taka's業務日誌 2003年2月

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diary
1 スペースシャトル空中分解
 朝一で熊本空港へ。今日明日の講演会の講師をお2人出迎え。その後、会の会長のオフィスに入り、近所のレストランで食事。食事後、そこの研修室で症例発表に参加。発表を見ながら、講師のマックで明日の講演のパワーポイントにアニメーションを付与するお手伝い。日頃の環境と違うのでちょっと時間を要する。18時過ぎ、会は終了し、講師らを乗せてホテルへ。チェックイン後、今度は懇親会場へ。
懇親会  懇親会終了後、基本的にアルコールを飲まない講師たちと3人でホテルへ戻り、ラウンジで1時間ほど四方山話。その後部屋でパワーポイントの続きを12時まで手伝って、ようやく一段落ついたので、代行運転で自宅へ戻る。なんかいつもより3割くらい激安の代金だった。二種免許が必要になって以前よりも値上がりするはず、との予想に反しここでもどんどんデフレが進行しているようだ。
 妻子は八代に泊り込みで仕事に出ているので、誰もいない寒い自宅に入り、シャワーを浴びて、テレビをつけてみる。時刻は1時前。異様な雰囲気。どうやら大きな事故のようだ。よく聞けばスペースシャトルが帰還時に空中爆発したとのこと。たしか大学2年のちょうどこんな時期、後期試験の真っ最中にチャレンジャーの事故の衝撃的なニュースを見たのだった。どう贔屓目に見ても助かりようのない事故だ。あの位置じゃテロってこともないだろう。これ以上進展があるとも思えないがなんとなくネットをチェックし、テレビニュースを3時くらいまで見ながら眠りにつく。これでまた人類の宇宙への進出が10年くらい遅れるんだろう。30年前の僕は天文オタクだった。30年後にはハワイに行くような気分で月や火星にいけるという本が溢れていたのに、どうやら現実はもう少し厳しいようだ。
2 講演会
講演会  朝早くから会場入りして設備類のセッティングや受付などに奔走。本来の役割分担の人たちがインフルエンザで多数休んだりしてて大変。講師らが到着し、コロンビアの話で持ちきり。無事講演会スタート。当日キャンセルがけっこうあり、昼の弁当が多数余る。ついつい責任を感じて2個食べる。眠くなるがなんとか我慢。夕方時刻どおり終了し、空港まで送る。空港で軽く食事。予定通り彼らを見送り、自宅へ戻る。テレビでは相変らずコロンビア爆発事故を報じているが新しい事実は出て来ない。過去イラクを爆撃した兵士が宇宙飛行士となり、米国のパレスチナ、という地名の上空で爆発した、という偶然をテロに結びつけるところもあったが、さすがにそれは無理があるようだ。以前何かの本で読んだが、宇宙飛行士1名にかかる教育や訓練の費用はロケットやシャトルよりも高価になる計算だそうだ。古いシャトルを一機失ったショックよりも人的損失のショックが大きいのではないだろうか。NHKのドラマのように安易に宇宙にいける時代にはまだまだかかりそうだ。
3 後処理
 朝から昨日の企画の後処理など。午前中一杯はそれに掛かりきり。午後から次の企画の整理など。今日は節分で豆まき、とのことだが明日、事務員が早退すると言ってきたのでこのまま泊り込みに。夜遅くまで営業と語る。彼の家も節分だろうに。妻からメールが来て、子供が生まれてこの方、一度も三人で豆まきをしたことがないそうだ。そうなんだ。
4 営業マン
 朝から事務員と化す。メーカーさんと営業が一人同行販売。一方、もう一人の営業が夕方、大阪の仕入先と同行して帰ってきた。ライバル関係にある両社が勝ちあわないよう気を使う。夕方、会社で社内向け新製品説明会。その後、雨の中久々に食事に出かける。3人で一軒だけだったが、いつものように焼酎のペースが進み、フラフラに。でもこうやって外部の営業マンと語り合い、刺激を貰うことはとても大切だ。僕自身も忘れかけていた何かを思い出すチャンスになる。
5 同行販売〜ミーティング
 朝から昨日の営業マンと同行。わりとゆっくり回ったのでじっくり話ができた。夕方彼を熊本駅に送り、そのまま某取引先に行き、今後の取引について話し合い。終了したのは20時過ぎだった。寝不足と二日酔いでフラフラしながら久しぶりに自宅に戻り、妻の弾丸トークを聞きながら居眠り、居眠り。
6 今後の経営方針について考える
 税理士事務所とのミーティング。今期に入って4ヶ月、案の定、実績が低迷、なんとかしなければ、と対策を求められる。3時間くらい話し合い、だいたいの方針が固まってくる。こうやって話し合うことはとても重要だし、有効だ。その後、得意先に一軒呼ばれ、書類を持ち帰り、会社へ。どうするか随分迷ったが結局その書類を処理。夜中までかかり・・・まあいろいろと大変なことに。
7 組織論
 某問屋さんと久々の商談。昨年からの業界内の騒ぎはまだゴタゴタしているようだ。その後、他の問屋さんが来られて集金、商談。在庫の一部を新製品と交換する。ひと段楽した後、多数の電話に対応。昨日の件であちこちから電話が掛かりまくる。とにかく一日中電話していたようなそんな一日。夜は妻もやってきて、明日の会議に向けて資料を作成。取り掛かったのが1時で、終了したのが4時。やっぱ数字悪いわ。  
8 今後の方針提案
 朝から会議。先日の今後の経営方針について営業に提案。大筋合意を得る。これから具体的なところを詰めていかねばならない。要は、従来のよろずや的便利屋的商売からいよいよ脱しよう、ということだ。さまざまな選択肢が用意された現代流通の中で、何もかもを標準以上のレベルに持っていかなければ競争に負けてしまう、という根拠の無い強迫観念を脱し、顧客に本当に利用してもらいたい部分、いや、自信を持って薦めることのできる部分をまず利益に変換するエンジンが必要なのだ。いわば減点主義からプラス主義への変換。格好よく言えばそういうことになるが、実際には何を棄てるか、という決断を日々迫られるということだ。以前誰かと話をしていて、「良い人だ」という言葉と、「人が良い」という言葉は似ているけれど、全然違うニュアンスだな、ということに気がついたことがある。我々は今後、敢えて不得意な分野を抱え込まないことで、良い会社である、という評価を得ようとする、非常に当たり前でかつ困難な道を選択することで、結果的な成功を得ようと努力することにした。
 会議後、妻と近くのガストで食事。そういう合い間にも相変らず電話は掛かってくる。結局今日も仕事が終わらず、家族でもう一晩実家に泊まることに。
9 わんわん王国
 一人で暇を持て余していた正月休みに、ふと「犬でもいれば気が紛れるもんだし、ダイエットにもなるかもな」と僕が発言して依頼、妻と子供が「犬飼いたいモード」に取り込まれてしまった。というわけで、今日は家族して荒尾まで足を伸ばし、わんわん王国なる犬だらけのテーマパークに行くことに。
 ガキのころから高校の頃まで、けっこうな数の犬や猫を飼ってきた。たいていは雑種で貰い迷いの犬、猫。よくは憶えていないけど、いずれも短い期間でいなくなったり、死んだりしていったように思う。田舎だったので、繋がずに”放牧”状態で飼うことが多く、よく高校の教室まで勝手に遊びに来て参ったものだった。家と高校が近くだったので、彼女の行動範囲の仲に僕の教室や部室も入っていた、というだけのことだんだけど。思えば、そのあたりの数軒の家がみんな別々の名前で彼女を飼っていたのだと思う。わずか20年前はそんなのが当たり前だった。
 ところが、いまやインターネットでブリーダーのサイトを検索し、血統書付の犬をどうやって飼い、しつけるか、なんてことを勉強していける、というのでまあそういう意味では確実に未来社会になっている。
 テーマパークに到着するとさっそく名犬たちが出迎えてくれる。犬についてはいまや妻や子供の方が頭でっかちに詳しくなっていて、どの犬種がどういう性格だからどうだこうだ、とか言いながら品定めをしている。なんだか喩えが悪すぎるけど200年前の奴隷市場のような状況。ところが帰り際の妻の結論によると、「結局はそれぞれの個体に個性があるので、種別の性格とかはあんまりあてにならん」ということらしい。そりゃそうだ、その論理で行くとドイツ人はみな几帳面で、イギリス人は決して傘を持たず、日本人は全員が侍、アメリカ人は・・・てな話になってしまう。
 家に戻るとすっかり炊事をやりたくない病の妻が提案して、焼き鳥大吉へ。
10 飛び石連休中日
 連休のなか日、ということで今ひとつ気合の入らない月曜日。午前中は社内、午後から一軒開業の挨拶へ。いろいろと大変なようだ。社に戻り、宮崎講演会関係の仕事。その後、夕方熊本市内に戻り、4月からのコースに使う模型のために、自ら人体実験ということで歯の印象を採る。終了後めずらしく早めに自宅に戻り家族三人で食事。「普通の家みたいだ」と喜ぶ妻。
11 家族3人でデート
ラーメン城下町  今日は珍しく何も仕事の予定が無い祝日。午前中はゆっくりとテレビを見たり新聞を読んだり。小雨の降るなか午後からタクシーで県立劇場へ。妻がPTAの友人から貰ったというテノール歌手のコンサートに行く、というので付き合う。八代から母も合流して4人でコンサートホールへ。新垣勉という人なんだが、聞いた事無いんで、きっとガラガラなんだろうなあ、と予想していたらとんでもない、人だかりである。ライオンズ主催ということで会場の世話をしているのはオッチャンたち、並んでいるのはオバチャンたち、ってかんじ。パンフレットを読むと沖縄出身で幼くして失明、数奇な人生を送りながら遅咲きのテノール歌手としてデビュー、童謡なども歌い、最近は絶大な人気なのだという。まずはライオンたちが雄たけびをあげ(笑)、テレビ番組で紹介されたという彼の番組のビデオが流され、本人登場、1時間ちょっと歌って終了、であった。
 クラシックの歌手のことはよくわからない。芸術の鑑賞方法には大きく分けて二通りある、というのが持論である。一つは「こんな音楽、聴いたことが無い、斬新だ、心が揺さぶられる!」という驚きの鑑賞。もう一つが「わかるわかる、心地よい、そうそう、その気分をよく表しているよ」という癒しの鑑賞。ややこしいのは最初は前者であっても、数年後聞き直した時には、最初に聞いた時の情景を思い出して、後者になっていたりする。
 また、それと違う軸で芸術を評価する基準を二通り上げるとすると、一つが作品をどんと目の前に置いて、「さあどう感じるかはあなた次第」ってやつで、もう一つが詳しくその作品が生み出された時代背景や作者のプロフィールなどを紹介したプレートやライナーノートを一緒に見せて、「どうです、こういう背景があると思うと感動もひとしおでしょう」ってやつ。これもその二つが入り交ざってそれぞれに評価が変わっていくので、素晴らしい作品はいつまでも幾通りもの楽しみ方が出来たりなんかするので楽しい。
 今日のコンサートは・・・なんか癒し系でかつ詳しい説明つき、という感じ。日頃音楽を聞かない人間にはとてもわかりやすく・・・いや違う・・・今日は感動するぞ、と気負ってきた人にとってはとても分りやすく・・・企画されていた気がする。もちろんそれは本人のことではなく、企画側の問題なんだろうけど。
 終わった後、タクシーで鶴屋の前まで。今日でもう一つの老舗の熊本岩田屋百貨店が店じまいだというのに、けっこうな人出だった。母と別れ、僕らは新しくできた「ラーメン城下町」へむかう。ここはダイエー城屋の8Fに新しくオープンしたラーメンのテーマパークだ。昭和30年代を意識して作ったという。基本的にこういうのには弱い僕はやっぱり来てしまった。それにしても。けっして地元のマスコミは書かないけど、やはり感じてしまうのはここが旧大洋デパートだ、ということだ。戦後、熊本で圧倒的な人気を誇ったデパートが火災を起こし100名をこす死者を出したニュースは今でも鮮明に覚えている。たしか10歳くらいの出来事だ。その建物に昭和30年代の風景を再生する・・・きっと多くの人たちが何らかの感慨を抱いていると思うんだけど。
 その後このビルの中に新しくできた本屋とCD屋さんに立寄る。George Harrisonの遺作とWINGSのVenus and Marsの輸入版を購入。Beatlesマイブームはまだまだ続いている。WINGSなんてもともとLP持ってたんだけど、なんか聞きたくなり・・中学2年の頃聞き狂ってたので懐かしくもあり。さっきの話で言うとこうやって良い音楽は何度でも楽しめる。
 家族でボウリングを、という企画が本日のメイン。多分5年ぶり、いやもっとかな。惨憺たるスコアで2ゲームを終える。その後中華をあっさり食べてバスで帰る。少し休んだ後、明日提出予定の開業見積があるので勇気を振り絞ってパソコンを起動し、深夜までお仕事。
12 送りつけんなよ、まったく
 某会社との商談がこじれている。以前、契約達成のためです、とか言って営業担当者が機械類を60万円分くらい送りつけてきた。翌月に行われる蚤の市との差額を値引き起こしますので・・とか携帯メールに書いてきて、である。しかたねえ奴だなあ、と思いながら翌月きちんと支払う。ところが翌月になってもいっこうに連絡もないし、値引きも起きない。こちらも原価が確定しないので売りようが無い。そうこうするうち3ヶ月目に突入。機械類はずっと店頭に積み上げられてまま、である。こちらも我慢の限界だなあ、と久しぶりに当人の携帯に電話してみる。どうなってんの?と聞いたら、いま計算している途中です、と。鉱石ラジオで作られた電卓を使ってもそんなに時間が掛かるものではない。たかだか5品目程度のことだ。つっこむと出るわ出るわ口からでまかせの嘘、嘘。こっちだって以前はメーカーの営業もやったことあるんだから事情はわかる。ごめん、すまん、で済むことだってある。だがここまでコケにされるとさすがに噴火ボタンに手が伸びるってもんだ。結果、「まあとりあえず返すから。置いてても仕方ないし。」と宣言、敵も「あーじゃぁそうして下さい」とキレ気味。電話を置いた後、さっさと自分で荷造りして敵の事務所に速攻で発送。よっぽど着払いにしたろか、とも思ったが、そこは大人の対応で元払い。
13 電話、電話
 午前中自宅にいたら、ずっと携帯が鳴りっぱなし。こういう日がたまにある。もちろん昨日の会社の拠点長からも電話あり。とにかく一度お話をしましょう、と。そのセリフは聞き飽きていますが、僕はBUSHと違い、我慢の限界はわりと奥深いのですよ。まあしばらくは様子見と。他に今やっている大型商談の打ち合わせなど。午後から出社し、問屋の営業マンと話。相変らずこの業界は10年間同じことをやっております。夜はお泊まりで仕事。
14 バレンタインデーは朝まで仕事
 世間的にはバレンタインデーということだが。若い営業マン諸君はなんとなくそわそわしていたり。しかし社長は最近すっかり喧嘩モードに嵌っていて、昨日とは違う会社の社長と電話で大喧嘩。得意先紹介した挙句に直売されて黙っているほど熊本人は甘くないんだぜ、ゴルァ。なんで最近こんなに噴火ばっかしやっておるのでしょうか。個人的問題かなあ。それともどんどん不況になってくる中で、みんな身勝手になってきて弱者に皺寄せしようとしている、という気もする。僕らの業界は異様にメーカーや問屋の立場が強い。「商品を卸してもらう」ためには何でもする、業界なのだ。もちろん契約保証金を何百万と積み、お正月はお茶菓子持ってあいさつ回り、特約店総会に出席を拒否しようものならあらぬ噂が立ち・・・その一方で得意先はみなお医者さんであって、当然のごとく「商品を納めさせていただいている」てな立場を逸脱するととんでもない目にあうわけです。そういった非常に立場の悪いポジションにいると双方から「不況の皺寄せ」攻撃を寸断無く受けることになります。もちろんそれを利用してビジネスに活かすのが鉄則です。しかしたまには切れるで。
 日が暮れると猛然と脳味噌が冴えてきた。たまにこういう日がある。なんだか5つくらいの仕事を平行して始めてしまう。開業見積、複数の講演会の名簿と受講票の印刷、機械類の見積、出張の各種手配、さまざまなメールへの返事・・・こういう時はひたすらやりつづけるのが吉である。終わったら朝5時過ぎ。明日の朝一までに納品しなければならない商品を車に積んで国道三号線を高速並に北上、歯科医院の裏口に濡れない様において、明るくなって自宅に戻る。
15 仕事とビデオ
 7時ごろようやく眠るが、8時半には携帯で起こされる。10時ごろ再び就寝。11時におきて昨日の仕事の続きを食卓で。どうしたんだろう、変なクスリでも嗅がされたか?家人らはどこかへ出かけている。テレビで「よど号」のセミドキュメンタリーをやっているので見る。そのあと、妻が借りていたジャッキーチェンの「ラッシュアワー」のビデオがあったので何とはなしに見る。けっこう面白かった。夕方妻子が帰ってきて久々に一緒に食事。先日レンタルで見た「ベイブ」をすっかり気に入った息子が続編の「ベイブ都会へ行く」を借りてきたので三人で見る。大爆笑だった。
16 柴犬
仔犬たちの部屋  お正月明けに「犬でも飼うかな」なんて何気なく言った一言にスタートした犬探し。図書館とネットをフル活用して妻と子供が出した結論は、「柴犬」。しかもペットショップなどではなく、ブリーダーのところへ直接出向いて買ってくる、という。どうやら南阿蘇にそんなところがあるらしい。朝食を食べた後、霧の中を車を走らせ、目的の柴犬繁殖所(?)へ。坂を上がると、さっそく柴の成犬がこちらを見て吠えている。家族でやっているというオーナーらと話をして、さっそく親犬の犬舎と仔犬専用の犬舎を何度も往復。お茶をいただいたりして柴犬についての深い深いお話を。他にも若いカップルが同じように見に来ている。息子は大ハシャギでデジカメを僕から奪い取ってなんだかんだ写しまくっている。例によって本から得た知識をひけらかして息子さんに誉められて上機嫌。待ちに待った弟をゲットできる瞬間、そんな感じなのかな。 レオンになります  ひとしきり過ごした後で、気にいった仔犬を譲ってもらうことで商談成立。息子が貯めているお年玉が資金源である。実際に仔犬が手元にやってくるのは今から一ヵ月後。それまでここで親離れの準備が行われるのである。
 遅めの昼ご飯を近くのラーメン屋さんで取っていると、さっきのブリーダーの家族がやってきた。こちらがダラダラしていたせいで、ご飯が遅くなったのだろう。少しだけ話して、帰途につく。帰りにペットショップに寄って、既に犬小屋やらおもちゃなどを買おうとするので、もうちょっと待てよ、と。それにしてもペットショップなんて久しぶりにきた。小学生のころ以来かな。なんだか猿とかフクロウとかいてある種不気味なのだけど、子供たちは大喜びである。無料動物園みたいなものだものな。結局は高くつくのだけど。
17 忙しい出張の始まり
 朝一で出社し、椅子に座る間もなくやるべき仕事を午前中。昼前にまたも高速で自宅にとんぼ返りし、妻にバス停まで送ってもらう。高速バスで取引先と落ち合って今度は福岡へ。メーカーショールームで商談した後、博多駅で他のメーカーの拠点長と待ち合わせし、会食。22時過ぎ、解散し、姉のマンションに移動、泊めて貰う。
18 東京
 午前中は携帯とパソコンで週末のセミナーの準備。入金の確認をして受講票のハガキを送るのである。11時に福岡空港へ送ってもらい、お土産類を買ってJEXで羽田へ。ここでもパソコンを広げてまだ仕事。急な出張だったので仕事の整理がつかぬまま出てきてしまったのだ。羽田に着くとモノレールで浜松町、雨の中原宿へ。得意先のラボとセミナー講師の歯科医院を表敬訪問。夕方、代々木上原へ移動し、少し時間が余ったので1kmくらいそのあたりを散歩してみる。こうやってみると東京って意外と田舎だな、と気付く。古い商店がたくさん残っているのだ。これが地方へ来ると、もはや明るいのはロードサイドショップくらいで、昔ながらの商店類は壊滅状態なのだ。今や地方経済は破壊され、日本人の心のふるさとは都会にしか残っていないってことだろうか。地方には路地裏さえ存在が許されない厳しさが存在している。
 喫茶店でしばらく仕事し、時間調整の後、もう一軒歯科医院へ訪問し商談。その後解散し、上野界隈に移動、知人らと落ち合って食事。その後カウンターバーに移動して馬鹿話。実は今回はホテルが予約できなかったのだ。受験シーズンということをすっかり忘れていた。ということで、サウナに入り、ひと風呂浴びてカプセルに篭る。蟻みたいだ。
19 京都へ
 朝一で知人と落ち合い、午前中一杯ちょっとした仕事。昼食後、これまたもう一軒お仕事。東京駅に戻り、知人とビヤホールで会食。その後のぞみ最終便で京都へ。なんとなくビールを飲みながら。駅前のホテルにチェックインし、久しぶりのベッドにひっくり返る。ところが2時くらいに気分が悪くて目が覚めてトイレに戻す。ちと飲みすぎたらしい。
20 熊本へ
 午前中は部屋で週末の講演会関係の仕事。振込を確認し、受講票を記入。今回の出席者は受講票が東京や京都から投函されているのでびっくりすのでは。お昼にセミナーの講師をお願いしている先生のオフィスで打ち合わせ。食事をした後、京都駅から高速バスで伊丹へ。JEXに乗り込むのにやたらと行列ができているので、なんだろう、と思ったら、座席間隔が非常に狭いのである。したがってお客さんが入るたびに混乱が生じてしまい、なかなかスムーズに着席できないのであった。もう少しうまい誘導方法を考えたら良いのに。1時間後、無事熊本空港に到着。バスで交通センターに行き、そこで取引先と落ち合い、居酒屋へ。次にいつもの店に流れて気がつけば3時過ぎ。さすがに連日のアルコールでカラダはボロボロだ。小雨の降る中タクシーで久しぶりの自宅に戻る。
21 ノンアルコール宴会
 早朝から久しぶりの出社。週末の講演会の残務を一気にやり上げる。5分で昼飯を平らげて歯科医院に立寄る。パワーポイントのチェックをした後、熊本市内へ。週末ということで混雑する道を走り、30分遅れでホテルキャッスルに到着、組合の祝賀会に参加。その後近くの焼肉屋さんに会場を移して宴会は続くわけだが、この1週間の無茶な飲み方と、明日からの宮崎での仕事を考え、今日はノンアルコールで過ごすこととする。いやはやしかし、こうやってしらふで酔っ払いの相手をしていると、酒を飲まない人は偉いなあ、と素直に感動する。大の大人が・・・アホである。情けない。俺はいつもああなのか。改めよう(笑)。飲んでいないのでクルマでみんなを駅に送ったりして家に戻る。
22 宮崎へ
 午前中は自宅で明日の講演会関係の最後のまとめ。急いで荷物をまとめて近所の歯科医院へ。そこの院長のクルマで2人で高速を宮崎に飛ばす。途中、人吉あたりで霧と強風に襲われる。なんだかとても天候に恵まれないのは僕の天性の雨男の才能か。ところが宮崎平野に入るといきなり天気が回復し、気温もぐんぐん上がりすっかり春の様相になってくる。こんな天候なら巨人軍もキャンプに来るわなーという感じである。宮崎では珍しい少しばかりの渋滞を経て宮崎観光ホテルへ。主催者側の先生方と待ち合わせし、チェックイン後予約して貰っていた部屋へ。これがまたとんでもなく良い部屋で・・・多分何時間も寝ないと思うんだけど・・
 小雨の降る中、若い先生のクルマで今日の研修会場へ向かう。少し走ると雨が上がり・・なんと大きなおおきな虹が現れた。ちょうどシーガイヤのビルから生えているように、立派で鮮やかな虹がかかっている・・こういう時に限ってデジカメを部屋においてくるんだもんな。心のシャッターを切る。
 会場では特にやることも無いので、パソコンを広げて明日の受付マニュアルを作る。これだけ直前になってこういう仕事をやっている僕。大丈夫、今回はプリンタ持参だし。便利になればなるほど怠けるタイプの人間がいる。ここにもひとり。
 セミナーも佳境に入ったところで、担当の先生とクルマで明日の会場へ移動。熊本から連れてきたスライド設備の業者さんと夜の仕込みなのである。先に行われていたイベントがなかなか終わらずしばらく待機状態。らちがあかないので歩いて近くのホテルに移動し、先ほどのセミナー会場から皆が戻ってくるのを待つことに。それから歩いて懇親会場へ。既に宴会は始まっており、宮崎、鹿児島の若い元気な先生方と豪勢に飲みまくる。熊本と違って取引が無い方が殆どなので、その分ある意味気楽にお話できる。そのまま二次会と称して寿司屋へ突入、勢いでカウンターバーへ移動、そこにあったギターを弾いたり(悪い癖で)なんやかんやで気がつけば朝3時。部屋に戻り、シャワーを浴びて、PCとプリンタを繋ぎ・・・そこで力尽きていたようだ。
23 宮崎講演会は大成功
小出馨教授講演  若い先生からのモーニングコールで目を覚ます。「い、いま何時すっか!?」「6時半です」「す・・・すぐ行きます!」と慌しくネクタイを締めてフラフラとチェックアウト。13,000円。3時間で消費してもた・・・足元をフラフラさせながら先生のBMWを運転して今日の講演会場へ。受付のリストを急いで印刷し、設定完了。一階と二階を走り回りながら、なんとかスタートできる環境を確認。昨日の不安定な天気はどこへやら快晴の素晴らしい青空。思ったよりも早く受講生が集り始め、なんとか無事に受付は回り始める。お昼前には無事弁当も届き、あっというまに夕方に。予定通りに講演会は無事終了。猛烈なスピードで会場を撤収、熊本の若い先生をBMに乗せて宮崎を後にする。昨夜殆ど寝ていないので居眠りしてはいかん、と思いひたすら喋りつづけながら走ること2時間、6時半には到着。自分のボロ車に乗り換えて自宅に戻ると久しぶりに家族と会う。案の定食事をしたらそのまま熟睡。
24 最後の37歳
 朝から呆然とした感じで目が覚める。疲れが取れていない。最近の月曜日の定型パターンである。微熱を友達になんとか這いずるように出社し、昨日の清算など。昼食後やはりダウンし、実家で2時間余り寝る。夕方復活し、遅くなった20日締めの請求所チェックなど。12時を過ぎた時点で38歳になっていたことに気がついた。
25 最高の誕生祝はお金では買えない
 実家で目を覚ますがまだ体調は復活していない。会社にいてもなんとなく調子が悪い。夕方会社のソファで30分ほど寝ると寝冷えしたのかかえって気分が悪くなる。風でも貰ってきたのだろうか?夕方の例会に備えて配付資料を作成。高速で急いで会場に向かい、毎月の例会に出席。終了と同時に食事会には行かずに自宅へ戻る。
 今日は僕の誕生日ということで妻が図書館からビートルズの本を3冊借りてきてくれた。最近ちっとも活字を読んでいないので(ディスプレイは別として)、時間を作って読んでみよう。次に息子が「今日は誕生日プレゼントがあるけん。お金では買えんとよ」と前置き。何するんだろうか、と思って待ってたら、バイオリンを持ち出してきた。「何でも言って。弾くから」というので、最近練習してる曲を聞かせてくれ、といったら体を揺らしながら一生懸命弾いてくれた。なんとなく昨日からの体調不良も治っていく気がする。決して巧くは無いけど、一生懸命さがビシバシ伝わる。「次は何しようか」というので「じゃあハッピーバースデイツーユー頼むよ」と言ったら、何のことはない、さっきよりも上手に一発で完璧に弾くではないか。調子に乗って昨日テレビで特番やってたのを思い出して「サザエさんは?」と言ったら、これまた即興で完璧に近く演奏してくれた。やはり僕の血が流れているんだなあ。ぜんぜん練習しないくせに即興で曲にあわせることに命賭けてるとことか。で、多分ある程度巧くなったら満足してしまいそこから先へ進もうとしない、なんてところもなあ。でも最高のプレゼントだったよなあ。
26 久留米から八代
 高速を飛ばして久留米に入り、現地の歯科医院で打ち合わせ。会食の後、八代に走って会社で問屋さんと商談。ドタバタと仕事したりメールしたり。21時には熟睡してた。
27 ハーレーダビッドソン
 午前中は会社で仕事。午後から熊本市内の病院に入院中の先生をお見舞い。帰りに某先生のハーレーと一緒にクルマを走らせることに。北バイパスを通る時にちょうど夕暮れとなり、新興住宅地の中をうねって走るバイパス、ハーレーの夕日をバックとした黒い影、おりしもカーラジオから流れるモーツァルト、なんてシチュエーションがなんとなく70年代の自意識過剰気味の映画のラストシーンのような気がして、ああ、なんだか良い絵だなあ、なんて。
 夜は歯科医院の院長室で明日のケースプレの資料作り、近くのレストランで食事して、家に戻ったら家人は熟睡中。
28 あっというまに2月も終わり
 朝10時に歯科医院で大型商談。その後近所の開業予定地を視察、その後会社には入って来年の仕入契約商談。午後は夜の発表の資料作り。夕方、ようやく終わり、高速を飛ばし、熊本市内の歯科医院へ。今日はどういうわけだか勉強会で僕が歯科材料について発表することになっているのだ。時間は20分あまりだが、あまりしょうもない話をするわけにもいかん、と昨夜某先生から最近の臨床写真を借りてきてパワーポイントを組んだのだ。発表はうまいこと進行し、何もかも無事に終了。終わって家に戻り、妻が借りてきてくれたビートルズの本を読み始める。田村和紀夫氏著の「ビートルズ音楽論」なかなか読み応えのある本だ。
 今月もあっというまに3回の更新作業で終わってしまった(笑)。あっという間に年を取り、それでもやっていることは大して変っていないような、それでも少しずつ良くなって行ってるのだったら良いのだけど。いつも書きっぱなしで読み直すことなんかほとんど無いこの日記だけど、もっと年を取って、やることがほとんど無くなった時に老眼で皺くちゃになった僕自身の目で読み返すときが来るんだろうか。今、あなたは何を思う?僕ははたして良かったのか、正しかったのか、うまくやったのか?もしもそんなことで答えを出そうとしているんだったら、先に答えておくこととするよ、そんなんはどっちでもよいヨ!
 今月もお付き合いいただいたあなた、有難う。  

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