taka's業務日誌 2001年7月

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diary
1 ホテルセミナー2日目
部屋から見た阿蘇のゴルフ場 部屋から見た阿蘇のゴルフ場  昨日から阿蘇プリンスホテルで開催しているホテルセミナーの二日目である。目がさめるとホテルの部屋から雲にすっかり飲み込まれたゴルフ場が見えた。本当に自らの雨男としての能力に磨きがかかる今日この頃である。
 講師と朝食を終えて、二日目のセミナーが始まる。基本的には部屋を真っ暗にしてのスライドでの講演が主なのだが、休憩時にカーテンを開けると、阿蘇の素晴らしい景色が広がる。やはりリゾート地での研修会は雰囲気があるのだ。昼食を終えて、会場で展示商品などを一生懸命販売する。妻もこういう仕事は初めてなので戸惑っているだろうが、たまには「夫は土日も遊んでいるわけではないのだ」という現実を見せておくことも必要であろう。 スライド講演の模様 入金確認なので一所懸命働いてくれているようだ。15時に無事にセミナーは終了、撤収作業も首尾よく進み、最後はチェックアウトしてホテルを後にする。講師を空港まで送る。日曜午後のドライブ帰りの渋滞に掴まってしまうが、1時間ほどで到着。ようやくここ数ヶ月いろんな準備をしてきた一つのイベントが終了した。いつものように足元がすこしだけ宙に浮くような疲労感が襲う。これって麻薬みたいなもんだな、と思う。
 空港からの帰り道、いくつかのパソコン屋さんを巡ってここ数日ネットで探しているノートPCの実物を手に取ってみようと思ったのだが、どこへいってもVAIOやらNEC、FMVばっかりで、探しているIBMのTP S30やLet'sNoteL2、CompaqEvo400などはカタログすらない状態。まったくどこも売れ筋ばっかり置きやがって、僕のような真面目なPCユーザーのことは考えてないぜ、と憤慨しつつ家に帰る。来週東京に行くので秋葉原に寄ることにしよう。家に着くと妻が先に帰っていて、ボクシングを見ながら食事。その後F1フランスGPが始まったが、30LAPくらいは寝ていた。ラストだけ確認した後寝ようとしたが、妻とPTAのことを話し始めたら結局1時過ぎまで話し込んでしまった。まったくオンナってやつは・・
2 ちょっと疲れ
 朝から疲れが残っている気がする。無理をせずに家でぼーっとしてたが、昨日のセミナーの件であちこちからお電話。お礼もありお褒めもありクレームもあり。それだけ顧客に近いということか。昨日借りた機材を返却に回る。歯科医院を数軒回って昨日の反応などを聞き、途中、ロイヤルホストに一人ではいって、インドカレーを食べた後、日記を更新したり。お昼からも修理に出かけたり、営業を少々。本当はそれから会社に向かう予定だったのだが、どうしてもからだに疲れが残っている気がして、家に戻って寝てしまった。無理は禁物だ。
3 研修会残務処理
 お昼より新規商談に向かう。3年後の商売という気の長い話だが、こうやって相談してくれるってことはあり難いことだ。その後メーカー営業マンとラーメン。その後八代の会社へと向かう。途中コンビニの駐車場に車を止めて1時間近く寝てしまう。また寝ても寝ても寝足りん病が再発しているみたい。会社では土日のセミナーの受注や経費の精算を行う。同時にホームページも更新。セミナーレポートだ。そしたらお客さんから「最近スタディグループのサイトの更新をサボってないか」とメールが届いたので意地で更新。結局朝2時までそんなことをしてしまった。
4 セール企画など
 会社にて今月のセール企画などを考え、チラシを作る。近くの銀行支店長が交替挨拶。2年半ぶりだという。早いものだ。昼過ぎからはメーカーさんの営業マンがやってきて商談。その後他のセールチラシを作る。夜に若い営業マンと話し込む。本人は頑張っているつもりでも、実はまだまだなんだよ、もっと伸ばせるはずだよ、というのを教えることは、こういう小さな企業では大変だ。何せ、競争したり比較したりする仲間の数が少ないのだから。だから広い社会を見ながら成長していって欲しいのだが、たまには社長が小言をいう役目も果たさなければならないと思う。それがきっかけになってくれたら嬉しいのだが。
5 半年にいちどの身柄拘束
 ああ、またこの鬱陶しい季節がやってきた。安全運転管理者講習だ。この日記で愚痴ること数回。でもまだ世間は変わりそうにない。小泉さん、はやくこういった既得権はつぶしましょうね。それにしてもそう分かっていても中小企業の主たちは嬉々としてこういったイベントを楽しんでいる気がするのは何故だろう?本業が楽しくないから?警察に気を使っている?あるいは利権でも?なんて疑ってしまうほど皆さん素直に4200円もの収入印紙代を支払い、二度と開かないであろう気の利かないデザインのテキストやらチラシ、地元の警察の役人の講話、毒にも薬にもならんゲストの話なんかに一生懸命相づちを打ちつづけていた。僕も企画の仕事をたくさんしているわけだが、こんなセミナーを開いた日には翌日に受講料返却要請電話が鳴りっ放しになり、次回の仕事は一生回ってこないことだろう。それでもこの講習会は毎回継続されていく。それは何故か?簡単だ、競争原理が働いていないからだ。交通安全という目的が忘れ去られ、イベントを継続するという手段が目的化してしまっているからだ。そこには莫大な利権が存在してある種の人々の生活を安定させていることだろう。いかんまた愚痴になってしまった。関係者の方、読んでいたら意見を下さい。私はどーにも納得できんのだ。そんな思いで僕はひたすら会場の講師のまん前でノートPCを開き、ここのところ返事を書けていなかったメールをバッテリーがなくなるまで打ちつづけた。
 社に戻り、先月号を欠号してしまったメルマガを書く。3時間くらい。深夜にエイヤっと送信ボタンを押して僕の今日の仕事は終わり。
6 気絶するまで食べつづけろ
 雨だ。梅雨だから当然だが、今年の梅雨はガンガン降ったりカラッと晴れたりとはっきりしている。日本も熱帯みたいな気候になってきたな。まるでスコールのような雨が続いている。これも温暖化、ってことなのだろうか。昼は卸の営業マンとロイヤルホストでオムレツ。なんだか愚痴っぽい話を延々聞かされた。他に同業ディーラー同士の合併の裏話を聞く。びっくりしたことに、両社長の孫の代までの社長の順番が決まっているという。そんな江戸幕府みたいな話があって良いのだろうか?流通業界の生き残りを掛けて僕らは戦っているというのに、そんなオーナー家族の都合が優先された話がまだこの世に存在するなんて。そうか、まだまだ儲かっている裕福なところがあるのだ、自分ばかりが危機感を持って突っ走っているだなんて馬鹿みたいだ、ちくしょう。などと皮肉を言ってしまった。ま、噂話だから本当のところはわからんが。
午後から出社し、会議資料を作成。夕方メーカーさんの営業マンがやってきて新製品の説明会を開いてくれる。彼は本当に良くやってくれるし有能だ。担当になった頃はなんか目つきの鋭いアブねえ野郎だなあ、と思ったものだが今ではすっかり一流だ。そしてうちの若い営業たちの面倒をこうやって見てくれている。この業界もまだまだ捨てたもんじゃない。やっと勉強会が終わり23時ごろ市内のファミレスでみんなで食事。「いつも払って貰ってるんで今日は領収証切ります」と彼が言い、図に乗ったみんなは気絶するほどのメニューを頼み始めた。例えばK君はビフテキセットにトンカツを付けて食べた後、カレーを1枚頼んでいた。さすがに胃がもたれたが、こういうノリはよいね。 
7 会議とパーティは回る
 朝から月に一度の会議。昨夜は結局食事の後会社に戻り、深夜まで会議資料を作っていた。会議では具体的な決算までの数字の作り方について皆でディスカッション。昼過ぎに終わり、その後もセミナーのビデオのダビングなどを行う。いったん自宅に帰り、バスに乗ってニュースカイホテルへ向かう。今日は地元の若手歯科医師の集まりのパーティだ。なんだかいつもより渋滞が激しくバスでは遅刻しそうなので途中JRに乗り換え、熊本駅からホテルまで全力疾走、2分前に会場到着。 なぜか美女のマジックショーなんかもあり。 ここしばらく、セミナーの受付側にばかりいたので、逆に客として迎え入れられると(しかも先週と同じメンバーが立場逆転してたりして)、なんだか妙な感じである。パーティは進行し、酒の回った僕はあちこちのテーブルを回って挨拶。コンパニオンの顔にどっかで見覚えがあるなと思っていたら先週阿蘇プリンスに来てた会社と同じところから派遣されていた。旧知の技工所社長と意気投合し、繁華街の寿司屋まで歩いて行ってご馳走になった。その後タクシー乗り場まで歩く途中で福岡の組合から帰ってきた同業者社長と出会い、結局3時まで飲みまわる。
8 タイムショック21予選!
 妻に嵌められていた。なんとタイムショックの予選に応募していたのだ。ぜんぜん知らないし、だいたい番組も一度しか見たことがない。月曜日の8時だなんてそんな時間にテレビを見ているわけがないではないか。田宮二郎のクイズタイムショックなら小学生の頃見ていたが。
まずはガストで生ビール
 しかし、賞金1000万円と聞き、お昼からの予選に向かうことに。まずは5人のチームのミーティング、ということでテレビ局の入っているビルの向かいにあるファミレスに集合。いつもネットで騒いでいる連中である。行きがけのバスの中でi-modeを弄くり、タイムショックの公式サイトにアクセス、予選についての情報をゲット。何でもペーパーテスト、面接などがあるが、重要なのはチームのテンションの高さだという。ミーティングにそういうことを継げた次の瞬間、妻は生ジョッキを発注。昼間っからオトナ五人は異様なテンションまで上がっていく。なんだか回りの客がみんな予選の敵に見えてくるから不思議だ。

KAB熊本朝日放送へ突入  5人プラス息子の6人はいよいよ約束の時間に熊本朝日放送のビルへ。受付でゼッケンを貰い、Tシャツに貼る。エレベータで試験会場らしきところへ案内される。見渡せば若者が一杯である。うん、賢そうな顔・・・なし。勝ったも同然だ(酔っ払いの戯言モード全開)! 緊張しつつプロフィールを書くチームリーダー
チームプロフィールなどを書きつつテンションを高めているはずが・・おや、隣の席のチームリーダーかもなべが、緊張している。明らかに緊張して顔が紅潮しているぞ。妻は、と見ると明らかに口数が多くなっている。緊張と言うよりも興奮しているようだ。僕はずっとそんな様子をデジカメで撮影しつづける・・・つまりみんな酔っ払っている・・・

試験会場の様子  いよいよペーパーテストが始まった。5分間で48問を解かねばならない。1問あたり8秒、考えている暇はない。「ダーティハリーの本名は?」「ハリー・ポッター」・・そんな状況である。めげずに答えつづけ、終了間際に名前を書いて終了。うーん、30問くらいは出来たと思うのだが・・・実際のところは半分てとこかな?
KABでもはや勝ったも同然リラックス
 次にチーム名(くずぽんちゃーず・・なんじゃそりゃ)を呼ばれ、壁際で黄金の三角地帯で麻薬捜査官に掴まった日本人旅行者のごとく写真を撮られる。そのままエレベータで面接ルームへと。しばし前のチームの面接が終わるまでの時間があり、我々はまるで自分のうちのようにくつろぐのであるが、どこかに緊張感からくる高揚感が抜けきれない。これってまるで日本脳炎の予防注射の前に異様に興奮している小学生の列と変わらない。一人落ち着いているのはゲームボイーイアドバンスをあてがわれて真剣勝負に没頭している本物の小学生の息子だけである。 これが面接試験の実態!
 さて、いよいよ名前を呼ばれ、部屋へ。本来はテレビ局の重役室、といったところか。東京から来たと思われるプロデューサの男女からチームの由来やら賞金の使い道など想定内の問題が切り出される。ところが応対するかもなべ妻、極度の緊張のあまり、喋れば喋るほど地雷を確実に踏んでいくので面白い。他局の番組の話をするでないぞ、あはは。そのうちいよいよ本番さながらのテストに突入。事前に得ていた情報と異なり、5人中選ばれた3人が一人1分ずつ、番組に使われているクイズの出題そのものがMDラジカセから発せられ、それに答えていくという形式だ。まずはチームリーダーのかもなべ、見事一問目より沈没。。。博学で鳴らす自称オタク大王も緊張には勝てぬか。どうする、東京に行けば、あの高い椅子の上で答えるのだぞ!と隣で思う僕の頭の中には田宮二郎の姿しかないのであるが・・

 いよいよ僕の番だ。意外と緊張するまでも無く、というか非常に簡単な問題が続いたのでリラックスして答えた。12問中9問正解。次に妻。これがまたえらく難しい問題で5問と見事トルネードスピン、であった。やはり3人目で落とすように構成されているのだろうか?と、とりあえずは慰めておこう、この馬鹿者め。

 「予選に受かった場合だけ連絡を入れます」「一番早く出ていただく場合は7月29日になりますが、だいじょうぶですか?」とのこと。もうそれだけ聞かれただけで「そうか、来てくれということだな」と勝手に解釈した僕は「もちろんです、1000万のためならいつでもどこへでも」と神妙に答え、部屋を出て行った。
そして最後はやっぱりカラオケ+生ビールでクズへ

 その後、反省会、と称しイクところまで逝っているテンションを下げるため、近くの繁華街のカラオケボックスで1時間それぞれに熱唱、うまく燃え尽きてそれぞれ家路につくチーム・ザ・クズポンチャーズであった。我々一家はしばらく散歩した後、上通りの紅蘭亭という中華料理店で晩ご飯。僕は「夜の定食」という1000円の定食を食べたのだがけっこう美味しくて量もあった。それにしても日曜日の夜に一人で食事している女性の多いこと。ブティックなんかで働いている人だよ、と妻が言ったけど、みんな寂しく働いているんだな。
 さて、というわけで、今月末の日記には「行きは特割、帰りはファーストクラスでシンガポール経由」という東京旅行記が掲載されているはずで、みなさま乞うご期待。
9 賞与面接
 朝から自宅で妻と2人っきりの取締役会。そう、賞与の額を決めるのだ。以前はこれに父母と裏切り者1名を加えての取締役会であったので、準備やら何やら大変だったし、たいてい紛糾して夜中まで大騒ぎ、というパターンであったが、さすがにクズポンチャーズでチームを組んでいる妻との会議であれば話は早いのである。それでもさんざ悩んで額を決める。昼から会社に行き、しばらく仕事をした後、夕方から賞与面接。一人あたり2時間とか3時間というミーティングとなり、終わったのは1時過ぎであった。でも有用な話し合いが出来たと思う。1000万円ゲットしたら僕の分200万円から一人10万円ずつは現金で配るからなっ。
10 商談、商談
 今日から同行販売してくれるメーカーさんの営業と朝から打ち合わせ。さすがに寝不足でつらい。昨夜は結局4時だったのだ。近所の道路でおおきな事故(たぶん単独)があり、みていたらそんな時間になってしまった。その後、熊本市内に戻り、一軒修理をし、その後ニュースカイホテルでミーティング。それから次の歯科医院でインプラントの商談。ようやく成立、これで僕もいっぱしのインプラント営業マンだな。知識はまだまだだけど、実績はついてきたぞ。昼ご飯を食べるまもなく、スタディグループのミーティングに突入。・・・終了。その後誘われて近所の焼肉屋さんで食事会。どうも夏バテ気味で朝から殆ど何も食べていなかったのでビールが良く回った。
11 自宅で仕事
 雨だ。今日も朝からものすごいスコール、である。昨日の酒が残っているのか、どうも仕事のスピードが進まない。明日からの出張の準備をしたり、セミナーの最終精算をしたり。学校から帰ってきた息子が「ねえ、遊ぼう」と誘う。まだまだ子供なんだなあ、って当たり前か。きっと僕が「あー、酒飲みてえ」と思うレベルで「遊びたい」って思うんだろうな。
12 東京出張だ
 さて、朝から東京である。まだまだ続いているスコール。飛行機は絶対に飛ばんな、と思ったが、すんなりと離陸して羽田へと向かう。途中爆睡。モノレールで恵比寿へと向かう。今日はデジタルレントゲンを扱ったセミナーである。さすがに会場のウエスティンホテルは一流である。今日はここに泊まろう、なんて思いネットで料金表を見た瞬間、ヒイてしまった・・・ソウルに往復できるぞ。強風の中、集まってきてくれた先生方と仲良く研修開始。よく知っている先生が多い。3時間ほどで終わり、その後仕入先とミーティング。夕方終了し、いったんホテルへチェックイン。高輪プリンスホテルである。最近プリンスづいているのだ。熊本東京間の航空運賃は定価で片道33000円程度。往復だと7万円弱ということになる。ところが、ホテル付のパックで取ると、1泊往復で47,525円であった。なんだか定価で旅行料金って役所のカラ出張のためにあるのではないか、と疑い始める今日この頃。何はともあれ、極暑の中、坂を登ってホテルへ到着。初めて泊まるけど、古いイメージ。あそうか、有名なのは新高輪の方か。でもポーターに部屋まで荷物を運んでもらい、シャワーを浴びてゴロン、としたらちょっと良いホテルに泊まっている気がしてきた。
 あまり休むまもなく、またもウエスティンに戻り、某社長と飲み始める。その後六本木へと移動、女性らに囲まれアルコールを飲み続け、12時前に解散となった。タクシー代節約してやれ、と午前零時の六本木界隈を地下鉄の駅まで歩いてみる。まるで外国だな。日本人よりも西洋人の方が多いし、彼らが日本語を使って呼び込みをしている姿を見ると、あれ、戦争に勝ったのは本当に連合軍か?と疑いそうになる。でも実際には海外では日本人は彼ら以上に営業しているのかもしれん。日本の経済が破綻しているといっても、やっぱりゼニを持っていることは間違いないのだろうなあ。俺もタクシーで帰りてぇよ、と呟きつつ、深夜に高輪の坂を汗をかきかき上る若社長36歳であった。
13 秋葉原パソコンツアー
 あっけらかんと日本晴れ。雨男、ここに連続記録を破るか。ゆっくり起き出してちょこっとパソコンで仕事し、10時頃朝食。朝食券付なのだ、このパック。でもスタッフの対応が悪すぎて気分最悪。時間ぎりぎりに来たからといって対応を変えるのは良くないです、プリンスホテルの君。
 さて、ホテルをチェックアウトした後、ちょっと渋谷までよって見る。本当は原宿に用事があるのだが時間が早すぎたのでおのぼりさんしてみることに。なんとなく歩道橋を歩いていたら、あれ、どこかで見た光景だな、とデジャヴュに襲われる。何だっけ・・・と厚さでボーっとした頭で考えていたら、そうだ、田口ランディの小説に出てくるシーンがそうだ、と思い出した。「モザイク」の中で渋谷の歩道橋の上に立った主人公がトリップして地下を流れる川に入っていくシーンがあったけど、きっとここからスケッチしたんじゃないかな?と何となく思って写真を撮ってみました。・・・とその写真を探してたんだけど、どうやらファイルごと捨ててしまったらしい。そんなもんか。

 その後原宿へ行って先日のセミナーの精算。その後秋葉原へ移動し、いよいよここ1ヶ月僕を夢中にさせていたノートPC選び、ということに。でもとにかく暑いので回転寿司屋さんに入って生ビールを。異様に幸福な気分に襲われてきた。やばい、もう一杯。ああ、至福だ、なんて僕は幸せなんだ、よおし、頑張ろう(って何に?)という気分で荷物をロッカーに預け、ネクタイをはずし、秋葉原でパートでTシャツを買って着替え、何故か靴だけ革靴の異様な風体で電気街を歩き出す。いろんな店を冷やかすが、価格的にはやっぱりネットで探していた方が安そうだ。もっともここから値切ればそれくらいになるってことなのかな?

いくつかネットで目をつけていた機種の実物に触れてみたが、結果的にはほとんど幻滅する羽目に。ちゃちいのだ。キーボード、パネル、筐体、すべてがちゃちなのである。これから数年間、僕の仕事の入り口になってくれる感じには思えず、PanasonicもFujitsuもNECも選択肢から消えていく。長年愛用したDynabookにはどうにも今の僕の希望に合う機種が見当たらない(つまり高すぎる)し、あちこちでこれでもか、と並んでるVaioを仕事に使う勇気はない。で、結局帰ってきたのはIBMであった。ThinkpadのB5ファイルサイズ、X21か1620が欲しかったのだ。なんと言っても良いのはキーボードの出来である。5年程前に同じThinkPadの701CSというバタフライキーボードの名機を使っていただが、そのときはやはりそのキーボードのかっちりした感じが大好きで思わず仕事に精が出ていたものだった。ただ、価格が高すぎる。。。というので2月頃に発売されていた最新式ではないタイプを選択、18万円超で購入した(実はあとでネットで調べたら17万円という通販会社があった・・・涙)。店員さんがすごくきちんとした人で、懇切丁寧にいろいろ教えてくださって助かった。思わず値切るのを忘れてしまっていたな。

 その後浜松町へ。最終便で熊本へ帰る。家に帰ったら妻子は実家に泊り込みで仕事、というので、パソコンの箱を開けてセットアップ開始。ふと気付いたら朝5時過ぎであった。それにしてもWindowsMeってのはメモリを馬鹿食いするなあ。
14 人吉キャンプ
釣りの真似事  今月初めてのアウトドア。目がさめたら10時を回っていた。12時ごろ八代へ出発。2時過ぎに人吉へと向かう。今回はクラフトパークという公園の中でキャンプである。どっちかというと今まで人里離れたところでテントを張っていたのだが、今回はいかにも公園、という感じでなんだか難民になった気分である。かもなべ家の子供たちが大騒ぎで、とりあえずは川に行って釣りの真似事。どこかの中学生たちが大挙して川に飛び込んで遊んでいる。その後「茶湯里」(さゆり)という第三セクターの温泉へ。 お客さんとばったり会ってお互いびっくり。ゆっくりとサウナに入ってリフレッシュ。その後テントにもどり、夕飯である。今回は妻がダッチオーブンで初挑戦する鉄板キムチってことで、その間僕はおとなしくビールを空けながら子供たちの相手、ということである。ご飯を食べながらわいわい騒いでいたらあっという間に12時を回り、ちょっとは涼しくなったもののまだまだ寝苦しい中、テントで親子三人喧嘩するようにして熟睡した。
15 雨の中の撤収作業
 7時過ぎにかもなべ家の長女がテントに乱入してきて、起きろ〜と。小雨の降る中、朝から昨日の釣りの真似事の続きである。といっても釣れるわけないか。だいたい、釣りって殆どやったことないし。
タープで雨宿り  朝ごはんを食べたら急に眠くなってきて、いつものように一人テントで二度寝。しばらく寝てたら轟音で目がさめた。テントの外は凄まじい大雨が降っているのであった。子供たちの声がテントの外から聞こえては来るが、大雨で出ることが出来ない。なんだかぼんやりうつらうつらしながら子供たちの声を聞いているのはとてもよい気分だった。 起きてしばらくみんなで絵を書いたりして過ごす。そのうち小雨になってきて、撤収作業。 かもなべ家はもう一泊していくという。僕らはちかくのうどん屋で昼食をとり、いったん会社で僕だけ降りて、あとは自宅に戻っていった。僕は会社でパソコンのセットアップの続きをやり、8時過ぎに戻って、CSでF1GPイギリスを見る。ハッキネン久々に勝ててよかったね。
16 社内業務
ThinkPad1620-33J  午前中は妻のパソコンと私の旧パソとのデータ入れ替え。午後から会社でたまりにたまった資料を整理、出張精算など。最後にもう一度セットアップを終えてほぼ完了である。それにしても最初はどうしてこんなに、ってくらいSafeMode→再起動の連続だったのだが、どうにかまともに仕事できる状態になってきたぞ。やっぱりパソコンってまだまだ一般向きじゃないよなあ。結局深夜3時まで見積もり書いたりなんやかや。
17 雨、雨。
 こん。こんこん。狐ではない。雪やこんこ、でもない。電話がこん。連絡がこないのだ。あぁ、1000万円が遠のいていく・・・。次は宝くじだな。ふん。
 新しいパソコンで順調にお仕事。楽しいじゃないか。しかし楽しくない事態も発生している。電話交換機が壊れた。会社のデジタルPBXである。リースが切れて早5年。さすがに断末魔の叫びを発生して、逝った。NTTが持ってきた何の機能も無い白い電話がぴろりろりろ、と情けない音で呼び出し、転送が効かないのでそこまで走っていく、というこれぞSOHOな業務スタイルを強いられている。せめてコードレスフォンくらい置いていって欲しいぞNTT。ということで近くの電気屋さんにコードレスフォンを見に行く。先月倉庫の壁が壊れてウン十万、今月PBXを買い換えたらこれまた100万くらいが飛んでいく。ちょっとの不自由だったら家庭用コードレスでこのまま仕事するぞ、と意気込むが、店員さん曰く「無茶ですわ」とのこと。やはり電話番号をまたいでの内線交換なんて機能は家庭用機器には盛り込まれていないらしい。ってことはだな、回線分のコードレスフォンを購入し、TAからずずっと接続し、挙句に社員の机の上には回線分(4回線ある)の子機をずらっと並べて呼び出しが鳴ったやつを取って電話するってことか。なんか香港のいかがわしい取引をしている会社みたいでそれも良いかもしれん。狭い事務所にコードレス子機が16台。うーん。でもそれでも全部で10万円しないぞ。何とか考えよう。
 ずっと雨である。スタディグループの資料など書いていたら23時を回ってしまった。この雨の中帰ってまた明日来る元気がない。妻に電話したらもう寝ていた。ふん。
18 おたふく風邪騒動
 午前中は会社で仕事、午後より熊本市内へ。途中ファミレスで一人で食事。なんかせっかく新しいパソコンになったのでモバイルしたかっただけなんだが。こないだ商談した歯科医院でインプラントの納品。いろいろ説明してたら18時過ぎる。約束より1時間遅れてメーカーさんの営業マンとマクドナルドで商談。決算対策をいろいろと企画する。かえって会社で商談するよりも効率が良い気がしたな。その後自宅へもどる。その途中で妻より電話が入り、「子供が食事中突然、顎が痛い、飯が食えん!と言い始めたけど何だろう?」とのこと。
 そりゃ破傷風じゃねえか?と思いつつ、家に着くと、見る見るうちにホッペが腫れていくではないか。あらら、これが噂さに聞く「おたふく風邪」ってやつなのね、と家庭の医学を広げて対策を講じる。多分、僕はおたふくの免疫を持っていないと思う、もし移ったら大変なことになりそうだってんで、隔離策を講じることに。しかし、息子は動くのも辛そうで、見てるとかわいそうになったので、昨年の今ごろお世話になった、地域医療センターに診せに行くことにする。21時半に到着、延々またされて診療が始まったのは23時過ぎていた。妻は「来る必要なかったのに」と不満顔。 僕はといえば待合室のベンチでついいびきをかいて寝てしまった。それにしてもこの時間に患者さんの多いこと!どんなに待たされても、こういう状況で対応している医者や看護婦さんには頭が下がるよ、けっしてお金のためだけに働いているわけではないってのが伝わってくる。
 結局、おたふくに間違いないでしょう、ということで一安心。深夜に自宅にもどって僕だけ隔離されて寝ることになった。まあ、殆どのケースでは自分は罹ったことはない、という大人も自覚が無く罹患したいることが多いらしいけど。テレビを点けたら松本伸輔をやっていて一人で爆笑してしまった。
19 妙な一日だったなあ
 朝から会社でミーティング。10時にメーカーさんと商談。午後から市内得意先にて商談、大阪に単身赴任しているドイツ人のメーカー営業マンの話題になる。
 その後会社にもどる途中、社員より携帯がなり、車が故障でストップしたという。電話を受けた場所のすぐ横が車のディーラーだったのでそこに行って相談、結局これからその場所へ向かうところに。故障が直らない場合に備えて僕の車とレッカーと2台で向かう。いつもより車が多くて到着まで20分、社員はあまりの暑さのために浮浪者のような姿に変身していた。結局はまったく現地で直せないベアリング異常ということであえなくレッカー。いかん、身の回りのものがガンガン壊れ続けていくぞ。仕方ないので僕の車で2人で熊本市内へ。今日は組合の会合なのだ。結局1時間遅れて参加、そのまますぐに食事ということに。
指名手配。  連休前ということでどこも一杯で、居酒屋のカウンターで4人で生ビール。その後、以前何度か行ったことのあるスナックへ。帰ろうかと思ったが、もう一軒、というので付き合う。隣にカナダ人のお客さんが来て、久し振りに英語で話してみる。
 23時を過ぎて眠くなったので、先に一人で帰ることに。ところが店の階段を下りて歩道に出たら、ばったり若いドイツ人と目が合ったではないか。何かの間違いかと思ったが、そうでもないらしい。昼間話題になっていたドイツ人営業マンだ。どうしてここに入るんだ?とお互いびっくりしたが、彼をつれまわしていたライバル営業マンとともにランジェリーパブへ行くことに。ああ、予定外の出費・・・しかし、さっきの店で英語をちょっと喋ってみていたおかげで、なんか酔っ払ってたくさん英単語を連発していたような気がするのだが、よくは憶えていない。
 僕からいいだけ金を毟り取って再び夜の街へ消えていった2人を見送ってタクシーで家に帰る。これでタクシーが途中で故障したら最高なんだがな、と思ったが、無事家についてしまった。
20 ワイヤレスインターネット化第一弾
 あまりの暑さに目を覚ましたら息子が既に起きていた。いや、本当の息子のことである。すっかりおたふくは良くなっているらしい。しかししばらくは髄膜炎の発症もあるから要注意。妻は今日これから実家に帰るのに何も準備をしていなかったらしく慌しく選択したり掃除したりしている。息子と僕はシャワーを浴びたり、ブロックゲームをしたりしてしばらく会えなくなる分を先に遊んでいる。
 11時半に2人を空港まで送る。さて、これからしばらくは独身貴族だ。帰り道にアプライドに寄る。中古アイテムが一杯で楽しい。さて、今日のテーマはターミナルアダプタだ。家のTAが先日より故障して使い物にならない。本当に壊れるときは一斉に壊れ始めるものだ。これを機会にワイヤレスに挑戦しようといろいろネットで調べてみたがやはり実物を見ないとどうにも。店員に聞くと、ワイヤレスLANのクライアントカードって殆どメーカー間の互換性がないそうだ。ということはメーカー選択がネックだな。ようやく一つを選んで買って帰る。
 家についてさっそくセットアップを始めるが、これが例によってなかなかうまく行かない。いろいろ考えてTAではなくルーターにしたのだが、こんなにセッティングややこしかったっけ?何度やってもルーターの用語はようわからん。結局3時間くらい奮闘してようやくまともに繋がるようになった。なんだかワイヤレスが嬉しくなって寝室やらトイレに持ち込んでネットしてみる。いくつかやり残している設定もあるが、まあとりあえずはOKでしょう。しかし素人に何度もPING打たせる説明書って・・・まだまだ一般商品じゃないよなー。9時からテレビでアメリカ版ゴジラをやっていたのでボーっと見る。なるほど、ジュラシックパークを作りたかったのね、と納得。いかにもB級というキャスティングが笑えました。
21 ワイヤレスインターネット化第二弾
 会社に到着して請求書のチェック。明日の地元のスタディグループ主催の講演会に展示する商品が各社から届いているのでそれらをチェックして、展示準備を行う。昼過ぎ社員たちが帰っていった後、ワイヤレスインターネット化第二弾を実施すべくNTT-DOCOMOへ。H"かP-inComp@ctかどちらかを導入しようと思っていたのだ。最近出先でメールチェックすることが多いが、携帯電話でしかも東京のアクセスポイントに繋いでいたのでけっこう経費がかかっている気がしていて、そこへDocomoのポイントでP-inが無料で買えるという情報に気がついてやってきたのである。
 待つこと10分、オタクっぽい営業マンに相談して、P-inを買うことに。ところがDocomoの商法恐るべし。ポイントを使うと、本体はタダになるが、手続きで3000円くらい掛かるらしい。現金で買えばすべて込みで5800円だそうだ。また、このポイントは携帯の買い替え時に1万円の値引きとして使えるが、一度ここでP-inに使ってしまうともうそれには適用されない、さあ、どうする?と来た。
 ちくしょう、現金で買いますってことになってしまい、まいいか、それでも携帯とPHSを両方使うと双方20%安くなるんでしょ、それだと月々500円台の基本料金のアップで使えるんですよね、と聞いたら、そうです、とのこと。まいいか、としぶしぶ納得。
 ところが手続き中に「すみません、お宅は法人契約ですから、20%ではなく6%となります」だと。NTTグループ、どうして君らは法人を阻害するのだね?基本料金は高い、ナンバーディスプレイの契約料金は異様にアップする、おまけに携帯のサービスは制限する!法人以外にSOHOという契約形態を新設すること激しくきぼーん!!
 結局騙されたような気分となり、でもここで引き返すのもどうかと思い、じゃ、お願いします、と言ってしまう。ところがそれから待たされること20分、あまりの仕事の遅さに「やっぱ帰ります」と言いかけたらようやくモノが来た。DDI-Pはこんなんネットで申し込んで即日使えるんじゃなかったっけ?
P-in Comp@ct  ようやく会社に帰り、セットアップする。それにしても意外と速いな、スピード。これが64Kってことは今までのISDNに騙されていたのかい?って感じだが。ま、そういうわけで物欲に惑わされた二日間でありました。これでようやく数年ぶりのパソコン環境再構築強化月間、終わり、である。。多分。
 23時ごろまで明日の展示の準備をする。部屋でテレビを見たら明石市で悲惨な事件が起きていた。若い生命が消えるのは辛いことだ。
22 技工士さん講演会出展
Best Club講演会の模様  朝8時前に社員が会社に来て、一緒に荷物を積み込む。8時に八代ハーモニーホールに積み込む。既にこの時間で異常に暑い。汗がだらだらだ。僕らの展示会場は昼食会場ってことで、関連書籍を中心に展示する。
ところで、どうしてテメエがここを仕切ってんだよヴォケ、という輩が目に付いてムカついたが、蒸し暑いので見えないことにしておいた。僕はこういう学術の場が好きだ。それはもちろん正しいことに協力している、という快感もあるし、そして「媚びなくて良い」という営業姿勢が好きなのだ。学術の場に集まってくる人たちの目はひたすら情報を求めている。 展示する我が社 だから僕のような器材を扱っている人間の言葉にも真剣に答えてくれる、だからこっちも必死だ。ある種戦場のようなものだ。ギラギラしていて、そこには誤魔化しようの無い緊張感が存在する。命を懸けた戦場に媚びへつらう商人が歩いていたら間違いなく射殺されるだろう。場違いだ。なめるな、俺はこう見えてもロッカーなんだぞ、あれ、だんだんわけがわからなくなってきたな。暑さのせいかもしれない。
 講演は非常に刺激になった。ここのところドクターの講演ばかり聞いていたので、新鮮であった。一般で思われる以上に医療界での専業化は進んでいて、それぞれの専門家たちの本音の交流は少ない。その中でこのようなカリスマ的な技工士を地方都市に呼んで技工士や歯科医師など260名も集めてしまった主催者の努力に心より感服したい。内容も素晴らしいものだった。
 夕方に講演も終わり、撤収。社員と3人で解散。「また明日」というのが悲しいが(笑)
さて、僕らディーラーも頑張っている技工士さんたちに負けないように堂々と努力していこう。なんて考えていたら急に眠くなり、20時には寝てしまっていた。
23 最高に暑い一日
強烈な日差し  目がさめたら8時前であった。12時間近く寝てしまった。早起きして会社の周りを掃除してみる。1分おきに暑くなってくるのが分かる。今日は暑くなりそうだ。まずは昨日の展示即売の整理。ん?なぜか数が合わんな?何度も確かめてみる。次にいろんな企画をしたり、見積書いたり、メールの返事書いたり、メーカーさんと商談したり。とにかく暑いので会社を出ないようにしている気がするな(笑)。
 それにしても、暑い。

 暑い中で、ズル、について考えてみた。どうしてかというと、冷房とはズル、じゃないかと考えたためだ。つまり、自分だけ涼しい思いをするために、温風を屋外に吐き出すシステムですよね、冷房って。そういうズルってよくないよなあ。でもみんながやっているから都市の温度がどんどん上がっていって、また冷房を前提のビジネススーツ+ネクタイなんて日本元来では考えられないキチガイじみた風習が行われている以上、この時期冷房なしで仕事をするってことは社員虐待、ってことになる、だから、ズルをする。うーん、これって基本的に最近の商売の原則となんら変わらんなあ、と気付いた。
 つまり、成熟市場において少しでも利益を上げるためには、仕入れを安く叩いて、お客さんを納得させて上で少しでも高く売る、あるいは他者を排斥して少しでもたくさん売る、というのが流通における大原則だ。パイは一定、あるいは収縮している。だから他者、あるいは取引先に行くはずの利益を、ズルしてでも自分のところに呼び寄せることがうまい人を商売上手、と呼ぶことになるわけである。
ズルの排気口  従来はこんなことを考える必要は無かった。つまり市場は毎年成長していたのだ。需要はうなぎのぼりである。少しでも怠けていると、それらを見逃してしまうことになる。だから寝ずに働け!という時代が長く続きすぎた。ところが今や市場は成熟し、停滞し、収縮し始めている。

 まるで環境問題と同じだ。地球の表面積はこれ以上増えない。今まではそこにフロンティアという世界が信じられていたが、いまや地球上には存在しないことがわかってしまった。京都議定書問題の詳細はわからないが、アメリカのブッシュJrが言っていることは「国益優先」すなわち、ズルしますってことだ。それを支持する米国人を非難することはできない。だって彼らはフロンティアを信じてここまでやってきた人たちだから。
 じゃあ、発展途上国の理論が正しいかといえばそうでもないと思う。先進国はこれまで好き放題環境を汚して発展してきたのに、自分たちがこれから発展しようと思ったら、やれ環境だなんだと規制をかけるのはおかしいじゃないか、という類の奴だ。その上で先進国にはもっと厳しい規制をかけろってのが今日と議定書だと思う。
 だが、もしも遅れてやってきた者にも同じルールで戦わせろ、ということになれば戦前の遅れて来た帝国主義であった日本は全面的に正しかったということになる。でもそうじゃないだろ、ルールってのは変わるんだ、と思う。何が言いたいのかって、結局はみんなわかって言っているってことだ。そんなこと分かった上で、「国益のために」ズルさせろ、と。それを通してくるのが一国のボスの仕事だってことだ。
 非武装中立論と同じく、ズルに関しても理想論では誰からも相手にされないのだろう。

 さて、これからどうするか。地球以外にフロンティアを見つけに行くか。それとも成長に基づいた論理を論理を捨て去る時期にきているのか。僕にはわからない。でもそのどちらでもなくて、ズルに頼った生き方、はカッコよくないわな、そう思った。しかし冷房を消す勇気は今の僕にはないらしい。ネクタイとセットじゃなきゃね。
 ズルを認めないと決めた以上、僕は資本主義の中の会社代表としてフロンティアの発掘に邁進するしかないな、あまりの暑さでボーっとするなか、そんなことを考える一日。
24 スタディグループ例会
 暑い暑い。午前中、涼しい事務所で仕事したが、いつまでもこもっているわけにもいかず、午後から外回り。農道を走っていくと、地平線の上に入道雲がにょきにょき出ていいる。あぁ、海なんか行くのは最高だろうなあ、この天気は。歯科医院を数軒回り、夕方例会会場へ。準備など。例会は何事も無く無事終わり(重複した表現だなぁ)、その後久々に若い先生らと焼肉を食べに行く。家に帰るともう12時近く。しばらく空けていたが、何事も無かった様子で一安心。何もかもが腐っていると思ったのだが。
 テレビをつけたら、外務省のハイヤー代詐欺事件が報道されていた。酔った頭でここでもズル、について考える。要するに、彼はズルしていたわけだ。いや、彼ばかりか、ズルすることこそが、その職場での常識となっていたのだろう。しかし、である。テレビの報道スタッフってズルしないのだろうか?まるで正義の味方のように憤慨しつつこの事件にコメントする人たちは、ズルしないのだろうか?そんなことはあるまいよ。社会人デビューしてはや15年、日本中がズルで成り立っていることはよーくわかっているつもりだ。バブルなんて、みんなでズルしてて、それが一斉に破綻しただけの話じゃないか。
 酔った頭で考える。この国は始まって以来、ずっとズルの歴史だ。それを否定する気はない。だからズルを認めて、誰よりもうまくズルし続けて成功するか、それを認めずに戦後の裁判官みたいに餓死するか、あるいは新天地を求め続けるのか。もしくは感覚を鈍らせて適当に生きていくのか。以前よりも切迫した時代に突入した分だけ、選択し続けることの醍醐味と圧迫感が増しているように思う今日この頃。酔ったので、寝る。
25 福岡出張
 暑い。毎日こればっかりかいてるな。でも暑いのである。午前中は出張の段取りをしたり。お昼に家を出て、南熊本のメーカーさんに車を止めさせてもらって、近くの駅から博多駅、そこから博多へ向かう。これから一泊の出張である。
 列車の中ではメールを書いたりなんだり。PHSって携帯と違って走行中は切れてしまうので、駅に入ったらすかさず接続して送信したり、なんてことを楽しむ。いよいよ特急つばめは博多駅に到着、確かに暑いが熊本ほどは無い空気を割って都ホテルへと歩く。異様に体格のよろしい外人さんが目立つな、と思ったら、世界水泳の選手らが大挙して滞在しているのであった。しばらくして待ち合わせの人らと合流、喫茶店で商談。その後中州へと移動し、居酒屋で熱く語り、昔行ったことのあるツェッペリンというものすごい名前のスナックに行って店が閉まるまで大騒ぎしてホテルに帰る。ちょっと昔にもどって飲みすぎたかな。今日泊まるホテルは5月にも泊まったエクレールという小洒落たビジネス。つい道端の屋台に入ってラーメンとビールを頼んでしまった。またデブになるかと心配される方、ご心配なく。しっかり部屋で戻しときましたし(笑)
26 北九州〜熊本
 目覚めは・・・当然良くない。だが例によって飲んだ次の日は早起き。まだ眠たいのに体が言うことを聞かないのだ。チェックアウトして地下鉄で博多駅へ向かう。若い女性が下着同然の格好で歩いているのがまぶしい。都会の朝の出勤風景と、深夜のランジェリーパブの風景の違いは周りの明るさだけだな。
折尾駅  ふらふらしつつ快速電車で北九州へ向かう。ご当地の歯科医院に久し振りに寄ってみる。最近テレビに出演したらとにかく患者が増えてしまって大変だという。噂に聞いてはいたが先生のスーパーマンぶりにはますます磨きが掛かっていて、オーラを感じてしまった。これじゃ患者もほっとかないだろうな、と思う。その後ソニックにちりんで博多へ戻る。それにしても派手な車両である。悪趣味とも言うのかもしれないが。
 めらめらと陽炎の舞う極暑の中、駅前の歯科医院へ。30分ほどご挨拶して同行者と別れ、つばめで熊本に戻る。駅の近くに止めておいた車に乗り込み、2件ほど営業。営業中に部下から電話が入り、またも事故を起こしてしまったと。貰い事故らしいが、当面の処理について指示する。それにしてもモノがぶっ壊れる強化月間がまだ続いているよ。
 いったん同行者のホテルにチェックインした後、いつもの店で食事。お互い疲れていたので22時には解散、ぼくは家に戻って、どうせ飲めやしないのにビールを開けて、案の定ほとんど残したまま寝てしまう。
27 仕事して、遊ぶ。
 8時前にホテルに行き、午前中は同行販売。だんだんと暑さが増してくる。やっぱ熊本は暑い。お昼は内装工事関係打ち合わせ。その後メーカーさんと餃子の王将に行ってたらふく食べる。その後久々に出社。2時間ほど仕事した後、Tシャツに着替えてかもなべ家へ。
 そう、今日はとある家族をクズポンチャーズに迎える食事会なのである。かもなべ娯楽の殿堂ビル予定地屋上にてビールを傾ける面々。無駄に多い(?)アウトドアグッズに囲まれわいわい飲む。しまいにパソコンを持ち出してエッチサイトにアクセスする有様。夜中まで騒いだ後、そのまま泊めて貰う。
28 怠惰な一日を満喫
 9時過ぎにかもなべ家三男に起こされ、怠惰な一日が始まった。午前中からネットしたり漫画読んだり、二度寝したり。ああ、なんと人間の本能的欲求に基づいた暮らしをしているんだ、かもなべ家は・・・・より強化されたかもなべ3人兄弟の行く末が恐ろしい・・こうやって「新生娯楽の殿堂ビル」建立のための準備が始まっているのだなあ。
 夕方から歩いて市内中心部に近い居酒屋へ向かう。今日は高校時代のクラブの同窓会(の準備会)なのだ。高校3年間は弓道部というただひたすら和弓を引いて的を狙うという生活をしていたものだが、そろそろそれから20年も経ってしまったので集まろうか、という企画である。今回から若手(つまり僕等以降)を中心に集まろうってんで、一つ上の先輩を除いてすべて後輩である。といっても総勢7名。4軒ほど飲み歩く。それにしても八代って街は何もかもが安い。3500円、2000円、6000円、4000円という費用であった。しかも行き帰り徒歩。これが熊本市内だったら、5000円、4000円、8000円、5000円、行き帰りで4000円、合計26000円ってとこだったな。ということは10000万円は得したってことか?
 かもなべ家に帰ったらかもなべだけが起きていてくれて、夜食の誘いを頂いたが丁重にお断り申し上げて専用室にてみたび惰眠を貪ることに。かもなべ家に連続2泊もしてしまった。
29 参院選と科学的愛情
岸和田博士の科学的愛情  目がさめると7時。付き人(このあたり専門用語が多くてわかんない方スミマセン)の作ってくれた薬膳カレーを11時くらいに胃に入れるとだんだん元気になってきた。あとはかもなべ家の秘蔵本「岸和田博士の科学的愛情」(トニータケザキ)をひたすら読み耽る。そのあいだかもなべ夫妻は参院選へ。かもなべ3兄弟が揃うも、みんなしてゲームしたり漫画読んだりとひたすらインドアの極致を体験する。すばらしい日曜日だ。それにしても彼らがアウトドアグッズを買い漁っているというのがにわかには信じられないぞ。
 2時過ぎに僕も国民の権利と義務を行使しに自宅に戻る。ビールで景気をつけて投票所へ。帰ってきてしばらく昼寝した後、F1ドイツGPを観戦、その後選挙速報を見つつ、2時ごろ寝る。暑い、暑い、体調が変になりそうだ。
30 夏ばて。
 案の定、目がさめたら脂汗で全身ぐっしょり。シャワー浴びたらなおさら気分悪い。会社についてしばらくしたら眩暈がしてきて、夕方いったん実家のベッドに入ったら19時過ぎまで寝てしまっていた。つけっぱなしにしておいて慣れないクーラーでなおさら体調が悪くなった感じだ。仕事するつもりが21時には部屋に引っ込み、テレビ報道などを見つつ寝てしまう。オーマイ、夏ばてなんて久し振り。
愛と幻想のファシズムしばらく  それにしても小泉首相の顔色悪いよなぁ。酷く体調悪そう。いま入院したり倒れたりしたら誰が彼の後を継ぐんだろうなんて考える。石原慎太郎か?そんな空想をしていたら、小泉が銃弾に倒れ、森前首相が官邸に復活、それに対抗する一部国民が武装蜂起し国会に突入なんてストーリーを思い浮かべてしまった。あれ、これって「愛と幻想のファシズム」(村上龍)だな。なんだか12年も前の小説なのに、だんだんと現実が追いつきつつある気がする。日韓の問題に対するネットの反応なんかみてても一部の退屈したフリーターが待望しているのは暴力と独裁による現状打破なんじゃないだろうか?僕も退屈した中学時代は大地震が来ることを熱望していたことがある。現状がどうしようもなく徐々に悪くなりつつあるのに、それを解放する手段としての戦争を我々は放棄している。しかし動物としてのエネルギーはその圧力を高める一方だ。何か、手段はないものだろうか?
31 妻子が帰ってきた
 体調悪いまま。なんだか脂汗がだらだら出てくる。午前中は休み休み仕事。それにしてもどうしてこんなに暑いんだ?なんだかその辺を歩くだけでぶっ倒れそうだ。先進国でこんなに暑い国は無いそうだ。中学の頃、日本は温帯地方、と習ったものだが、最近は熱帯と教えた方がリアルというものだろう。
 先日故障した営業車の代わりの車を見に行く。中古車でまったく同型車。程度も良さそうで、価格も安いので購入することに。ああまた50万の出費。お金ばかりが飛んでいくぞ、金策を考えよう。  夕方熊本に帰る。晩ご飯を食べがてらファミレスに入って2時間近く仕事。やはり会社や家よりこういう状況のほうが仕事に集中できる。かなり仕事が進む。21時過ぎ、熊本空港に到着、しばらく実家に帰っていた妻子を出迎える。元気そうで安心。家について子供と夜遅くまで遊んでいた(遊んでもらっていた?)。
 なんだか読み返してみると今月はちょっと語ってるなあ。こういうのを1年くらいたって読み返すとこっぱずかしいのだろうな。まあ、よい、インターネットはいつでも削除できるから。ということで今月もだらだらと長い日記を読んでくださった方、どうもありがとう。来月もまだまだ書くと思いますがお付き合いのほどを。

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