは間違いのない事実だ。生物だって生まれた同数だけ、必ず死ぬ。ところが本屋のビジネスコーナーには会社設立ノウハウ本はたくさん並んでいるけど、会社のたたみ方って本を見たことないもんなあ。もうイケイケだけの時代でもないと思うんだけど。お昼は問屋さんの部長とラーメン。午後から2社ほど仕入れ商談。夜は同業者の社屋で秋のデンタルショーの打ち合わせ。夜は素直に自宅に戻って夕食。
14
金
鹿児島出張です
起きてから出張の準備。10時に自宅を出て高速で鹿児島へ。天気が良いのでオープンで走っていたらすっかり鼻の頭が日焼けしてしまった。ずっと南側向いて走っているんだもの。お昼に同業者の社長を乗せて、歯科医院へ。それから鹿児島大学へ行って、8月のセミナーの会場下見を。生協のおばちゃんと食事の打ち合わせなど。昼過ぎからは明日の晩の懇親会場を探したり、出欠を電話で確認したり。器材ライブラリーの説明と導入を終えて、明日の会場の下見をした後はやることがなくなって19時にはホテルに戻る。部屋でいくらか仕事して、お腹がすいたのでラーメンでも食べに行くかって天文館あたりをうろついていたら酔客と間違われたらしく、盛んに風俗の呼び込みに声を掛けられる。シラフななんだけどなあ、と不思議に思いつつ、コンビニで弁当とビール買ってホテルに戻る。シャワーを浴びようとバスルームに入って気がついた。顔面が真っ赤である。まるで泥酔客である。ああそうか、オープン乗りならではの日焼けだ(笑)
15
土
第3回鹿児島セミナー
同じホテルに連泊すると、朝が楽なのである。午前中はさしてやることがないので、部屋で仕事しまくる。ノートPCとPHSと100Vの電源があったら基本的にどこでも仕事できちゃうもんね。最近は資料は全部スキャンしてHDDに入っているし。テレビをつけたら屋久島の特番をやっていた。また行きたいなあ。お昼過ぎ、講師をホテルにお迎えに。15時過ぎから第3回の鹿児島セミナー開始。今回は会場が貸し会議室に変更し、しかも実習中心なので思いのほかバタバタ。終了後は隣のホテルで懇親会。会計したり飲んだり食べたり。二次会は例によって僕は出ずにホテルへ。年取ったのですかねえ、最近はラウンジのソファよりもホテルのベッドが恋しい39歳。
16
日
甘いものが美味しく感じるとき
本日も朝からセミナー。講師をホテルにお出迎えに行って、JeffBeckの古いプレイを聞きながら会場へ。今日も実習中心なので、僕は隣の部屋で会計したり次の予定を立てたり。相変わらず天気が悪い。雨男の僕ですから、仕方ないんだけど、これまた飛行機が飛ばないくらいの荒れ様である。ネットでチェックしつつ、セミナー進行状態を見ながら何時に空港に走ればよいかなあとか考える。ところがしばらくしたら晴れ間も見えてきたりして、なんだセミナー終わったら晴れるわけかいって、やっぱ雨男なんだなあ、僕は。無事に講師を鹿児島空港まで送って、少し時間ができたのでレストランでお茶でもってことに。酒飲みの僕は甘いものは基本的に好きでないのだけど、どうしたわけか、イベントが終わってほっとしたときには甘いものが欲しくなるみたいだ。今回もなんだかでっかいパフェみたいなものをオーダーしてじゅるじゅる食べる。見渡すと一緒にいる先生方もみんなそうだ。歯医者さんが甘いものにがっつく姿ってとっても絵になります(笑)。それから高速で自宅へ。妻が最近ネットで入手した、というパスタマシンでさっそく讃岐うどんの真似事を作っていた。まだダゴ(熊本弁)様であったが、十分にうまかった。味の素万歳。
17
月
日田日帰り出張と馬焼き
8時過ぎに自宅でどたばたと仕事をし、いくつかの電話の打ち合わせをこなし、だいぶ溜まっていた出張旅費清算をやったりして午前中を過ごす。午後から某社社長と一緒に大分は日田市へと向かう。インターを降りたあたりのうどん屋でこれまたうどんに挑戦。そのうち高血圧になるなあ。お昼過ぎから某歯科医院のご婦人と相談事に乗る。夕方熊本に戻り某社長から大量の馬肉をプレゼントしてもらう。近所の肉屋で限定でしか入らない「サガリ」と呼ばれる部分の肉らしくて、ちょっとだけ炙って食べると超うまい、らしいのだ。さっそく帰り際に自宅に電話、七輪を起動させ待機させておく。
自宅につくと風呂に入り、どれどれ、とさっそくサガリなるものを賞味。焼きすぎると味が落ちる、生醤油に浸けて食べると絶品、とか僕らなりのルールを発見しつつ、あっという間に半分を食べてしまった。息子も大喜びで、生まれてこの方一番うまかった、とか昔の水泳選手のようなことを言う。ここ1年「はだしのゲン」ばかり愛読しているので表現手段が僕らより古かったりする9歳である。大満足して30分ほど仮眠。目を覚ましてニュースを見ると民主党の小沢さんが党首を辞退したりしてる。さっそくネットで検索するとなるほどいろんな裏情報が。まあネットのおかげで政治もちょっとは面白く見られるようになったのかも。夜は息子と二回のベッドで抱き合って寝る(笑)もちろん息子は「きもいー」とか言って逃げまくるのだが、まあたまにしかないコミュニケーション、来年とかにはありえないだろうしね。もう10歳になるわけだし。
18
火
各種研修会事業集中的仕事
10時まで自宅で経費清算の続きなど。10時過ぎに会社でて、あちこち電話やメール。ここんとこずっと調べていた新しいデジカメをついにネット通販でオーダーする。コニカミノルタのディマージュZ2である。4万5千円くらい。やっぱ10倍ズームだよねえ、と今まで使っていたオリンパス700UZからの乗り換えである。もちろんカシオエクシリムとも併用。これでデジカメ付の携帯買ったらどうなるんだろう?
お昼からは8月の鹿児島での主催講演会の案内チラシをようやく完成。イラストレータもだいぶ作業が早くなってきたぞ。夜はあたらしくきたM社の総合カタログ1000ページあまりを引き裂いて一挙にスキャン。勢いあまって宿題だったいろんな資料も大量スキャン。なんか乗ってきて次のコースの事前資料やら集計、ホテル予約、年末からの大分のセミナーの募集案内書いたり。気がつけばまたも深夜。
19
水
仕事は山盛りだ山は崩れん
でんたる器材ライブラリーの更新と発送作業を2社分。週末のセミナーの当日配布資料を印刷して製本。今年後半の宇都宮東京コースの事前アンケート制作して確認メール発行。夜は歯科医師会間にて秋のデンタルショーのミーティング。脳が鼻から出てきそうだ。
20
木
自宅がADSLに。しかし。
朝からNTTと電話で自宅のISDN回線をアナログADSL回線に。お昼前に税理士事務所と会社の決算署名。夕方、メーカー営業さんとファミレスにて打ち合わせし、終了後自宅に戻ってADSLの設定に挑戦するもどうもうまくいかず・・・プロバイダのサポートに電話するけどお互いなんでだろう、って言いながらも解決せず。だいたいいつもこうなんだよ。でも最終的に解決しなかったって経験がないので、どっかで楽観している僕。へんに自信ついちゃってるよ。
21
金
今日から久留米
午前中も昨夜に引き続きADSL開通に必死。確実に通っているのになぜかプロバイダを経由するとうまくいかないのだ。今度はNTTのサポートの助けを借りてなんとか裏技的にDELLだけは繋がるようになった。PPPoEってやつの設定に問題があるらしい。XPユーザじゃないからわかんねえよ、そんなん。お昼前に高速で会社に出てどたばたと準備して、夕方高速で今度は広川へ。ラボの研修室でセッティングを終えてそこの社長のメルセデスで一路福岡空港へ。しばらく喫茶店で語らった後、到着した講師を乗せて久留米へ向かう。ワシントンホテルにチェックインして2年前から妙に通っている焼鳥新龍月というお店へ。韓国料理店なわけですが、盛り上がって12時前まで飲む飲む。明日もあるし、今日は早めに終了、部屋で熟睡しておく。明日は忙しいのだ。
22
土
いわゆる離れ業の日々
8時に講師らとホテルで朝食。打ち合わせを済ませた後メルセデスを運転して広川の研修室へと移動する。今年で3年目のコースである。今回は3回目ということも会って準備万端、地元組で何から何まで熟考して手はずを整えたつもりである。ところが東京から来た某メーカー社長がなんか大声でわめいているではないか。ラボ社長を掴まえてなんか"指導”しておられる。いわく、どうしてこんなテーブルの並べ方をしたんだ、とかペアリングの考えが間違ってるとか。社員の目の前で、である。もし僕にあと20kgの体重があったら、もし僕にもう少しのハードコアパンクの意識が残っていたら、次の瞬間右肩からタックル攻撃に出ていたはずなのであるが、そこは39歳の立派な大人、聞こえないフリをしておいてあとからネット日記で精神的カタをつけるというこれ以上姑息な手段はないであろうという・・・ああやだ。まーどーでもいーけどさ、僕は僕で基準を持ってるわけさ、あんたと違って。ギョーカイで敵に回したらいかん奴ってのがいるらしい。彼なんか自分でそう思ってるんだろうな自分のこと。でも実はそうではないんだ、って声もあるんだよなあ。まいったなあ。照れるなあ、うくく。
いかん、業務日誌ともあろうものが荒れてきた(笑)。もとの雰囲気に戻そう。10時からセミナーが無事スタートする。受講生の自己紹介が始まり、僕は顔写真の撮影をしたり。ここで覚えておかないと一生覚えられないぞ、といろんな関連付けしながら強引なリレーショナルデータベースを脳内に構築。お昼過ぎ、そろそろお昼休みかって頃に「じゃあ!]って叫びながら愛車をオープンにし、インターに入って熊本を目指す。そう、今日は熊本でもコースの2回目が始まるのである。ただしスタートは15時。これを利用して一人時間差攻撃に出るのである。いったん自宅に寄り、先日発注したデジカメを受け取り、ペットボトルのお茶とかをトランクに積み込んで市内中心部の歯科医院へと向かう。良い天気だ。15時、無事にセミナー二日目をスタートさせる。途中なんども広川に電話を入れてあちらのセミナーの進行具合、不具合を確認する。特に問題は生じていないらしい。しかし相変わらずさっきの問題児の暴虐振りが伝わってくる。いかん。俺が逃げるわけにはいかんやろ。そう判断をして夜、二次会から参加することを決め、久留米のホテルに連絡。
こちらの熊本のコースはなんら問題なく和気藹々と進行。終了後、近所の居酒屋で懇親会がスタート。講師にワケを話して僕はウーロン茶で過ごし、先に会計を行って1時間あまりで退出させてもらう。駐車場から車を出してオープンにし、さあ、ここからまた久留米に戻るのだ。途中携帯で連絡を入れながら進行具合を確認、結局一次会の焼肉店には間に合わないので、二次会から参加することに方針変更。会計だけが気がかりだがラボの所長がなんとかやってくれた。まあなんといいますか、異様な盛り上がりを示すコリアンクラブに一人素面の僕。かなり気圧される感じでいまひとつ乗り切れずに写真班に徹しておりました。どたばたの中、なんとかキレイに会計作業を済ませ、3次会はこれまた昨日の焼鳥店にて若手の先生方とようやく酔っ払いながら懇談。せっかく盛り上がっていたのにうるさ方が参入してきたのでしばらくは一方的に話を聞かされる展開になってしまったが彼が消えてからは元の和気藹々。空気嫁。ワシントンホテル久留米に本日も宿泊。
23
日
熊本へ戻ってセミナー
7時におきて身支度をし、8時に講師らと朝食。チェックアウトしたらなんとワシントンカードのキャッシュバックで1万円を現金で貰ってしまった。なんだか妙に嬉しいなあ、何に使おうかな。一足早くホテルを出て広川の研修会場に入り、最終セッティングを確認し、昨晩の会計の引継ぎを終わり、今度はまたも熊本まで高速を飛ばす。幸い良い天気でオープンで走ると気持ちが良い。9時過ぎにインターを降りて講師を乗っけて今度は熊本の研修会場へ。ああようやく普通の世界へ戻ってきたなあなんて冗談を言いながら講師と準備を進め、10時から研修再スタート。お昼は例によって近所のイタリアレストランで。夕方までに何度も広川のスタッフに電話を入れて無事進行しているか確認。なんら問題なく無事終了したようだ。16時過ぎ、熊本のセミナーも無事終了。講師と二人で帯山のトンカツ屋さんで軽く食事。のつもりが2時間近く今後のことを語ってしまい、すっかり暗くなって帰宅。さすがに今回は疲れてしまいシャワーを浴びてそのままベッドへ直行。よう働いた。
24
月
妻と久々のデート
さすがに午前中は死んだように眠りこける。11時に携帯がなり、アポイントをすっかり忘れていたことに気付く。急いで身支度して近くのメーカー営業所へ。支店長が来て、先日からの契約更新の商談。先方が契約のやり方を新しくしてきたのに、細かいところがまったく決まっていなく、すべて口約束ばかり、おまけにそれを話した担当者が急に転勤、そんなこんなで契約ができないまま特約店総会が終わってしまった。もちろん招待状すら来ず。そりゃ確かに契約は達成してないけど、一方的に話し合いの途中で結論を出してしまうってのは以前にも他社であったけどこの業界の特技みたいなもんやね。基本的に契約と言っても「うちの製品を売らせてあげるよ」的な意味合いで、かつ「わが社は○社の特約店でございます」って自慢するためだけの実効的な意味合いのない馴れ合いの世界だから。事実、わが社も隣のライバル業者も平均して10社以上の特約店契約をしていたりする。それも同じ会社の。意味ねえーじゃん、と誰しもが思うわけですが、それでもこうやって一方的に破棄されたりすると腹立つもんね。で、「まあ言いたいことはわかったから書面でよこして頂戴ね」と要求したわけです、前回。そしたら返ってきた答えが「書面は契約書がすべてです、書けません」だとさ。あーそうでっか、と某ルートを通じてそこの社長に「現場ってこんなんですわい」とねじ込んだら10日たって支店長が飛んできたと。
なんか書いててアホらしくなってきた。まあせっかく来てくれたので、ってことでもう一度経緯と真意を説明。そしたら支店長さん「そんなこととは知りませんでした」ってそれはあんたの社内の問題ですわ。まあどうでもいいんです、基本的に僕は、と答えてその場で契約書にサイン、近所の居酒屋の昼定食でお食事。情けない。はあ。
その後、自宅に戻って懸案のADSLをルータ接続して一応自宅のブロードバンドネット環境はすべて解決。なんとかなるもんやなあ。
一足早く買い物に出かけた妻を追っかけて夕方のバスで街中へ。昨日の昼食を食べたレストランブンゾーで二人でディナー。蚊に刺されながらもオープンテラスでビールジョッキを傾けながら二人でデートなのだ。実は今日はなじみの店の移転パーティ。JAZZ LIVEってことなんで二人で参加することにした。資金源は昨日ワシントンカードでキャッシュバックされた1万円(笑)しばらく歩いて店の場所を探し当て、以前よりもなんとなく明るくなった店内に居場所を見つけ、ドラムのすぐ横に座る。
マスターからホームページ用の写真を撮ってくれ、と頼まれていたので買ったばかりのデジカメで写真を撮りながら演奏聴きながらぐびぐび。正直JAZZはようわからん夫婦ですが、ロイクのドラマーのノリが楽しくて結構楽しめた。ボトルを入れたら結構な金額になったけどまあお祝儀みたいなもんかって満員の店内でなじみの客らと挨拶しながら飲む。その後、店をハケて近くのカラオケボックスへ行き2時間二人で歌いまくる。へろへろになった後「どろや」のお茶漬け食べてタクシーで家に戻ったらすっかり2時過ぎ。しかしまあここんとこよく飲むわなあ。
25
火
鍵のパトロール
10時に高速に乗って会社へ。損害保険会社と契約更新していたら鍵のパトロール屋さんがやってきた。そうだった、先週新人社員君が会社の鍵を紛失してしまいました、と申告して来たのを機にピッキング対策された鍵に入れ替えとこうと思ってオーダーしていたのだった。最近このあたりも事務所荒らしが横行しているというし。まあうちに入っても大して盗るもんなかろうけど。その後、近所のカーディーラーに出かけて中古車の試乗。今の三菱ミニカの車検が近づいているけど、そろそろ限界だし、なんせ話題の三菱だし。今日はここ数日の飲みすぎのせいもあって仕事の能率あがらず。夕方高速で熊本に戻り、スタディグループの例会。今月は2回目だ。終了後、近所の居酒屋でまたも宴会・・さすがにもう飲めずにウーロン茶で過ごす。
26
水
社員の交通事故
朝イチで高速出社。オープン乗りには気持ちの良い季節である。ところが出社すると社員が青い顔で連絡。昨日の鍵をなくした社員が昨晩バイクで単独事故、怪我をしたらしい。幸い大事故でもなく、被害者は自分だけだそうだが、壮絶な怪我で出社してきたらしいのでそのまま帰したらしい。なんだかトラブル運んでくる男だなあ。まあ生きてただけましか。しばらくは休みだな。
お昼から今後のいろんな盛りだくさん企画のどこから手をつけようかしらん、とパソコンの前に座ってみるがどうしたわけかやる気がまったく起きず、メールの返事すら書けない状態。さすがにここんとこ働きづめだったせいか、脳みそが疲労してる、という実感がある。こういう状態では良い仕事はできないよなあ、と早めに自宅に戻ることに。途中インドの歌謡曲を聴きながら妙なトリップ状態でオープン走行。なんか妙だ。
27
木
妻子は香港へ旅立つ
朝8時に妻子とここ数日同居している義理の母を車で高速のバス停まで送る。そう、彼ら3人はこれから日曜日まで香港旅行なのだ。妻はまたもマイルが溜まって無料往復。義母は生まれてはじめての海外旅行。息子は学校二日も休んで3度目の海外体験。で、僕はお留守番。だって犬の世話を誰かせんといかんてなわけで。週末仕事だし。彼らを見送った後、自宅に戻ったらなんだか急激な眠気に誘われそのまま寝てしまう。昼前に起きたけどだめだ、仕事にならん。まだ疲れが取れない感じだ。結局夜までそんな調子で、犬の散歩した後、弁当屋で食事を買って家で録画したワンピースみたりCSでやってたケビンコスナー主演のドラゴンフライ(コーリング)観たり。昼寝したから夜眠れないかなと思いきや12時過ぎには熟睡。なんか体調悪いんかなあ。
28
金
ぼちぼち復活
朝は犬の散歩を1時間たっぷりやった。シャワーで汗を流した後高速で出社。久しぶりに会社に来た気がする。来週の東京での主催講演会のメーカー展示の案内などを打診。昼は実家でカレー。その後ここ数日書いていなかったメールの返信をだばだばと書き散らす。夜遅くまで仕事しようと思ったが、やはり息切れして早めに自宅に戻る。明日から福岡出張だし。
29
土
九州デンタルショー
朝から犬の散歩をしていたら雨が降ってきた。高速バスで福岡に行こうと思っていたがなんかめんどくさくなって車でいくことに。copenじゃないほうのもう1台に乗って高速で福岡へ。やっぱ1500ccとはいえ、軽よりは楽な気がする。楽しくはないけど。ホテルにチェックインした後、近くで豚丼食ってタクシーで会場へ。1000円のランチ食べてバスで会場に行く、という手もあるが、僕は280円のどんぶり食って1000円でタクシーに乗る方を選んだ。どうでもよい話ではある。タクシーを降りた瞬間、後ろのタクシーから降りた男から声を掛けられ振向くと、前の会社の直属の上司である。あら珍しい、どうしたんすか、と聞いたら、彼は今では出世して西日本統括部長とかになってるらしい。へえ〜なんて驚きつつ一緒に会場へ。いつもと変わらぬ展示状況、別に毎年やる必要もなかろうになあなんて思いつつ、しかし今年は秋に熊本で同規模のデンタルショーをやらないといけないので今回は下見および各メーカーへのお願いと、かつ僕のビジネスであるカタログ収集の作業を兼ねて、今回は全ブースを二日間掛けて回る予定である。とか何とか言っても大体は「いやー久しぶり、儲かってる?え?ぜんぜん?いやーどこも一緒ですなあ。ところでなんかいい商品あった?やっぱないよね、そうだよね、うんうん。」とまるで同じ問答を100回繰り返すうちにあっという間に初日は終わってしまった。例年だと若手で連れ立って中洲に繰り出すって寸法がここんとこ飲み過ぎだし、なんか最近いまひとつ乗れてない僕なんでタクシーでホテルへ直行。タクシー乗り場に長蛇の列。うまいこと某輸入商ご一行様の助手席に潜り込んでタダで移動させていただく。近所のうどん屋でビールとうどん食べて部屋に戻ってなーんにもせずに熟睡。クーラーの効いた部屋で寝るのは心地よいもんです。
30
日
九州デンタルショー二日目・・・家族も戻る
朝一番でタクシーで会場へ。某メーカー担当と打ち合わせがあったので、珈琲飲みながら1時間程度商談。来年のセミナーの仕事がひとつ増えそうだ。その後会場でカメラを持ってうろうろ。カタログは両手が痛くなるほど収集。セミナーで知り合いのお客さんとはたくさん会うが、いまさらなんか買ってもらおうって気にもならんので、挨拶だけにとどめてたらなんか手持ち無沙汰になってしまった。これが15年前だったら運動靴で走り回り1日10人以上の取引先に張り付いてあれこれ説明して商品を売りつけてたんだもんなあ。売上よかったわけだよなあ。いまじゃあそんなことしたら確実に先生から疎まれるし、僕だってそんなことしてもちっとも嬉しくないし、だいたい10年前くらいからちっとも新しい製品なんか出てない気もするし。だめだなあこんな冷めちゃってたら。でもまあ事実だし。かーえろっと。てなわけでこの15年で初めて最後まで会場に居ずに途中で帰ってしまった。家に戻って仮眠してF1で佐藤琢磨の日本人初の予選3位からのスタートを見ていたら妻子らが香港から戻ってきた。土産話をたくさん聞かされ、久々の団欒。たのしかったようだ。俺も行きゃよかった。
31
月
5月も終わりだ
連休のうどんツアーに始まり、怒濤の掛け持ちセミナーしながらデンタルショーに突入し、最後失速気味の5月もようやく今日で終わりである。事務員が早退する、というので昨日収集した資料を車に満載して会社へ。電話番をしながらひたすらスキャナーで作業。夕方まで。久々に電話してきた取引先から予防について尋ねられ、自分の知っている範囲でメールにまとめてカタログと併せて返答する。明日から大阪出張だった。なんかせわしないなあ最近。どっかで疲れを取っとかないとなあと思いつつも明日の朝も早いので家に帰ろう。今月はうどん日記があったので長くなった。呼んでいただいた方、どうもありがとう。来月もまた書きます。
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